僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

シュークリーム事件にぎょえっ

2013年11月19日 | ニュース・時事

大阪市平野区の加美北小学校で、以前から不思議なことが起きていた。これまで何人かの女性教諭が会議中にいきなり眠り始めたり、体調を崩したり、気を失って病院に搬送されたりしていたという。教諭たちの間ではこの現象を、原因のわからない「眠り病」として恐れられていたそうだ。


その種の「事件」が去年6月、またしても同小学校で起きた。そしてその時に「犯人」が浮かび上がったのだ。


40代の女性教諭が小学校の職員室で配られたシュークリームを食べ、意識不明となって病院に運ばれ、10日間ほど入院したのである。今回初めて警察へ通報されて、女性教諭の血液鑑定から、シュークリームの中に睡眠導入剤が混入していたことがわかった。そのシュークリームを配ったのは60歳の女講師だった。そして同小学校で「眠り病」が発生しはじめたのも、この女講師が赴任してきた時から、という事実も判明した。そういうことで、警察は、この60歳女講師を傷害等の容疑で書類送検した、ということである。


職員室で「おいしそうなので買ってきたわ」なんて言いながら教諭たちにシュークリームを配り、その中で特定の(自分が嫌いな)女性教諭に睡眠導入剤を混ぜ入れる…というのは、まことに恐ろしい手口である。


僕はこのニュースで驚いたことが2つあった。


まずひとつめ。女講師がシュークリームに混ぜた睡眠導入剤の名称が「ブロチゾラム」だったということだ。それを聞いて「あれ…?」と思った。僕も耳鳴りがうるさくて眠れないので毎晩睡眠導入剤を服用しているが、その薬がそんなふうな名前だった。これまでずっとマイスリーという導入剤を飲んでいたが、最近、担当医から「成分はまったく一緒ですので」と別の導入剤に変わった。それが確か「ブロチゾラム」という名ではなかったか…?と思い、手元にあった薬の説明カードを広げて読んでみたら…


ブロチゾラムでなく、ゾルピデムであった。なんだか言葉の響きが似ているのでもしかして…と思ったけれど、違う薬でよかった。同じ薬だったら、とてもじゃないけど服用しようという気にならないもんね。


ところで僕が服用するゾルピデムはとても苦い。こんなのがシュークリームに混入していればきっと食べた瞬間、味に違和感を覚えるはずである。案の定、テレビで誰かが「一口食べればわかるんじゃないですか?」と質問していたが、解説の人が「この薬は甘い味らしいので、気がつかなかったと思います」と答えていた。そういえば…安定剤のデパスは甘い。舌先に一錠を乗せて溶けていくのを心地よく感じるので、僕はデパスは水なしで服用している。そういう感じの甘い薬であれば、たぶんシュークリームに入れてもわからないだろうな。しかしまあ、そんなシュークリームを自分が憎む女性教諭に食べさせる“怨念”には、背筋が凍りつきそうである。ぶるぶる。


そして驚いたことのふたつめは、この事件が起きた小学校が大阪市平野区の加美北小学校だったことだ。実は僕の出身小学校は、同じ大阪市平野区にある加美南部小学校なのである。加美北小と加美南部小。隣の校区である。近い~


…ということで、ブロチゾラムも加美北小学校も、いずれも二ア・ミス。
ちょっと驚いた、という話でした。

 

 

 

 

 

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