今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

日々ロック 7

2014-10-29 19:21:55 | ノーヒットノーラン
バカだよなぁ。
「サイタマノラッパー」シリーズの入江監督がメジャーで撮ったロック映画。この監督の作品は音楽の良さだけでなく、「カッコ悪いカッコ良さ」がしっかり詰まっているから素晴らしい。ちょっとやり過ぎな面はあるけど、童貞パンクのダメダメなパワーも打ち込み系の空虚な感じも出てたし、曲もしっかり作ってあった。粗いように見せかけて、さすがプロ!という仕事だった。上映中はリズムとってたし、終わってちょっと元気になれて…唯一残念だったのは二階堂ふみは女優でシンガーじゃなかったってとこ。あれ何とかならんかったかなぁ。
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イコライザー 6

2014-10-27 19:46:19 | ノーヒットノーラン
こんな展示品いやだ!
ハリウッドの中井貴一こと、デンゼル・ワシントンが元CIAを演じたアクション。簡単にいうとハリウッド風必殺仕事人だ。元は凄腕のエージェントだが今は過去を塗り替え、コーナンみたいなホームセンター勤務のおっさん。それがある事件をきっかけに封印をとくことになり…とにかくメチャメチャ強い。ミスや計算違いはほぼなくノーダメージ。多分沈黙シリーズのセガールと同格だ。さらにクライマックスはホームセンターでなんだけど、棚の商品を使いまくって悪党を始末する感じは大人のホームアローン!ただ使った商品の血をぬぐって棚に返すのは勘弁してほしいなあ。
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サスペクト 悲しき容疑者 6

2014-10-24 21:41:06 | ノーヒットノーラン
骨太!
祖国に見捨てられた北の工作員が、家族を殺した犯人を追うためにひっそりと韓国で生活していたが、陰謀に巻き込まれ…冒頭で言い訳するのはどうかと思うけど「ボーン…」シリーズみたいなスパイものだ。序盤たるいところもあったけど、迫力あるアクション、メチャメチャ派手なカーチェイス、アイドルでなく適度にくすんだ味のある役者、そしてスパイの存在をすんなり理解できる環境。これは日本では作れないわ。バタ臭いマット・デイモンなんかより、この映画のコン・ユのほうが工作員としてずっとしっくりくるし、アクションも全く遜色なかったと思う。まあストーリーはほぼ添え物レベルだったし、コン・ユとパク・ヒスンが小市慢太郎も金子賢に見えてしかたなかったのはあるけど。
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ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ 7

2014-10-21 18:21:29 | ノーヒットノーラン
前作超えとる。
テレビは見たことないけどこりゃすごい。バラエティーでタレントが遊ぶのを見て楽しむパターンがあるけど、劇団ひとり1人のために仕掛けられた壮大な映画ゴッコ。乗りまくるひとりもすごいし、仕込む側の凝り方も素晴らしい。両者とも映画のベタを知り尽くしていてその上で遊ぶ。一流ミュージシャンのアドリブセッションを見ているような感じ。こういう「大人の本気の遊び」はやっぱり見る側もちゃんと本気になってタダのテレビでなく、おカネ払った劇場で見るべきだと思う。メチャ笑ったし、いいもん見せてもらったわ。
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悪魔は誰だ 6

2014-10-20 22:06:32 | ノーヒットノーラン
ちょっと卑怯な部分もあるけど。
15年前に起こり時効になった幼女誘拐と今の事件を重ねて展開する韓国発のミステリー。重ねあわせて出てくるエピソードがなんなのか?混乱することもあるけど、そこを含めて良くできたミステリーだと思う。ただ観客をミスリードする、その伏線を回収することに力を入れすぎている感じもした。そう、ホントの悪魔なんておらんねん。
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ザ・テノール 真実の物語 5

2014-10-17 18:28:58 | ノーヒットノーラン
タイトルに自信のなさが…。
アジア最高のテノールと言われながら、がんで声帯を痛めた韓国人歌手と、彼の復活を支えた日本人プロモーターのタイトル通り、実話だそうだ。だから何とか持つけど、創作だったらボツになりそうな予想通りの展開が続く。それを支えるのがこれまた輪をかけてベタな頑張れメッセージ。え?という出来事が北乃きいの唄ぐらいじやなぁ。
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ミリオンダラー・アーム 6

