明後日の運動会を前に、モミィが昨日学校からもらってきたプリントを見て驚いた。文面には、何日か前に石川県の小学校の運動会で、ナイフを持った男が暴れた事件があったことが書かれていた。
そこでその事件を踏まえ、明後日に開かれる当小学校の運動会の安全を期するため、保護者はリボンをつけて来校されるように、という趣旨のことが書かれていたのだった。リボンがなければ学校内には入れないとのこと。封筒の中にリボンが3つ入っており、それ以上必要な方は申し出てください…とあった。
「石川県の運動会事件」というのをネットで調べてみると、去る27日、石川県金沢市の小立野小学校というところで運動会が行われていたが、午後1時前に一人の男が果物ナイフのようなものを持って侵入、児童に近づいたところで参観中の警察官の保護者が取り押さえたという。おかげで児童に怪我などはなかったが、このごろ、こういう事件がどんどん増えてきたのは実に不気味である。
25日にAKBが切りつけられる事件があったばかりで、ひょっとして金沢のナイフ男もそれが刺激になったのかも知れない。自分がむしゃくしゃして、相手は誰でもいい…という種類の犯罪がこれだけ増えてくると、人の集まるところはどこも危険がいっぱい…ということになる。「ふれあい」という言葉も死語になりそうだ。そんなことだから、防止対策がどんどん厳重になっていくのもやむを得ないことだろう。
窮屈な時代になってきましたね。