今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

TAXI NY 4

2005-01-29 02:42:55 | デッドボール
カルフォルニア・ロールみたいな映画。

リュック・ベッソンのヒット作をハリウッドで焼きなおしたらこう歪みました、という作品。
ストーリーの薄さは元の映画もそうだし、気にしない。舞台をニューヨークにしてぶっ飛ばす、それだけでいいやんか。何であそこにセクシー姉ちゃんとか、ダメ刑事の小学生レベルの面白コントが必要なわけ?

多民族国家アメリカって、柔軟に他国の文化を受け入れるのはいいところだけど、どうしてこうも目が腐ってるかなぁ。SUSHIにはアボガドとかとんでもないもん巻くし、NY42丁目の吉野家で見たベジタブルボウル(写真)には卒倒した。ブロッコリーとニンジンとカリフラワーもちろん肉はゼロ。拷問みたいなメニューだ。牛丼をどうアレンジしていくとこうなるわけ?

オリジナルを作るセンスとアレンジするセンスって違うんや…つくづく思った。もうすぐ公開される「Shall We ダンス?」がちょっとコワい。

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レイクサイド マーダーケース 5

2005-01-28 02:09:40 | タイムリーヒット
終わりよければ全てよし!

…という言葉があるけど、ということはこの作品はあかんわな。
東野圭吾原作のミステリー。舞台は中学受験対策の親子合宿。役所広司とトヨエツ。予告を見て面白そうな空気だったので劇場に行った。
湖畔の別荘で展開していく物語は映画より舞台向きだなと思ったけれど、柄本明の存在感に加え、夫婦役で登場する鶴見辰吾と杉田かおる(ということは、あの男の子は歩くん?)。条件は充分だったし、途中まではバッチリだったと思う。

物語のカギになるのは親から子への愛情。子供を幸せにするためなら何だってするという親の気持ちは、最近親になった自分としてはすごくよくわかるし、中学受験も経験しただけに子供の方の気持ちもわかる。

ただ、やったことの後片付けはしようよ。
「皆さん、見てくださいよぉ!」と指示した伏線がほとんど投げっぱなし。何の解決策もみせずに「え?」誰もが首をかしげる唐突なエンディングを迎える。あれじゃ、アンケートの結果が悪くて打ち切りになるジャンプの連載みたいだ。

だいたいフジテレビ製作なのに全く当てる気が見られない。CM見たことないし、なんでこんな地味なん?タレントに例えると写真の彼みたいな映画だと思う。1年ぐらいたってから深夜3時ぐらいにひっそり放送されてそうだ。

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オーシャンズ12 3

2005-01-23 01:32:16 | デッドボール
金払って、付き合わんでもええんちゃう?

俺が「黒板をツメで引っかいた音」の次に嫌いな「セレブ」という言葉。その皆さんが「俺たちって何しても画になるでしょ」というのを見せつけたいだけの泥棒ゴッコ映画。スタイリッシュなシーンとセレブの内輪ウケを彼らのツレのカントクがつなげましたという作品だ。
だいたい、12人も仲間がいながらレギュラー陣と控え選手に差がありすぎる。セリフやシーンはもちろん、ポスターにも入れてもらえないマイナー組の扱いはひどい。巨人で言ったら高橋由伸と
黒田くらい差がある。8回からの守備固めにしか使わないんだったら人数に入れるなよ。

有名人による自己満足のゴッコ遊びという点では「恋するハニカミ」と大して変わらない。
俺もあのグループに入って…想像するのは勝手だが、なれても今回全く活躍しない身軽な東洋人(写真の男にソックリ)が関の山だ。

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北の零年 2

2005-01-21 01:57:30 | 危険球退場
皆さん、これ日本映画ちゃいますよ!「東映」映画ですから。注意!

興行成績2位(今日現在)のヒット!という割には金券屋で前売りが800円だったから見に行ったんだけど、期待通り後悔した(日本語ヘンかなぁ?)。

今みたいに機械も何もない時代、人力だけで北の大地を開墾した人々には敬意を払えるし、そこには壮絶なドラマもあったんだろうとは思う。ある意味、ハリウッドでもある開拓もの、先祖万歳的な映画なのにどうして日本で作るとこうどんより薄暗くなっちまうかなぁ。しかもそれを還暦直前のオバハンのプロモーションビデオの背景にするのは祖先にも失礼やろ!

