今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

英国王のスピーチ 6

2011-02-28 23:36:08 | ノーヒットノーラン
王様だって、人間だもの。
アカデミー賞騒ぎで混みそうなんで、空いてるレイトショーで見てきた。吃りだった王様とそれを治した医者?の話だけど、要点は冒頭に書いた1点のみだ。
大人になるといろんなところでプレッシャーを感じたり、格に応じた振る舞いを要求されることが多くなる。でもあんた、そんなに立派なもんか?そういう点で究極の大人が求められる英国王のしんどさったらないだろう。それを救えたのは彼を殿下と呼ぶ家族でも優秀な側近でもなく、対等な友人になろうとした男だけだった。大人になると、仕事上の知り合いはやたら増えるけど、なかなか新しい友達には巡り会えない。話題作だからってデートで見に行っても失敗するだけだが、寂しい中年にはズキンとくる渋い作品だった。そう、インフルエンザで寝込んでる皇太子さんにも見せてあげてほしいなぁ。
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ジーン・ワルツ 5

2011-02-17 18:41:22 | ノーヒットノーラン
出産ナメんなよ!
ジーンとはしなかった。菅野美穂主演、海堂尊原作の医療もの。産みたいのに産めない人、親になる準備ができていないのにできちゃう人、厳しい労働条件から減る産科医…。いろんな問題があるのになかなか変わらない産科医療に対しての警鐘を鳴らしたかったんだろうけど、パッとしない。あのキャラを演じるには深みが足りない菅野美穂も厳しかったけど、あかんのはストーリー。クライマックスがほとんどナースのお仕事と被るってどうやねん!すごく深淵なテーマなのに分かりやすいエンターテイメントにしようとしたところに、チャチさの原因があるよなぁ。
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あしたのジョー 5

2011-02-15 21:23:07 | ノーヒットノーラン
よくできてたよ…月曜ドラマランドにしては。
山P主演による名作マンガの実写化。力石役の伊勢谷くんや丹下役の香川さんは良かったと思う。ただ残りの2人が…。山Pもカラダ作りとかボクシングの練習は頑張ったと思う。だけどジョーのゴツゴツした感じや殺気はメイクじゃ作れない。あんなに手に汗握らなかった試合シーンはミッキー・ローク以来ちゃうか?
あ、もう一人の人は論外ということで。
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冷たい熱帯魚 9

2011-02-11 22:54:13 | ノーヒットノーラン
すごい…の一言。
久しぶりに衝撃で見終わった後、放心状態になった。園子温監督による埼玉の愛犬家殺人をモチーフにした壮絶な物語。多分血まみれのシーンのインパクトが話題になるだろうし、それもすごい。でももっとすごいのは人間だ。殺人という最大の罪ですら慣れることができるという都合の良さ、そしてそれを見事に演じたでんでんさん。心の底をえぐられるような気持ちになった。人生は○○い、そう、そんなものかもしれない。
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ビン・ラディンを探せ!5

2011-02-10 15:14:14 | タイムリーヒット
出オチ系かな?
「スーパーサイズ・ミー」の監督がビン・ラディンを捕まえるために中東に乗り込んで…ってドキュメント。
確かに米軍があんだけの戦争仕掛けて捕まえられなかった彼を、おっさん一人で行って手がかりだけでも見つけられたら儲けもんなんだろうけど、「乗り込んだ」ところだけで満足しちゃってはなぁ。
確かに彼が言うように「イスラムの人たちが全てテロリストでもないし、普通の人達ばかり」なんだけど、何となく想像ついてることを「そうだったでしょ」と見せられても刺激不足、もっとイスラムの人たちを巻き込んで「悪ふざけ」して欲しかった。
まぁ逆に「悪ふざけ」できるのは社会の反応が想像できる安全な国でだけで、常識の違うイスラムの国でやっちゃったら本当にヤバいことになるのかもしれないけど。
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ティーンエイジ・パパラッチ 7

2011-02-09 09:17:45 | ノーヒットノーラン
逆転の発想!
ドラマなどでちょっと有名になった俳優が自分たちを執拗に追いかけてくるパパラッチの中に13歳の少年を見つけて逆取材したドキュメントだ。有名人にプライベートはないのか?仕事だからどうやって撮ってもいいのか?なぜみんなセレブが気になるのか?…彼を通じてショービジネスの世界のさまざまな面があぶり出され、いろいろ考えさせられる作品だった。とりあえず逆転してみる、そこから新しい可能性が生まれることもあるな、と思った。
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毎日かあさん 5

2011-02-08 00:40:24 | タイムリーヒット
あっちがなけりゃ。
俺にとって西原理恵子さんは大好きな漫画家の一人だ。ほとんどの単行本は買っているし、映画化された作品もほぼすべて見てきた。だからこそ、この作品はイマイチ。彼女はある意味、私生活を切り売りしている作家だ。貧乏だった子供時代の話や若い頃の話、ギャンブルにおぼれていた頃の話、そして鴨ちゃんと家族の話・・・いろんな切り口がある。そんな中で原作の「毎日かあさん」は母親としての子供たちとの格闘を描いた作品なのでそれを期待していた。なのに何やこれ?こないだ見た「酔いがさめたら・・・」とおんなじやん!確かに子供たちにとって父親である鴨ちゃんの存在もアル中も死も避けては通れない要素だろう。でもバランスが悪いわ、重過ぎる。変に感動させようとしすぎて途中でおなかいっぱいになる。別に1本くらいええやん「サイバラの息子アホやなぁ、ガハハ!」だけの作品があっても。
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ステロイド合衆国 6

2011-02-05 00:24:40 | ノーヒットノーラン
プロの技を実感!
マッチョが勝者の証な国、アメリカでのステロイド使用の実態を描いたドキュメント。たしかに興味深い部分はあったけど、マイケル・ムーアのようで本家と違うのはユーモアの切り口と行動力だ。この作品もテーマは面白いのにいつまでたっても身近な人に話を聞くばかりでそこからハジけない。技術が進歩して素人でもある程度のきれいな映像が作れるようになったけど、そんな時代でも変わることがない○○風とホンモノの大きな差を感じてしまった。
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白夜行 5

2011-02-04 20:56:31 | ノーヒットノーラン
土曜スーパーワイド?
ドラマ化でも賛否両論だった東野圭吾の大作をわずか2時間半にまとめちゃった力作。小説読んでないとどうしてそうなっちゃうの?という乱暴な展開ばかりだし、堀北真希も高良健吾も悲しく暗い目をし続けるだけで何も語ってくれない。語るのはやっぱりあの男、船越だけだったよな。終盤になって彼が高いところに登り出したら注意しろ。いつものヤツが始まるぞ!
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RED 5

2011-02-03 19:09:30 | ノーヒットノーラン
亀の甲より年の功ってか?
引退したのになぜか古巣のCIAから命を狙われることになってしまった凄腕じいさんたちが反撃する話。日本でシニア向けの映画を作ると病気とか死とか戦争回帰とかジメジメしがちだけど、ハリウッドだと相変わらずマッチョなオヤジが昔懐かしいドカーン!ズダダダだもんな。それ以外何もないけど気持ちいいわ。邦題をつけるなら「暴れジジイ」。以上!
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