僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

イタリア語に再挑戦

2019年05月05日 | 旅行

最近読んだ本の中の一節に「70歳は再学問の適齢期である」という文があった。それに触発されたわけではないけれど、先月からイタリア語を勉強している。

なんで今さらそんなことを? と思われるだろうけど、この夏にパリとローマへ家族旅行することにした。それもツアーではなく個人旅行なので、カタコトくらいは話せた方がいいと思ったからだ。モミィの手前、恰好もつけなくてはいけないしね~(笑)。

実は2005年に妻とフィレンツェ旅行をした時に、これも個人旅行だったので、それに向けてイタリア語を勉強したことがある。

あの時は、このブログにも何度か書いたけれど、チョー驚きのハプニングに見舞われた。関西空港からフランクフルト空港へ行き、そこでフィレンツェ行きの飛行機に乗り換えた。そして、空港へ着いたら、なんだか他の客がみんな携帯電話をしていて、その様子が変だった。預けた荷物もなかなか出てこない(僕ら以外に日本人は一人もいなかった)。

やっと荷物を受取って空港を出たら、迎えに来ているはずの運転手も見当たらず、しかたなくタクシーで「フィレンツェ駅前の〇〇ホテルまで行ってほしい」と言うと、運転手が目を丸くして「はぁ?ここはフィレンツェ空港じゃないよ」と言った。今度は僕たちが目を丸くする番だった。「では、ここはどこ?」と聞くと運転手は「ボローニャだ!」と答えた。

後から分かったことだが、フィレンツェ空港が濃霧のため着陸できず、100キロ離れたボローニャ空港に緊急着陸したそうだ。

あちゃぁ~。そんなこと、ゼンゼン知らんかったわ。

すでに日が暮れていたので、不安は限りなく膨れ上がった。

そのあと国鉄のボローニャ駅からフィレンツェまで列車に乗って、やっと目的のホテルに着いたけれど、その時もとても苦労した。英語も通じず、このボローニャという都市がどこにあるかもわからない。カタコトのイタリア語を使って、そのへんの人たちに手あたり次第に救いを求め、空港からボローニャ駅までタクシーで行き、フィレンツェまでの乗車券と特急の指定券を買った。しかしさらに運悪く、駅の近くで事故が起きていて、そのため列車の時刻やホームの場所もコロコロと変わり、何度か違う列車に乗りかけた。その都度、現地の人に教えてもらい、なんとか間違わずに、やっとフィレンツェ行きの列車に乗り、駅にたどり着くことができたのである。

これに限らず、これまでの海外旅行で大なり小なりのハプニングは何度もあったので、やはり現地の言葉を少しでも話せると便利だし、ピンチに遭ってもなんとかなる場合が多いことを痛感した。

空港やホテルでは、大体どこの国でも英語が通じるが、一歩街に出るとそうもいかないんですよね~

そんなことで、僕はこれまで、韓国語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語などを、旅行前に勉強してきて、それなりに役に立ちました。

しかし旅行が終わってしばらく経つと、もう忘れてしまうんですね。

そこで、今度の夏の旅行に向けて、すっかり忘れてしまったイタリア語をまた勉強することにしたのです。

ところが、一度スペイン語も勉強したので、このイタリア語とスペイン語はよ~く似ているんですよね~

会話では必ず使う英語の「プリーズ」つまり「お願いします」は、イタリア語では「ペルファボーレ」ですが、スペイン語では「ポルファボール」。 「ありがとう」はイタリア語は「グラッツェ」でスペイン語は「グラーシアス」。数字もイタリア語は1、2、3が「ウノ、ドゥエ、トレ」で、スペイン語では「ウノ、ドス、トレス」で、ホント、よく似てるでしょ。

遠いむかし、イタリア語の次にスペイン語を勉強したこともあり、さらに今では年に一度、アルゼンチンから甥のヒロユキと妻のソルちゃんが来るので、スペイン語しか話せないソルちゃんにサービスするため、少しだけスペイン語の知識を頭に入れたりしています。なので今、イタリア語を勉強していると、頭の中でゴッチャになって困っているところです(笑)。

僕はフランス語と中国語の発音がメチャ苦手なので、この2つは勉強しかけても、すぐにやめました。しかしイタリア語はローマ字読みが多くて発音も日本語と似ているところが気に入っているので、勉強していても楽しいです。

この夏はローマとパリへの旅行ですが、パリは今度で5回目だし、なんとか英語で通せるし、フランス語は、まぁ「ボンジュール」と「メルシー」と「シルブプレ(お願いします)」さえ知っていたらいいかなと思っています。

あ、もう一つ大事な言葉がありました。

外国は日本のようにトイレが充実していません。パリでもトイレ探しに困ります。地下鉄の駅なんかにもトイレはありませんしね。だからカフェや百貨店・スーパーや美術館などへ行ったら必ずトイレを済ませておくことが大事なんです。ローマでも同じだと思います。

だから「トイレはどこですか?」
という言葉を覚えておくことが必須です。

ちなみにイタリア語では「ドベ・イル・バーニョ?」。
フランス語では「ウ・ソン・レ・トワレットゥ?」と言います。

ま、ややこしければ「イル・バーニョ?」と「トワレットゥ?」だけ言っても通じますよね~

もっとも相手に「〇〇です」と教えてもらっても、言葉がわからないので、その人の指さす方向をじっと見るのが大事です(笑)。

ま、そんなことで、今は結構身を入れてイタリア語を勉強しています。


こんな本を買って、毎日やってます。

   

 

 

 

来月あたりはイタリア語でブログを書いているかも知れません。

(あはは。そんなアホな)

ではでは、10連休も明日で終わりですね。暑くなりましたが体調にはくれぐれもお気を付けください。

チャオ~

 

 

 

 

 

コメント (2)
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