今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

連合艦隊司令長官 山本五十六 5

2011-12-28 22:00:28 | ノーヒットノーラン
準備が足りない!
開戦から70年。戦争を知る世代も少なくなった今、それでも名前くらいは知っている名指揮官の本当の姿を描いた作品。役所広司の演技もよかったし、真珠湾攻撃の司令官が講和論者だったという事実も驚いた。ただそんな常識をひっくり返した物語なのに「なぜ?」の説明がほとんどないのが残念。五十六がどんな育ちで、どう成長し、誰に影響され、なぜその考えに至ったのか?脚本家や監督は資料を読み込んで知っているかもしれないが、観客はポカーンだ。素晴らしい事実を羅列されて、顔だけで演技されても、さすがにそこまで察しろってのは無理だ。いくら巧妙なトリックでも、犯人に動機がないとサスペンスは盛り上がりに欠けるのと同じ。人物を描くならちゃんと土台からやらなあかん。
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ニューイヤーズ・イブ 6

2011-12-27 21:34:59 | ノーヒットノーラン
まるで紅白!
豪華な面々によるオールスター群像劇。大晦日の1日をいろんな環境や気持ちで過ごす人たちのミニストーリーが絡み合って…だけど、内容なんかどうでもいいんちゃう?いろんなことがあった2011年を、観客ひとりひとりが振り返るための機能的な映画だわこれ。震災があった、息子が産まれた、ニュージーランドに行った…この映画のことはすぐ忘れるような気がするけど、今年のことは結構覚え…いや、来年をもっと記憶に残る年にしよう!
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ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル 6

2011-12-22 23:16:41 | ノーヒットノーラン
まるで全日本プロレス!
トムクルーズ主演のTHEハリウッド!王道ど真ん中な1本だ。敵が誰とかどんな話だとかはあんまり関係ない。トムと仲間たちが秘密道具を使って色んなところに侵入したり、脱出したりの繰り返し。人数も男女構成も、ちゃんととっつぁんが追いかけてくるあたりも、ルパンとおんなじだ。いろいろあった1年の終わりにスリルと痛快さで心の大掃除するのにはいい作品かな。でも最近のこの手の映画で残念なのが、スパイ道具が何でもパソコンじかけになっちゃって、驚きがないところ。もっと藤子先生を見習わなきゃ!
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エイリアンビキニの侵略 3

2011-12-22 20:41:42 | ノーヒットノーラン
あ~あ。
タイトルと予告にやられちゃった。「地球に飛来したエイリアンが、自分の子孫を残すため美人に乗り移り、貞操を守ろうとする童貞の精子を奪おうとする」。設定はダメ映画的にはほぼ満点だ。頑なな童貞を責めるシーンは痴女ものビデオみたいで、面白い部分もあった。でもあとはほぼ0点。アクションも設定の回収も不必要な血まみれも最悪。低予算というより、造りの雑さが目に余った。落差有りすぎやわ。
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マイウェイ 5

2011-12-21 00:41:40 | タイムリーヒット
やっぱ、大陸の人なのね。
「シュリ」「ブラザーフッド」とかの監督による大戦もの。抑圧した日本人と実力は上なのにそこに耐えた朝鮮人の友情のドラマ…ということにはなっている。
正直、画面はすごい。戦闘シーンのスケール、迫力あるカメラアングルはハリウッドと比べても全く遜色ない。でもハリウッドと同じく心にちっとも響かない。
序盤、徹底して悪者でセコい奴として描かれる日本人像に対しての反感はたしかにあるにしても、主人公が祖国に帰りたい、家族と元の生活をしたいというモチベーションのもとになる描写があまりにも貧弱。
動機のない犯罪や事件はどうしても登場人物に感情移入できないので、理解も共感も難しい。パターンとしてはよくできてるけど、上っ面にみえてしまうのはとても残念な作品かなぁ。
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RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 6

2011-12-15 21:00:02 | ノーヒットノーラン
オヤジ、元気にしてるかな?
定年という人生の折り返しを迎えた夫婦が、これからどうするかという話。自分にはまだ20年以上先のことだから、共感というにはまだ青すぎる。三浦友和に勝手に重ねたのは自分のオヤジだった。オヤジもあの世代の典型的なサラリーマンで家や子供のことはオフクロに任せっきりだった。幸い?ウチはオフクロが家出なんかしなかったけど、山ほど腹のたつことはあったに違いない。でもそれでも別れない夫婦の絆みたいなものをジワーっとかんじさせてくれたのは主演二人の演技力だろう。前作の中井貴一はそのあたりが押し付けがましかっただけに、こっちの方がちょっとオススメかな。
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けいおん! 4

2011-12-12 22:08:16 | ノーヒットノーラン
お~い、戻ってこいよ。
存在は知っていたけどTVは一切見ずという状況も、男の求めるファンタジーというジャンルも「モテキ」とかぶる。でも何なのこの違い!女子という生き物に対しての妄想が膨らみすぎて現実から乖離しすぎている彼らが、どうやってあの恐ろしい性と向き合うことができるのか、他人事ながら心配になった。唯一ちゃんと作ってあるなと思ったのは音楽。でもライブ感のある音と全くそれを感じさせない画。わざとの部分もあるとは思うけどアニメーションの限界なのかなぁ?いずれにせよ、生とも性ともちゃんと向き合ってほしいとおっちゃんは思ったぞ。
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ピザボーイ 3

2011-12-07 18:31:37 | ノーヒットノーラン
なんやねん?これ?
フェイスブックの兄ちゃん主演のコメディということで映画会社も買ったんだろうけど、ヒドい。下ネタがどうとかじゃなくて、全然笑えない。ひたすらレベルの低い兄ちゃんたちが起こす、頭の悪い騒動をダラダラ見せるだけ。共感できないどころかイライラする。ああいうのを喜ぶダメなヤツが多いアメリカって、やだなぁ。
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タンタンの冒険 5

2011-12-04 22:53:02 | ノーヒットノーラン
だから、できるのはわかったから!
スピルバーグ、ピータージャクソンによる有名コミックの実写化じゃなくて3DCG化。もちろん元は平面のマンガだったわけで、実写となるといろいろイメージの違いもあると思うけど、あそこまで生々しくするなら、実写+CGの方が楽だったんちゃうかな?大人のカネも技術も持った2人が、俺たちこんなスゴいことできるんだぞ!と自慢したいのは勝手だけど、アクションシーンも緩急がなくてピークばかりだから最後は疲れるし、終わって何も残らない。どうせ何も残らないから、トムとジェリーとか作ってほしかったなぁ、超リアルに(笑)
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ナニワサリバンショー 5

2011-12-01 21:18:40 | ノーヒットノーラン
あ、これは映画の方の点数だから。
忌野清志郎が晩年大阪城ホールでやっていたトリビュートライブ映像の映画化。曲と曲の間を大阪の街やラジオスタジオを舞台にした小芝居でつないでいく形は大いに違和感を覚えた。でもそれをカバーしていたのが、やはり清志郎さんの歌声。斉藤和義、山崎まさよしら、なかなかのメンツを全く寄せ付けない圧勝。もちろん自分の曲というホームでの戦いだけど、声のオリジナリティとそれにピッタリハマった歌詞とメロディー。売るために、工業的に作られることが多い今のアーティストの作品とはレベルが違うのは当たり前か。やっぱり生で聞いてみたかった。
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