僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ウダウダ会と耳鳴りと

2012年11月17日 | ウォーク・自転車


モミィのキックベースの応援に河内長野まで自転車で行った翌日は、

仲間と和歌山県の生石(おいし)高原というところへ山歩きに出かけた。

僕たちの山歩きのグループは「日本ウダウダ会」という。

椎名誠ふうに言えば 「わしらはあやしいウダウダ会」 って感じだけど。

ウダウダ会でのウオーキングの話はこのブログでも何度か書いた。
ひとつ例をあげると… 

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/6571ded61dac04700d9b89342ea68f0a


…というようなものです。

で、今回はススキが生い茂る和歌山県の生石高原へ行ったのである。

ウダウダ会は野山を歩き回ったあと、必ず酒盛りをする。
…というか、最初からそれが目当てなのであるが。

この生石高原は、車でほぼ頂上まで登れる道があるというので、
歩かずに 「そこまで車で行ってしまえ~」 ということになった。

総勢11人が、2台の車でほぼ頂上まで上がり、見事なススキの群生と、
山々の壮大な風景を満喫したあと、その場で弁当を広げ、酒を飲んだ。

運転役の2人はいずれも酒好きであったが、むろんその場では禁酒だ。
なにせ前の市長・副市長や現市議会議員たちがメンバーの中枢である。
ウダウダ会などという名はついているが、僕を除き、謹厳実直の人が多い。


 
  こういう場所で弁当を広げ、酒を飲むと、天下を取ったような気分である(笑)


酒を飲んだ後、しばらく歩いた。

途中、道の横の渓流で、猟師たちが、今撃ち殺したばかりの2頭のイノシシの、
内臓をとり出して大きなバケツに入れ、川の水でジャブジャブと洗っていた。
その横に、お腹をザックリとえぐり取られたイノシシの死骸が転がっていた。

こんな光景を見るのは 「都会生まれの都会育ち」(?) の僕は初めてである。
しばらく立ち止まり、猟師たちの慣れた手つきを、息を呑んで見つめた。



 
   2頭のイノシシの内臓を取り出し、渓流で洗う猟師の人たち。


1時間ほど歩いただろうか。
駐車場に戻って来た僕たちは、ドカドカ~っと車に乗り込んだ。
あとは大阪へ帰り、予約している店へ行き本格的に酒を飲むだけだ。

帰り道、細く険しい山道を下って行くと、対向車が上ってきた。
車1台通るのがギリギリの細い道で、しかも一方は崖である。
ひとつ運転を誤れば奈落の底へ転落する恐ろしい道だ。
助手席にいた僕はぞ~っとして、酒の酔いも醒めた。
相手の車がよろよろとバックして行く。 危なっかしい運転だ。

両者がすれ違える場所まで来るのに、かなりの時間を要した。

そんなことで、長い間、車に揺られながら大阪へ戻り、
レンタカーを返して3台のタクシーに分乗し、お店へ…

お待ちかねの宴会本番がはじまった。

 ………………………………………………………………………

…とまあ、今月初旬の楽しかった日のことを書いたわけだが、
それから数日経って、心身に、思いも寄らぬ異変が起きた。

耳鳴りの音が、びっくりするほど大きくなってきたのだ。
「キーン」 という鋭い音が脳の中から噴出してくる感じである。

これには参った。
5年間、耳鳴りに耐えてきて、ようやく慣れてきたかな~と思ったのに。

そのせいか気分が塞ぎ、このブログも10日間ほど休んでしまった。

なんとか気を紛らわせようと、改めて生活改善に取り組もうとした…
…けれど、むしろ悶え苦しんでいたという表現に近い10日間だった。

今もそれは続いているけれど、少~しばかり落ち着いたかな…と思う。
しかし耳鳴りの音がマシになってきたわけではない。 
「仕方ない。どうにもならないんだから…」
諦めの気持ちしか湧いてこない。

まったくねぇ。
こんなことに煩わされないだけの「耳鳴り経験」を積んできたはずなのに…

困ったもんだわ、ほんとに。 …ぶつぶつ。

 

 

 

コメント
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