僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

安倍総理に聞かせたい キムタクの 「演説」

2020年06月22日 | 映画の話やTVの話など

 

コロナのせいでテレビドラマの世界もめちゃ変則的になり、朝ドラ「エール」も今週末でいったん休止に入り、大河「麒麟がくる」もお休み中。民放ドラマも豊川悦司と常盤貴子が主演して大ヒットした懐かしの「愛していると言ってくれ」はじめ、数多くの再放送ドラマが流れています。また心待ちにしている「半沢直樹」の新シリーズは、7月19日から始まるそうです。

そんな中で、いま、関西テレビで平日の午後3時50分から毎日放送されているのが、木村拓哉主演の『CHANGE』。2008年の作品だそうで、今から12年前のドラマの再放送ですが、面白いので録画して毎日見ています。キムタクもこのころは若くて「眉目秀麗」を絵に描いたよう。

ドラマのストーリーは、
国会議員だった父とその後継者の長男が事故死してしまい、次男で小学校教師をしていたキムタクが急きょ補欠選挙に出ることになる。選挙プランナー(阿部寛)や秘書(深津絵里)の奮闘もあり、当選する。しかし思いがけなく国会議員になっただけではなくて、さらに驚くべきことが

現職の総理が突然退任したことを受けて、政権与党の総務会長が「飾り物の総理を擁立する」という策略で、いきなり新米議員のキムタクを総裁選に担ぎ出す、という信じられない展開になったのだ。そして

このドラマ、第3話でキムタクが総理大臣の候補者として街頭で演説するシーンがありました。これがまた、とても印象深かったのです。

今、いろんな政策の遅れが目立つ一方で、自分の息のかかった取り巻きたちの不祥事にもきちんと対応せず、いつも作文を読むような紋切り型の国会答弁や会見を繰り返す安倍総理に聞かせたい演説シーンでした。そこでその場面を写真に撮って、ここに再現することにしました。

まず、キムタクの演説の内容ですが、
ちょっと長いですけど掲載します(一部のみ省略しています)。

「国会議員とは選挙で選ばれた国民の代表で
国民の中でいちばん偉い人だと思っていました。
でも 今の考えは 違います。

国会議員とは 国民の皆さんのために奉仕することを約束したうえで
選挙で 国民の皆さんに選んでもらった人たちです。
そして総理大臣とは 
誰よりも国民のために働く義務と責任を背負っている!

選挙のときだけ 頭を下げて 当選した途端に
特権階級のようにふるまうような人間は
本当の政治家ではありません。

誰にでも 分かるような言葉でしゃべることのできない人間は
本当の政治家ではありません!

国民の皆さんの幸せよりも
自分の利益を 優先するような人間は
本当の政治家ではありません!

そして何より 国民の皆さまが
何に怒り 何を望み 何を言いたいのか!
それが分からない人間は 本当の総理大臣ではないんです!

僕は約束します。
皆さんと同じ目で 今行われている政治の問題点を見つけだし
そしてそれを正すことを!

僕は約束します。
皆さんと同じ耳で弱者といわれる人たちの
どんな小さな声も真剣に聞くことを!

僕は約束します。
皆さんと同じ足で問題が起きている現場に
ためらうことなく駆けつけることを!

僕は約束します。
皆さんと同じ手で 自分も汗まみれになって働き
そしてこの国の 進むべき道を指し示すことを!

僕のすべては
僕のすべては皆さんと同じです!」

そのテレビ画面の一部です。


 

 

 

 

 

 
 「CHANGE」第3話(6月12日放送分)より

 
キムタクは国民に新鮮な印象を与えたとして、
人気が沸騰したことを背景に、総裁選に当選。
若き総理大臣の誕生です。

そのあと、総理の真面目な奮戦ぶりが展開されますが、
ドラマはあと数話を残すのみとなり、今週で終わります。

繰り返しますが、この演説、
安倍総理にはもちろん、あらゆる政治家たちにも聞かせたい~!

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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