今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

人生、いろどり 7

2012-09-25 21:27:12 | ノーヒットノーラン
朗らかに、行こう。
徳島にある過疎の村のおばちゃんたちが、山にある「葉っぱ」を料理の彩りに使う「ツマ」として出荷して成功した実話にもとづく作品。「この年になって」「何も技術ないし」「そんなもの買う人いないし」「バカにされたら恥ずかしいし」…やめとく理由なら売るほどある状態のおばちゃんたちが、仲間と共にやりぬいて、生きがいを見つけていく。エンドロールにモデルになったホンモノのおばちゃんたちが出てくるんだけど、みんな笑顔が生き生きしてる。朗らかに過ごすことができる生きがいと仲間、家族。地位や大金やでかい家より、幸せに必要なのはそっちなんだなあって思ってしまった。
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コッホ先生と僕らの革命 6

2012-09-21 19:46:22 | ノーヒットノーラン
サッカーだからではないけど。
第1次大戦前のドイツにサッカーを持ち帰り、周囲の抵抗に屈しなかった先生と生徒たちの実話ベースの作品。設定やツールが違うだけで、ほぼ名作「いまを生きる」パターンというか、金八もスクールウォーズも大枠でいったら同じ。でもこの作品イマイチだったのは、先生の魅力が薄いところ。生徒たちは自由の象徴みたいな描き方をされているサッカーには夢中になるけど、先生はただそれを紹介してくれただけの人。実話だし、持ち込んだことも立派な功績なんだろうけど、こういう作品の主役としては弱い。別にちょっと下駄を履かせても良かったとおもうんだけど、それをやらないのが生真面目なドイツ人だからってことかな?
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Don´t Stop 7

2012-09-21 18:59:07 | ノーヒットノーラン
誰のため、ちゃうねん。
昔ヤンチャしてたけど、事故で下半身付随になったCAPというおっさんの夢「ハーレーでルート66を走りたい」を実現するため、高橋歩と仲間たちがアメリカを横断するロードドキュメンタリー。良かったのはCAPを助ける仲間たちが、彼のために「やってあげてる」 「一緒に行ってあげる」のでなく、「自分のためにやる」「これは俺たちの旅だ」という姿勢なこと。自分のために他人の幸せのお手伝いをする、そんな生き方を目指していきたい。なかなか難しいけど、そんな気持ちにさせてくれる1本だった。
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天地明察 6

2012-09-21 12:25:50 | ノーヒットノーラン
ロマンがあるなぁ。
江戸時代の天文学者、安井算哲の話。平和な時代とはいえ、斬り合いはほぼなし。星や太陽の観察と和算で正しい暦を作るという、ザ・アカデミックな話だけで全編引っ張れるのは、そこに今の時代にはなかなか感じられない夢やロマンがあるから。ただ′十数年たった割には誰も老けないし、ちょっと長すぎやなあ。
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鍵泥棒のメソッド 6

2012-09-19 22:09:29 | ノーヒットノーラン
キレイにセンター前なんだけど…。
1年以上前から楽しみにしていた内田けんじ監督の新作。「運命でない人」で衝撃を受け、「アフタースクール」でメジャーになってちょっとガッカリしたけど、今回はハードルを上げすぎたのか。堺雅人と香川照之という演技派の芝居はさすがだし、内容だって「普通に」充分面白い。でも、それで終わり。「運命でない人」で感じたカタルシスや驚きがなかった。ホームランバッターだって一発が出るのは何試合かに1度、ヒット打ったのにガッカリされたらたまらんやろうけど、それだけのバッターだと思うので、次の打席に期待!
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隣る人 6

