僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

萩原健一の死 昭和も終わり、平成も…

2019年03月29日 | 日常のいろいろなこと

もし誰かに「今まで見た映画の中で一番よかったと思う映画は何ですか?」と質問されたとしたら

困りますよね。「一番よかった」というのがね~。感動した映画は山ほどあるんですから、その中から一つを選べと言われても。

と、書きながら、過去ブログを思い出しました。

3年前に書いた「『真田丸と砂の器』」というブログの中で、

「僕はこれまでの生涯に見た映画で、最も感銘を受けた映画を一つだけ挙げよと言われたら、迷わず「砂の器」を挙げる」

と書いていました。

そんなことで、松本清張原作のこの映画はこれまでで最高の感動を受けたわけですが、昨日、テレビドラマで東山紀之主演の「砂の器」が放送されました。むろん見たのですが、やはり映画に比べると内容的にかなり見劣りがしましたが、そのドラマを見ている途中に、画面の上にニュース速報が出たのです。何かと思ったら「萩原健一さん、死去」とのテロップが流れました。「えっ?」と、その瞬間から、ドラマよりそちらのほうが気になりました。

萩原健一、いわゆるショーケンは沢田研二らと同様、僕らと同世代で、うちの妻などはショーケンの大ファンで、特にドラマの「前略おふくろ様」や岸恵子と共演した映画「約束」などに心酔しておりました。僕は「青春の蹉跌(さてつ)」という映画が強く印象に残っています。

そして今朝になると、朝のニュースやワイドショーで、このことが大きく報じられていました。ショーケンの大ファンだった妻は茫然としていましたし、僕も結構ファンだったので、衝撃を受けました。

その、今朝のあるニュース番組で、女性司会者が「萩原健一さんが」というのを、「萩本」と言いかけ、あわてて「萩原」と言い換えました。たぶん、元コント55号の「萩本欽一」の名前が頭に浮かんだのだと思います。間違えたらあきませんで。欽ちゃんは、まだまだ元気でやってはりますから。

でも、ややこしいですよね。萩原健一と萩本欽一。それに、スキー・ノルディックの金メダリストは荻原(おぎわら)健司だし(関係ないか)。

で、今日、そのショーケンの追悼番組を見ていると、またそこへニュース速報が入りました。今度は何? 見ると

「新しい元号は、4月1日の午前11時半ごろに発表される予定です」

というテロップでした。

昨夜のショーケンに続いての速報は、新しい元号に関する速報でした。そうかぁ。また新しい時代が来るんだなぁ

昭和の時代からファンだったショーケンが亡くなり、一方では間もなく平成に変わる新しい元号の話がいよいよ具体化されてきた。

「平成」というより、むしろ自分にとっての「昭和」がこれで本当に終わるんだということを、身に沁みて感じた1日でした。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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