僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ヴァチカン美術館より缶ビール?

2019年08月18日 | 旅行

「真実の口」からチルコマッシモという地下鉄の駅まで15分ほど歩いた。「M」(メトロ)のマークがあるので地下鉄の駅は見つけやすい。でも、パリでもそうだったけど、マクドナルドも同じ「M」の看板なので、時々間違ったりします(笑)。

さて、地下鉄の切符は自販機で買います。小さな駅だと駅員の姿はなく、地下へ降りてもひっそりとして、改札口の手前に自販機がひとつあるだけ、という具合。このチルコマッシモ駅もそうだった。ちなみに、旅行前にネットで自販機での切符の買い方を調べていたので、切符を買うのに苦労はしなかった。料金も、日本のように行く先によって金額が変わることはなく、どこも同じ料金なのでわかり易い。そして、地下鉄を降りた時は改札はなく、そのまま出るというシステムになっているので、切符は入る時のみ通す、ということになります(これはパリでも一緒です)。


 
メトロの階段を降りて、4人分の切符を買った。
切符を買うのはモミィの役目です。


これは家に持ち帰った地下鉄の切符です。
出口で回収しないので、増える一方でした(笑)。

 
ちなみに、上のカラフルなのがローマの地下鉄の切符。
下がパリの地下鉄の切符です。大きさがかなり違います。
パリの切符が日本の切符とほぼ同じ大きさですから、
ローマの切符はかなり大きいですよね。

しかし、ここで思わぬ失敗をしてしまいました。

何気なく改札を経てホームに入ってから、僕たちが行く方向を確認したら、反対側だったことがわかった。これが日本の地下鉄なら、改札を出なくても一度上がって向こう側のホームに行くことができるけれど、ここはまた改札を出て、地上に上がり、車の走る道路の信号を渡って向こう側の「M」のマークの階段を降りて行かなければならない。当然、さっき買った切符は一度改札を通しているので無効になっている。ここでまた、切符を買い直したという次第です。トホホ

 

道に迷ったり地下鉄の入り口を間違ったりと、小さな失敗を重ねながら1日目は終わり、翌日はまた地下鉄に乗ってヴァチカン市国へ行きました。

少し前のブログにも書きましたが、システィナ礼拝堂などがあるヴァチカン美術館は入場するのに長蛇の列ができるということなので、事前にネットで予約をして行きました(予約するのも、えらい苦労しましたけど)。

ヴァチカンに着いて美術館へ歩いて行くと、やはり多くの人が並んでおり、予約票を持っていた僕たちは専用の入口からす~っと入れたのでよかったです。

ヴァチカン美術館はとても広く、かつ圧巻です。僕と妻は2度目ですが、やはりすごい、の一言に尽きます。大勢のお客さんの流れに交じって館内を歩いて行くのですが、数え切れないほどの古代彫刻、壁画や天井画、さらにさまざまな展示物を目に奪われ、僕らのような何もわからない者でも圧倒的な迫力を感じるのですから、興味のある人にはたまらないでしょうね。しっかり見て歩けば5時間ぐらいかかるそうです。

 
こういう感じでゆっくりぞろぞろと、見学しながら歩きます。

 

 


 


 

最後はシスティナ礼拝堂でしたが、ここは撮影禁止になっています。そのシスティナ礼拝堂の天井画・壁画に見とれながら、僕たちは外に出ました。

その近くにある、もうひとつの見どころサンピエトロ寺院にも行きましたが、前回来たときはすぐに入れたのですが、ヴァチカン美術館以上に多くの人たちが長い列を作っていたので、これはもう、入るのを諦めました。


 
ヴァチカン市国のサンピエトロ寺院。


20年前にここへ来たとき、寺院に入ってすぐに展示されていたミケランジェロ作の「ピエタ像」を見て深く感動しました。死んで十字架から降ろされたキリストを抱く母マリア(聖母マリア)の彫刻ですが、妻がこれにすっかりハマってしまい、寺院の中の売店でピエタ像の置物を買って、今もわが家に置いています。


 
「ピエタ像」 ネットからコピーした写真です。


 
これが20年前に買ったわが家のピエタ像です。
 

この日はヴァチカンで過ごした後、ホテルに帰り、少し休んでから、テルミニ駅を中心にあちこちをブラつきました。建物の中は涼しいし、いろんな店が沢山あるので、他の3人も楽しそうにしていました。僕も、ホテルの近くに戻ってくるとホッと一安心で「夜は何をアテにしてビールを飲むか?」な~んてことを考えながらウキウキした気分になってきます。ビールとアテが何よりお楽しみなら、別にローマでなくてもよかったんですけどね(笑)。

 

    

僕がローマ・テルミニ駅にあったスーパーで買って飲んだビールは全部この「TOP」という缶ビールでした。アルコール分はたしか7パーセントだったと思います。結構高いですね。ちなみにビールはイタリア語で「birra」(ビッラ)と言います。

たまたま最初に目についたものを買ったのですが、なかなかいけるので、深夜に到着した初日を除き、あとは2晩とも、スーパーの食品売り場で買った物をアテに、このビールを飲んでいました。

これがなけばその日の疲れは取れず、明日への活力も湧いてこない
ということになるのでございます。えへへ。

 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (みゆき)
2019-08-18 19:14:11
ピエタ像。初めて知りました。
奥様がご自宅にまで飾りたいと思う理由がわかるような気がします。私も母親ですからねぇ。
この小さな写真ですら感動できるのですから、実際に目のまえにしたら、一体どうなっちゃうんだろう………?
海外旅行に縁の無い私にも素晴らしさが伝わりましたよ。
のんさん、ありがとうございます❗️
そしてビッラ、私も飲んでみたいなぁ(^○^)
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Unknown (のん)
2019-08-20 15:21:16
ピエタ像は、ほかの彫刻に比べても別次元の感銘を覚えます。
みゆきさんも写真を見ていただき、僕たちの気持ちをお察しいただいたようですね。

そういう感動する心を、いつまでも持ち続けたいものです。
しかし今回の旅行で、僕は、今までの旅行に比べて、いろんなところで少し感動が薄くなったような気がします。
これも年なんでしょうか。
ビッラだけはメチャおいしかったですけどね~(笑)。
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