冒頭から近親相姦みたいなキツいキスシーンで客席をひかせたと思ったら、北海道の吹雪よりよっぽど寒いセリフを連発し、キレイ事だらけのデキの悪いミュージカルみたいな展開で3時間…。見てる間に新幹線で東京行けるわ!

どっと疲れて劇場出たあと、パンフレットみたら「脚本 那須真知子」。でた!2004年ワーストを飾ったデビルマンと同じ。東映さん、頼むから日本映画の平均点を下げるのはやめて!アニメだけ作ってて(涙)

不眠症の若者にはもってこいのこの映画、サユリスト代表の彼なんかはどういうんだろう?とても気になる。

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東京タワー 3

2005-01-19 08:43:27 | デッドボール
期首特番でカネ取っちゃあかんやろ。

「大人のオンナと若い男のコの不倫」ジャニーズのガキは誰でもよかったけど、「失楽園」の黒木瞳と「ヴァイブレータ」の寺島しのぶに期待して見に行った。でも、一言感想「ダルい。」
いきなり冒頭で「日テレオリジナルムービー」と出てヤバイと思ったけど、公開して、DVD売って今年のクリスマスあたりに9時からテレビで流すのがミエミエの企画だ。

この2人の女優を使うならもっと「生々しい」映画にすればよかったのに、「恋する自分に憧れているバブルの残党OL」をターゲットにしているのか気持ち悪いくらいキレイで現実味がない。
出てくるのはバカが喜びそうな夜景の東京タワーとセレブ?な生活。CMプランナーのダンナに青山のセレクトショップ、おまけに21のガキが部屋で流す音楽がラフマニノフ?パーティーでシャンパン飲んで留学先はパリ?広告ばかりで重い女性誌をそのまま具現化したような中身の薄さ。そしてそんな雰囲気に酔ったままダラダラと余韻に浸るシーンが長いのなんの。いいかげん目ぇ覚ませよ!

まだ寺島しのぶのほうが中途半端に美人じゃなくてリアリティがあった。でもオカダくんが食うのはオカンの友達だし、マツジュンが食っちまうのは友達のおかん。「あんな美少年と恋してみたい」憧れんのは結構だけど聞いたことあるか?
現実は写真の彼くらいやと思うぞ。カネはもってるけど。

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ネバーランド 5

2005-01-17 02:05:08 | タイムリーヒット
大人になったのって、いつやったかなぁ?

永遠の少年、ピーターパンを書いた作家とモデルになった家族の物語。未亡人が抱える不幸な4人の兄弟と「子供らしさ」を失わずに遊ぶ劇作家。少年たちも劇作家の影響を受け、「想像力や信じる事のすばらしさ」を知りつつ少しずつ大人になっていく。キレイすぎる話だけに実話が元になっていると聞いて驚いた。

俺も子供と遊ぶのは大好きだ。大人は金がないと遊べないが、子供たちは何でもおもちゃに変えてしまう。その想像力、そして創造力には本当に学ぶところが多い。「ゴッコ遊び」なんて大人になると恥ずかしくてできないが、スイッチを切り替えて見ると何かになりきるってすごく楽しいことなのだ。(イメクラとはちょっと違うが…)
だから映画の中に登場した「いつも子供の相手をしてもらってありがとう」というお礼に劇作家が「遊んでもらっているのは僕のほうですから」と返す場面にはとても共感を覚えた。

でも最近のガキを見ると「買ってもらった、与えられた」道具でしか遊んでないように思える。おもちゃも発達してるし、少子化で子供にかけるカネも増えたから多少は仕方がないかもしれない。でも、人間にあって他の動物にない力「創造力」の基礎は絶対、「何もない条件で工夫して遊ぶ」事から始まっているはずだ。
息子にはおもちゃは買うまい。でも、あの可愛さでねだられたら断れるかなぁ…。新米パパはそんな事を考えてた。


