今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年 7

2016-02-24 19:35:39 | ノーヒットノーラン
時間って、恐ろしい。
阪本順治監督が辰吉さんの25~44までの20年間を撮りだめたドキュメント。といっても試合や練習の画はほとんどなく、節目ごとにほぼ毎年やったマンツーマンインタビューが大半。辰吉タイマンインタビューの定点観測だ。恐いものなしの20台からケガと戦った30台前半、父の顔を見せた30台後半から、周りから呆れられても現役にこだわる40台。そんな男の変わっていくところ、変わらないところをシンプルに捉えた映像には重みがあり、ほぼ同世代の自分には考えさせられることも多かった。目の鋭さは相変わらずだけど、白髪まじりになり口もモゴモゴなジョー。それでも現役にこだわり、本気でチャンピオンになるつもりでいる。そんなすごい男が見えない明日が、自分に見えてるのかどうか?やりたいこと、やるべきことは何か…う~ん。
コメント

ヤクザと憲法 6

2016-02-19 21:52:12 | ノーヒットノーラン
気持ちはわかるけど。
ドキュメントに定評のある東海テレビがヤクザの事務所にカメラを入れたドキュメント。平日の昼なのにミニシアターは満員立ち見。それだけ「恐いもの見たさ」が多いんだろう。確かにミナミの帝王や仁義なき…でなく、リアルなヤクザ事務所や彼らの言葉・生活は新鮮で「動物園に行く感じの好奇心」は満たされた。でもそこに重きを置きすぎ、タイトルにあるヤクザへの人権侵害、強いはずなのに弱い立場のヤクザの現実などの描写が物足りなく、ドキュメントとしては「ホームレス理事長」のほうがはるかにいい出来だった。やっぱりヤクザなんだから、パンチ利かせてもらわな。
コメント

ホテルコパン 5

2016-02-17 20:59:18 | ノーヒットノーラン
ハードル上げすぎたかな。
友人が2月にして「今年ナンバーワン邦画」とまで言うから見に行った。長野の今は寂れたホテルを舞台にしたグランドホテルもの。市原隼人が頑張ってたのはわかるけど、それぞれの登場人物の抱える闇がベタすぎるのと、意味のない伏線ぽいものがあり、どのキャラクターにも感情移入できなかった。展開も?な部分が多く、低予算映画の寒々した感じが物語の寒さに拍車をかける。今年もたくさん、映画見なくっちゃ。
コメント

スター・ウォーズ フォースの覚醒 6

2016-02-15 08:55:24 | ノーヒットノーラン
フォースよりブランド力。
公開から2ヶ月弱、ようやく見に行けた。というのもテレビでやっていたエピソード1とかを見た息子たちがどはまり!4歳の息子がマスターヨーダごっこを繰り広げる中、お父さんだけ見に行くわけにいかなくなり、ようやっと家族全員で観賞となった。ストーリー上は繋がってる「ジェダイの帰還」から物語上もリアルタイムでも30年以上。かつてのヒーローたちの老化に驚き、変わらない闘いに安心する。息子が言ってたけど、エピソード1からフル出演のR2D2なんてもう70年くらい動いてるし、その間帝国軍も反乱軍もあまり進化してへん。まあそれでも次が楽しみで仕方ないのがこのシリーズの重みなんだけど。
コメント

ドラゴン・ブレイド5

2016-02-15 08:43:23 | ノーヒットノーラン
へーきんてん。
我らがジャッキー・チェン主演の歴史物。さすがにアクションシーンは減ってるけど、おなじみ石丸博也さんの吹替えで見ると昔がよみがえる。シルクロードの防衛隊長と国内のいざこざから逃亡したローマ軍の将軍の友情を描いてるんだけど、ローマ側のジョン・キューザックが薄い顔でローマ人に見えない。友情と部族間の団結が巨大な力に立ち向かい平和を勝ち取る。安心感はあるけど、パンチはない。最近のジャッキーこんなんばかりだなぁ。
コメント

DOG LEGS 7

2016-02-11 16:00:56 | ノーヒットノーラン
ガチンコは強い。
タイトルと同名の障害者プロレス団体を扱ったドキュメント映画「無敵のハンディキャップ」を見たのは大学生だった頃。あれから23年、まだ団体が継続していたことも、闘い続けてきた男たちがいることも驚いた。最近でこそTVの「バリバラ」などもあって障害者に対しての捉え方もかわっている部分はあるが、基本的には助けてあげないといけない、弱い人というのが一般的。でもここは違う。プロレスとは言っているが、真剣勝負。しかも健常者が障害者をボコボコにすることもある。でもそこにあるのは色眼鏡をかけることなく、1対1でガチンコで向き合う男たちの姿だ。安全や無難ばかりを重視し、踏み込んだ関係やリスクをとらない生き方をしがちな我々にガツンとカツを入れてくれる本気の映像だった。
コメント

さらばあぶない刑事 6

2016-02-01 21:26:30 | ノーヒットノーラン
同窓会と同じ。
ドラマは本放送でなく、夕方やってる再放送を見ていた中学生だった。あれから30年弱、タカやユージは定年どころか65、パシリの仲村トオルも50歳。でも相変わらずの物語軽視、アクションと見た目重視のバブル全開をやりきったことに拍手。悪役も火薬の匂いとホテルのバーでの出会いだけで嗅ぎ付けられる脇の甘さ。でも、懐かしかったら許される。
コメント