つい先ほど(午前6時20分頃))、ボクシングのミドル級で、
日本の村田がブラジルの選手を破り、金メダルを獲った。
なんと、わずか1ポイントの差で世界の頂点に立った。
東京オリンピックの桜井以来、48年ぶりの快挙である。
なかなか獲れない金メダルだが、これで6個になった。
もしかして銅メダル…?
…と期待した陸上男子400mリレーは5位に終わった。
予選と同じタイムで走っていれば銅メダルだったのにね~
このレースでジャマイカは36秒台という世界新記録を出した。
アンカーのボルトが、最後に追いすがるアメリカを引き離した。
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さて、昨日の夜は、どれだけの多くの人たちが、
テレビの前で声援を送っていたことだろう。
韓国と銅メダルを争った女子バレーで日本が快勝。
これを 「胸のすく思い」 というのだろう。
本当によかった。
試合開始早々、いきなり日本が立て続けにポイントを取った。
今日は楽に勝たせてもらえるかな…と思うほど幸先のいいスタートだ。
しかし、まあ、そんな甘いものではないことを、そのあと知らされた。
日本は第1セットを25対22で奪ったが、第2セットが最も危なかった。
このセットもまた、日本がいきなり連続ポイントでリードした。
一時は8対1という大差でリードをした。
あぁ、それなのにそれなのに…
韓国の逆襲にあい、7点差をひっくり返され逆にリードされた。
これはえらいこっちゃ…
試合は、もつれながら、追いつ追われつの熱戦。
日本が盛り返して24対21と3点差でマッチポイントを迎え、
さぁ、ここで決めてくれ~というところで、…サーブが外れた。
そして韓国に3連続ポイントを取られ、ジュースにもつれ込んだ。
う~ん、もう、見ているほうもガチガチに力が入って疲れるよ~。
しかし日本は立ち直り、26対24でこのセットも奪い取ったのだった。
(やれやれ、寿命が縮みます)
第3セットが始まったとき、僕は缶ビールを開けてグイ飲みした。
風邪で体調を壊していたが、飲まずには見ていられない展開なのだ。
今度は韓国がわずかにリードしながら進んでいった。
途中で僕の体に持病の発作が起きた。
興奮とアルコールが重なってか、不整脈が出たのである。
そうだ、まだ夕食後の薬を飲んでいなかった…と思い出し、
あわてて薬を取り出して飲んだ。
心臓がパクパクしながらも、目はテレビに釘付けである。
中盤から日本が逆転してリードし始め、メダルが見えてきた。
19対16と3点差をつけたあと、長いラリーの応酬があった。
しかしここは韓国にせり負け、その勢いで19対19に持ち込まれた。
興奮が絶頂に達する。
不整脈でなくとも、心臓がドキドキするところである。
「サイドアウトをしっかり取ってほしいですね」
と、テレビ解説者も、祈るように声を絞り出す。
そのサイドアウトを取って再びリードしてから、日本のペースが戻った。
23対20から、24対21となり、そして最後に迫田が決めたのだった。
ちょうど午後9時の時報と共に、
日本女子が28年ぶりの銅メダルを獲得した。
ぱちぱちぱちぱち。
「探していた、見失っていた光は、ロンドンの風の中にありましたぁ」
と、アナウンサーが絶叫した。
敗れてぼう然とする韓国選手たちの姿は、
朝のサッカー日本男子の姿とダブって見えた。
しかし、節度ある日本選手は、勝ったからといって、
韓国の男子サッカー選手のように、
「竹島 (韓国では独島と呼ぶ) は我々の領土」
…というようなお門違いのアピールは、むろん、しないですよ。
とにかく、一矢を報いてくれた女子バレーのおかげで、
男子サッカーに対する悔しい思いが、クリアされた。
チームの皆さん、おめでとう。 そして、ありがとう。
ゴホッ、ゴホッ。
(体調のほうはなかなか良くなりませんけど…)
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