2014-10-14 21:17:40 | ノーヒットノーラン
頬っぺたつねってみて。
崖っぷちのエージェントが野球はないけどクリケットは盛んなインドで公開オーディション番組を使い、ピッチャーの才能のある若者を探す。選ばれた野球未経験の若者を試行錯誤しながら鍛えてメジャーの入団テストに挑戦させる…んなアホな!という話だが、これが驚いたことに実話だそうだ。村を出たことすらない青年に与えたメジャーリーグというビッグチャンス、野球にとって未知の大国インドの可能性、いろいろ面白いポイントはあった。またええ話でもある。ただイマイチ乗れないのは「そんな簡単に入れるン?」というメジャーへの憧れを汚された感じがするのと、この話の企画が主人公のモデルである男から持ち込まれたらしいこと。結局カネなんやんかい!
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ジャージーボーイズ 6

2014-10-14 21:17:24 | ノーヒットノーラン
キャンドル~ライトが~♪
クリント・イーストウッド監督によるブロードウェイミュージカルの映画化。60年代に活躍したフォーシーズンズというバンドの出会いから葛藤、栄光、挫折、そして和解までを描いた物語だ。バンド名は知らなかったけど、曲は聞いたことのある大ヒットナンバーばかりで、こりゃミュージカルは楽しいわという感じだ。実際、試写を終えたエレベーターでじいさんたちがウキウキしてたもの。
世代の違う自分が思い浮かんだのはチェッカーズ。久留米から出てきてスターダムに、そして解散、確執の発覚…。国も規模も違うけど、やっぱりそういうのってどこでも一緒なんだろなぁ。ただどうしてこの映画を今、イーストウッドが撮るのかは疑問。シルバー映画専門にはなってほしくないなぁ。
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蜩の記 6

2014-10-14 21:17:06 | ノーヒットノーラン
ただただ反省。
役所広司、岡田准一による誇り高く生きたサムライの物語。欲に囚われることなく、為すべきことを為すべき時に勇気を持って為す。祖先たちが作ってきた日本人の誇りを見せつけられ、怠惰な自分の生活が恥ずかしくなるばかりだった。まあ欠点があるとすれば、説教くさく堅苦しいのと、欠点がなくて人間ぽくないことか。余談だが、大学生の時「蜩の会」というプチ団体を作っていた。どこのゼミにも入らず、入れず、やる気のないダメ人間の集まりだった。主な活動は週一で学校に行ってトンカツを食いにいくことだけだったが、悔いはない。
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ふしぎな岬の物語 3

2014-10-14 21:16:45 | ノーヒットノーラン
多分、ホンマに魔女だ。
岬にある喫茶店に集まる人たちの物語。阿部寛、竹内結子、鶴瓶さんが出演。監督だって八日目の蝉の人。ええ感じやん、そう思ってたら端に見つけてしまった…吉永小百合の文字。しかも企画まで。
あとは予想が全て悪いほうに当たるばかり。不自然な彼女中心の人間関係。それを描くための薄っぺらいエピソードの積み重ね。それがみんなわかってるはずなのに実現して全部自分の色に染め上げてしまう。やっぱりスターはちゃうわ。
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レッドファミリー 7

2014-10-08 15:12:05 | ノーヒットノーラン
ずっと歯ぎしりしてた。
舞台は韓国の隣り合う2軒の家。片方は毎日ケンカばかり、もう片方は仲睦まじい理想的な家族。でも理想的なほうは北の工作員たちによる偽装家族だった。予告ではもっとドタバタなコメディ感がある話に見えたが、本編は違った。常に監視された工作員たちにとって、全てが本国の家族を人質に取られた上の行動。滑稽な状況だって彼らの心情を考えたら笑うに笑えない。「自分の家族を守るために他人の家族を殺す」そんな残酷な仕打ちってあるだろうか?自分だったらどうする?見てて切なくて仕方なかった。南北の悲しい状況と家族の定義を絡めた巧みな物語。さすがキム・ギドクだ。
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アバウト・タイム 7

2014-10-02 17:37:25 | ノーヒットノーラン
そうやねん、やっぱ。
「暗い個室で目を閉じてイメージしたら、自分の過去に戻れる」能力を持った青年のラブコメディだった。失敗ばかりの人生も2度目ならうまくいく、セーブしたRPGみたいな都合のいい話に羨ましさを感じつつ、退屈にも思っていた。しかし後半グッと物語が変わる。父親が教えてくれた人生を幸せに過ごすコツ。共感する箇所もたくさんあって、見終わってすごく清々しい気持ちになれた。まあ、頭の隅でいつにタイムスリップしたいかは考えるけど
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