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銀のエンゼル 6

2005-01-15 01:13:09 | タイムリーヒット
見終わった後、とてつもなく→が食べたくなった。

幸せになるためには何かがちょっとだけ足りない。それをあと1枚の銀のエンゼルに例えるあたりは、さすがミスターだ。街のホットステーションというより、現代人の止まり木みたいな存在のコンビニ。そこに集まる人々のドラマはよく作ってあったと思うけど、少しムダなキャラが多く、その分ちょっと中途半端な感じがした。
スリルもサスペンスも謎もアクションもない、普通の人々のなんでもない毎日なんだけど何か心地よくて、ほっこりした気分になった。重松清の小説とか好きな人にはオススメかも。

映画館でてからガストに行ったけど、クリームどころかシチューもなくて、唯一あった鍋が和風すき焼き定食だった…。クリームシチューってあんまり店で出してないよね。大阪でおいしい店があったら教えてください。

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戦争のはじめかた 5

2005-01-14 00:51:15 | タイムリーヒット
いきなりだが、前言撤回!

簡単に説明すると冷戦時代、ドイツに駐留していた軍人が悪いことに手を染めたり、仲間内で勝手に揉めてましたよ~という暴露話。フィクションではあるけど似たような話はゴロゴロしていたみたいで、そりゃ血の気が多い奴らを退屈なままほっといたらしゃあないな、という話だ。

元々はアメリカの小説。こんなテメエの国の軍隊の悪口をピューリッツァー賞フィクション部門にノミネートするあたりは「やるね!アメリカ」と思ったけど、そこからがいけない。イギリスで映画化された後、全米公開の直前、あの9・11同時多発テロが起こった。試写をみた人が言った「この映画は事実を描いてるけど、この時期にそれを公開すべきじゃない」。そこから公開は延びに延び、2年たってコソっとやっただけだそうだ。

下の2作品やスーパーサイズミー、M・ムーアの作品などを見て、マイノリティーにも発表の場を与え、それを受け入れる土壌のあるアメリカをちょっとうらやましいと思っていた。でも、この件に関してはそうでもないみたいだ。お上や世論を気にしての制作側の自主検閲。自由と平等の国?期待していたのにちょっと肩透かしを食ったような気分だ。

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ふたりにクギづけ 8

2005-01-13 00:09:44 | 逆転サヨナラHR
絶対メジャーで公開するべき!

昔で言うシャム双生児(ベトちゃんドクちゃんみたいな人。今は結合双生児というそうだ)の兄弟が主人公。これまでの障害者を扱った作品はたくさんあったけど、「障害に負けないで頑張りぬいて感動」とか「ある部分は劣ってるけど、代わりに授かった特殊な能力を生かしてハッピーエンド」とか妙にキレイな映画が多かった。これは違う。思い切り笑い飛ばしちまう映画だ、すごい。

日本における障害者って妙に「かわいそう」とか言って特別扱いを受ける。例えば道で何かに滑って転ぶ。健常者のツレなら指差して大笑いだが、障害を持っている人だったら駆け寄ってきて「大丈夫!?」きっと大騒ぎである。でも、彼らの本当に望んでるのはきっと「みんなと同じ扱い」。だったら、そんな失敗だって大声で笑い飛ばせる事こそが、本当の仲間なんじゃないか?この映画を見てつくづくそれを感じた。そしてこんな映画や↓の映画が生まれ出てこられるアメリカの懐の深さをちょっとうらやましく思った。

困っている人を見たら手伝ってあげるのは健常者だろうが障害者だろうが当たり前のことだ。だから道徳の時間とかで乙武さんとかの話をして「頑張っててえらい」とかいう、一見いい意見のような心理的差別発言をするガキを育てるヒマがあったら、こういう映画を見せてやって欲しい。何でこれが東京や大阪でも単館上映やねん!しょーもない映画はとっとと打ち切ってこっちに変えろ!