2012-09-14 19:23:36 | ノーヒットノーラン
幸せやん、この子ら。
さまざまな事情で親と暮らせない児童養護施設を8年に渡って取材したドキュメンタリー。…というと「辛い環境に負けずに頑張っている子供たちに感動した」パターンの感想が出てきそうだが、そうではない。もちろん経済的に恵まれるわけでもなく、学校なんかで辛い思いをしていることもあるだろう。でも同じような境遇の子供と彼らをしっかり支えている保育士さんたちの共同生活は楽しそうにすら見える。実の親と一緒に暮らしていても、ロクに相手もされずにほったらかしの子供より、こっちの方がよっぽど幸せだ。つくづく思った、人間を支えてくれるのはスーパーマンでも絶世の美人でもなくて、隣にずっといて黙ってギュッとしてくれる人なんだって。
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ディクテーター 身元不明でニューヨーク 7

2012-09-13 19:00:52 | ノーヒットノーラン
見ないと射殺(笑)
「ボラット」「ブルーノ」で世の中をおちょくってきたサシャ・バロン・コーエンがまた、「言うと怒られること」を言うためだけに作った映画。そのギャグを理解して笑えば笑うほど、その人の品格が失われていく恐ろしい作品だ。(もちろん自分は大爆笑やった)大きくは風刺も入っているけど、ほとんどは下品とエロと差別。「ウンコ・チンコ」で喜ぶ子供と根本では変わらない。そんなくだらないことをゴールデングローブ賞までとった名士がやり続けている素晴らしさ!
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デンジャラス・ラン 4

2012-09-11 21:02:40 | ノーヒットノーラン
逆に驚いたかも。
デンゼル・ワシントン演じる「裏切り者のエージェント」と彼を捕まえるはずの若い捜査官が真実を知って…というビックリするくらい最近よくある物語。アクションは派手だけど、デンゼルも強いだけで、彼の魅力である知性がちっとも出てこないし、追っ手もただ銃をぶっ放すだけのチンピラばかり。組織の怖さとか、ワールドワイドな逃亡劇もなく、単にロケ代安そうなところで追いかけっこだけ。デンゼル使うなら、もっと脚本家が「アタマ使えよ」
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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 4

2012-09-08 00:43:13 | デッドボール
甘えすぎちゃう?
97年というからもう15年もやってきた「踊る」シリーズの最終作。ドラマ版はみてないけど、多分劇場版はちょっと文句言いながらも全部みているはず。それにしても今回はひどくないか?
ファンは否定するかもしれないけど、うそでも犯罪もののドラマ。手強い犯人を相手に刑事側がどれだけ頑張れるかが見どころだと思う。でも今回、犯人がショボすぎる。動機も人生かけてやるようなものだと思えないし、その背景も最近の警察物には5割くらいの確率で出てくる使い古されたもの。それを解決するのは青島の超人的なカンだし、最後のオチに至っては...。15年シリーズを作り続けてきたことには敬意を表するけど、画竜点睛を欠く。かっこよかったのはオープニングくらいかな。
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るろうに剣心 5

2012-09-04 00:01:12 | ノーヒットノーラン
電王vsスカルやられてもなあ。
原作は読んだことないので思い入れなし。でも「やっぱりジャンプのマンガだなあ」と感じてしまうキャラクターの軽さ。殺陣はスピード感でごまかしてあるし、記号みたいな登場人物ばかり。香川照之とか仕事選べよ!ストーリーもただ勧善懲悪の闘いばかり続き、クライマックス前に眠くなってしまった。あれなら仮面ライダーそのままやっておいた方がまだマシかな
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最強のふたり 6

2012-09-03 21:27:38 | ノーヒットノーラン
最強かぁ?
全身マヒの富豪と、彼の世話をすることになったちょい悪黒人兄ちゃんのバディもの。実話ベースの物語だそうだが、性格・境遇・地位などほぼ正反対に近い2人がお互いに心を通わせ、少しずつ影響を与えていく様子は見ていて楽しくなってきた。ただそれ以上が何もない。実話だから仕方ないのかもしれないけど、二人は幸せに暮らしました、おしまい。ってやられてもなぁ。ハードル上がってただけに物足りなさを感じた。
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