僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

徳洲会病院のこと

2013年11月27日 | 心と体と健康と

今日もまた病院の話です。あしからず~

今週の月曜日、2ヶ月に一度通っている松原市の徳洲会病院へ行き、いつものように心房細動(不整脈)の状態や脳梗塞予防薬ワーファリンの効き具合、血糖値や尿酸値、肝臓の数値などに関する検査・診察を受けてきた。2か月分の薬も、沢山もらって帰ってきた。この病院通いは、まぁ僕の健康を支える軸になっていると言っていいですね。


その徳洲会が、いま大揺れに揺れていますよね。


創始者であり前理事長である徳田虎雄氏の次男・徳田毅衆院議員の公職選挙法違反で、親族らが逮捕された事件に続き、今度は東京の猪瀬知事が、徳洲会から都知事選前に現金5千万円を受け取ったというニュースが大きく報じられているのはご存知のとおりです。猪瀬さんも、会見のたびに言うことが違って、チグハグで、どうも怪しいな~という印象を大半の人々が持っているでしょう。せっかく東京五輪招致に成功したというのにね~。


で、テレビでニュースをつけると、その都度「徳洲会、徳洲会」という言葉が連呼されているので、ついそちらに気が行ってしまう。たぶん、このニュースを見ている多くの人たちは、「猪瀬はけしからん、徳洲会もけしからん!」と思われていることでしょうね。ま、当然ですけど。


そこで自分の話になるのですが…
僕が徳洲会病院に通い始めたのは、今から5年少し前のことである。

なんで通うようになったのか、といえば…


6年前の6月のある夜、それまで時々発症していた心房細動が激しくなったうえ、止まらなくなり、かかりつけの医院に飛び込んで点滴などを受けてみたが、収まらない。医師が「入院ということになってもいいですか?」と聞いたので、僕も仕事を持つ身だったけれど、覚悟を決めて頷いた。で、医師がいくつかの大きな病院に電話をしてくれたが、夜なのであちらでもこちらでも、担当医がいないとか何やらとかで断られた。どうなることか…と思っていたら、ようやく医師から「診てくれる病院がありました。今からすぐ行ってください」と言われた。その病院というのが、隣接の松原市にある徳洲会病院だった。


長男の車でそこへ運んでもらい、当直の夜勤の医師の点滴治療を受けたら、しばらくして収まった。「入院の必要もありませんので」とそのまま帰宅することができた。やれやれ…と、この時は本当にうれしかった。


その後、かかりつけ医の勧めで近大病院で心臓のカテーテル手術を受けたけれど、なんとまぁ、手術は失敗に終わった。1週間の入院も無駄となり、もうその病院には二度と行かず、おまけにその1ヵ月後にストレスからか、耳鳴りまで発症した。つくづくカテーテル手術の失敗を恨んだものだった。


その病院を紹介したかかりつけ医のところへも、やがて通うことをやめ、思い悩んだ末、いつぞやの夜にお世話になった徳洲会病院に電話した。あのときの日付も記していたので、その時診てもらった当直の医師の名前を教えてもらった。K先生ということだった。で、僕はK先生の診察日に予約を申し込んだ。


…それから今も2ヶ月に一度の定期検査・診察が徳洲会病院で続いているというわけである。K先生も僕のことを親身になってよく診てくれたし、特にこの病院は心臓などの循環器分野で実績が高いと言われているのでこれも好都合だった。


また、いつ何どき、自分の体に異変が起こるかわからないけれど、その時は「24時間いつでも来てください」と言われているので、心強い限りである。


その徳洲会が…
連日、猪瀬知事とペアで大きく報道されているわけだ。徳洲会のイメージはどんどん悪くなっている。かといって、僕が通う病院そのもの、医師そのものとは関係のない話なので、まあ、当然、そこは別ものとして考えてはいるけれど…


でもね…
徳洲会は、今でこそ日本最大の病院グループ…などと言われているけれど、元はといえば、1973年(昭和48年)、大阪府松原市で「徳田病院」というごく普通の小さな一病院としてスタートしたのである。僕はその松原市役所に、38年間勤めてきた。


就職したのが1971年(昭和46年)なので、その2年後に徳田病院ができたことになる。だから僕は、徳田病院を創設時から知っている。おまけに、昭和50年に、僕の父方の祖父が徳田病院に入院し、その病床で息を引き取った。そんなこともあって、徳田病院は、僕にとって、忘れられない病院なのである。


連日の猪瀬知事と徳洲会に関する報道を見聞きしながら、とても複雑かつへんてこりんな気分がしているこのごろである。

 

 

 

コメント
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