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ジャッカス・ザ・ムービー 6

2005-01-12 23:17:32 | タイムリーヒット
エロはゼロ。でも男子の男子による男子のための映画だ。

MTVで放送されていた史上最低テレビ番組の映画版。ストーリーなんて全くない。スタントマンが痛い・汚い・人に迷惑など「ありえねー」遊びやイタズラをCGでなくホントにやっちゃう。たけしのお笑いウルトラクイズとかガンバルマンをもっとエグくした感じといえばわかりやすいかな。アメリカでは真似するガキとかバカが大量発生して社会問題になったらしい。

ホンマくだらなくておもろいけど、飲み屋で未だに「○○のちょっといいトコ見てみたい~♪」とか言ってるとか、酒が強いのがちょっとカッコイイことだと考えているオツム高校生レベルの奴らは絶対に見ないでくれ、人に迷惑かけちゃうから。

映画って夢の世界を疑似体験させてくれる空間だけど、こういうのもある意味「普通考えられない世界」だから、ありだなと思った。笑い的にはちょっとレベル低いな…って思うけど、友達のゲロとかウンコとかで大笑いできたガキの頃を思い出せるヤツなら十分楽しめる。ただ、お笑い好きでもアンガールズが好きとか言う婦女子を連れて行くのはやめといたほうがいいかも。

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インストール 4

2005-01-10 03:14:03 | デッドボール
↓のすばらしい作品を見た後だったので、その対極にあるこの薄っぺらさが何とも我慢ならなかった。

ドラクエが流行った時に言われてたことだけど、人生にはリセットボタンもないし、死んでもゴールド半分で復活出来るなんて便利なシステムはない。生きている間にOSを入れ替えたかったらカルト教団に入るくらいしかないわ。
芥川賞受賞作というのがかえって邪魔になって読んでなかった作品だけど、インターネットと清純そうな女子高生とエロというミスマッチがこの作品の評価を妙に膨らましすぎたんちゃうかな。
そりゃ17や18でこれだけの世界観をもっているのはすごいと思う。でもこの映画の子役、神木くんみたいにあんまり年齢不相応にませてたりすると、周りがバカに見えてあんまり人生楽しそうじゃないよな。

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パッチギ! 8

2005-01-08 02:58:19 | 逆転サヨナラHR
とにかくメッチャ濃い映画や!

「のど自慢」以来、気になるカントクのうちの一人、井筒さんの最新作。テレビで見せるヤカラな人柄まんまの部分と、スカっとするエンターテインメント性、さらにそれだけでないテーマの深さは今回も健在だった。
冒頭で使った「濃い」という言葉。軽薄短小の現代にあっては「それ濃いわぁ」など、いい意味で使われることが少ないように思う。でもこの映画の登場人物は老若男女国籍問わず、みんな「濃い」し「熱い」。時代や環境のせいも多少はあるかもしれない。でもあんなパワフルな生き方をしている彼らを羨ましいと思ってしまったのは、まだまだ自分が完全燃焼できてない証拠だと実感した。また見た後に聞いた監督の話で「今のやつらは苦労して人間関係を作ってないから薄っぺらいし、相手のことを考えられない。だから社会がどんどんおかしくなってる」という部分には非常に共感を覚えた。

金じゃ買えない一生に今だけの時間を、しょーもないバイトやツレとのウダ話だけで「今が楽しいから」とか言いながら浪費している奴らに見せて、ギャフンと言わせてやりたい。そんなキツーい一作だ。でも「ケンカ!超やばい!」とか言って理解できねえんだろうなぁ…。残念!

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約三十の嘘 4

2005-01-05 02:27:12 | デッドボール
この映画は最高に面白い…。

1)だって主演がガッツ石松だから2)ガッツポーズがガッツ石松発信と知って全国で2万人がガッカリ。3)最近一番ガッカリしたのはM1グランプリでの笑い飯惨敗4)惨敗した紅白で一番盛り上がったのは旗揚げ合戦5)盛り上がったといえば今年も最高に盛り上がったベストジーニスト賞6)ベストジーニスト賞といえば第1回受賞者が宅八郎だったことが有名7)宅八郎は中野のマクドで店長候補にまで出世している8)店長と言えば元阪神の部坂が梅田でキャバクラの店長をしているらしい9)キャバクラといえば横浜市内の高校の歴史教師が「イイクニ作ろうキャバクラ幕府」というテストの答案に「うまい!」と部分点を与えた10)うまい!といえばロッテ小坂の守備だが、彼が打席でだけかけているメガネは昔憧れたフィンガーファイブモデルだ…

映画の途中でキッペーが言ってた。「一つの大きなウソを成立させるためには30の小さなウソが必要なんだ」って。だから俺も最初のウソを成立させるために頑張ってみた。でも無理や。
演劇という観客の想像力にかなりの部分をゆだねる世界、その中でも地味なMONOの舞台でなら成立したんかもしれないけど、あらゆるものの描写が要求される映画の世界ではキャラ、動機、行動、心情など全ての面において説明不足としか言いようがない作品だ。
ところで、いつまでたっても子分役しか出来ないツマブキくん、そんなんだと何年かしたら写真の人みたいになっちゃうよ。
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スーパーサイズミー 6

2005-01-02 20:13:10 | タイムリーヒット
戦慄の一作だ。

公開前の情報で「マクドを1ヶ月食べ続けた男のドキュメンタリー」と知り、ずいぶん前から前売りをサイフにいれていた作品だったが、おせちにも飽きたのでビッグマックセットを買って劇場に行った。

何でも度を過ぎれば毒になるというのは何となく分かるけど、単にデブになるとかだけでなく、その他の器官にまであんなに悪影響を与えるなんて…。ガチンコの実験だけに怖くなった。塾に通っていた頃、週に1度の楽しみだったナゲット。高校の帰り、日課のように寄っていたサンパチトリオ。そして今、食いかけで手の中にあるビッグマック…。残りを食う気はやっぱり起きなかった。

この映画、紹介されるのは雑誌ばかりでテレビ・ラジオ系の取材はほとんどないそうだ。大スポンサーに気を使ってのことのようだが、偽装でも捏造でもないわけだし紹介ぐらいするべきだろう。
パッと見はココリコ黄金伝説とか電波少年の亜流みたいに見えるこの映画だけど、よく見ると実は深い。反自然的な発展をよしとする先進国で重宝される食品が人間の健康を破壊する。そしてそれを承知で企業が利益の為に大量生産している事実。さらにはそれを批判する能力のないメディアによる洗脳。増えすぎた人間を減らすための地球の自浄作用?そんな雰囲気すら感じるのは考え過ぎだろうか?

ただこの映画、残念なのはタイトルやノリのわりにはユーモアとか緩急が少ないところ。危ない、ヤバイの連発で見ていて疲れる。劇場をでたあと胸が少しムカついたのはMサイズのポテトのせいだけではあるまい。

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カンフーハッスル 7

2005-01-01 19:21:48 | タイムリーヒット
1年の計は元旦にあり?

とはいうものの、2005年一番最初に見たかったのはやっぱりコレだった。「少林サッカー」で、くだらない想像を実写化する面白さを見せつけてくれた周星馳の新作。テーマ?なし。リアリティ?ゼロ。感動?もちろん皆無。でも、宣伝コピーの通り「ありえねー」闘いをスクリーンで見る痛快さだけで、↓の作品の数十倍は価値がある。

カンフーとサッカーという異質なものを融合させた前作と違い、今回はカンフーのみ。物足りない部分も正直あるが、そのぶんドラゴンボールばりの力技を連発。観客を納得というか呆れて笑い出させるのだからたいしたものだ。
見た後パンフを読んだら、この映画は周星馳が子供の頃持っていた「カンフースターになりたい!」という思いをカタチにしたものだそうだ。映画という「見る人に夢を見せる」道具を使って、自分の夢を実現した彼は素晴らしいし、すごく羨ましいと思った。
何も考えず、去年のウミを全部吹き飛ばしてくれる「おんどりゃー」的なパワー満載の作品だ。正月で鈍ったアタマに渇いれるために。新年会前に。景気づけに一本どうです?お兄さん。

蛇足だが、途中で出てくるカンフーの達人(仕立て屋さん)が写真の彼に似てて気になって仕方なかった。

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