僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

下手な水泳にハマってます

2010年03月16日 | 日常のいろいろなこと

昨日は夜の8時半から、のそのそと家を出て、コスパへ行った。
ふつうなら、日中にしかコスパには行かない。
夜はビールを飲んだあと、くつろぐか、妻と歩きに出るか…ぐらいだから。

しかし…。
昨日は、初めて夕食後にコスパへ行ったのだった

なんでや…?
とまあ、聞かれたら、別に~…なんとなく~…ですけれど。

強いて言えば、昨日は1日中、目が回るほどの忙しい時間が過ぎて行ったので、コスパへ行っているヒマがなかった。それにふと気がついたのが、夕食も終えたあとだった。ビールも少し飲んでましたけど…。

「え…? こんな時間から行くの?」
と驚く妻に、僕は「行ってくるぜよ」と言い残し、海水パンツとスイムキャップと、タオルとバスタオルを入れたリュックを担いでマウンテンバイクに乗り、駅前のコスパへと走った。小雨がパラついていた。

実を言えば、僕はいま、コスパの水泳にハマっている。
週1日の休館日を除き、土・日曜日も含めて、用のないときは必ずコスパに行き、泳いでいる。

これまでコスパでは、マシンを使って筋トレをしてからプールへ行ったり行かなかったり、というのが普通だったけれど、最近はプールに直行し、水泳だけして帰ることが多くなった。

そうなると、去年買った海水パンツとスイムキャップが1枚ずつでは足りないので、先日それぞれ2枚目を買ったばかりだ。
(スポーツ店で海パンを買ったら、女性店員に「Sサイズですね。そちらでご試着をどうぞ」と言われたけど、「いいです」と断りましたわ)。

しかしねぇ~、元々水泳は下手くそだったので、今でもクロールは25mを泳ぐのが精一杯。それも3回4回と続けると息が切れるので、真ん中で1回立ち止まり、また泳ぎ始めるという休憩入りでバチャバチャと泳いでいる。

先週、かなり年配の女性の方が、僕のクロールのバチャバチャ泳ぎを見て、
「おたく、ちょっと手のかき方が速いのと違います?」
と助言をしてくれた。
つまり、僕の泳ぎは「余計な体力を使いすぎている」そうなのだ。
「あわててかくのではなく、手をまっすぐ伸ばしてから、ゆっくりかいたらいいと思うのですけど。そうしたら、疲れないし…」

その人も、以前はクロールが出来なかったのが、5年間コスパのプールに通い続け、「なんとか泳げるようになったのよ」とのこと。

「あ、ゆっくりと、手を、十分に伸ばしてから、かくのですか?」
と、僕はすぐにそうしてみたら、ブクブクと沈んでしまった。

女性が、ケラケラと笑った。
「自然にしていれば、沈まないわ。すぐに慣れるから大丈夫よ」

さらに女性は、自分がここのレッスンで習ったことを僕に伝授してくれた。
「手は、こう入れるそうよ」と、右の手のひらを外に向けて肘を軽く曲げ、そのまま水面を突き刺すようにジャボっと入れる。左手も同じようにする。なるほど、そうして水の抵抗を抑えるわけだね。

そして、水中では、ひじから手のひらまで使ってより多くの水を捕まえながら、おなかの前までかく。バタ足は、特に頑張る必要はない、とのことであった。上半身を効率よく使うことが大切…とのことだ。
バタ足は、僕のような腰痛持ちにはあまりよくないらしいから、このアドバイスはなによりの福音であった。

以来、この女性の助言を常に頭に入れ、あわてて水をかくことはせず、次のストロークを、なるべくゆっくりするようにしている。今、なんとなくそのコツがつかめてきているところなので、とにかく毎日泳ぎたい、という気持が抑えられないのである。

そこで話はコロリと変わるのであるが、水泳といえば、11月から孫娘のモミィも毎週木曜日にコスパのスイミングスクールに通っている。最初は「ひよこクラスの1」から始まり、2月末には「ひよこクラスの3」へ進級した。当初は水が顔にかかるだけでも嫌がっていたのに、今は頭まで水中に潜ることができるようになった。「えらい、えらい」とほめてやると嬉しがる。
モミィのスイムキャップには、「ひよこ3」のシールが貼られている。

そのモミィに、「のんちゃんはシールの数字はなんぼ…?」
と聞かれた。モミィは、実際に僕のことを「のんちゃん」と呼んでいる。

「大人はね、シールの数字とかは、ないねん」と僕。
「ないの…? のんちゃんは、スイミング、上手になったん…?」
「モミィのようには、上手になっとらん。まあ、ぼちぼちや」
「まあ、ぼちぼち、か…?」

そんなモミィも、4月から幼稚園である。
スイミングへ行く日も、4月からは木曜日から土曜日に変更した。
「コーチとか、変わるのん…?」
と、少し不安気味のモミィだったが、
「変わっても、みんなやさしい人たちだから、心配ないよ」
と言ったら、安心した表情を見せていた。

…ということで、話はまた戻るが、昨日の夜、僕はコスパへ行って、午後9時から9時半まで、「はじめてプール」というレッスンを受けた。
初心者を対象にした水泳教室、みたいなものである。
僕を含め6、7人ほどが、若い男性インストラクターのレッスンを受けた。

両手を伸ばして、水中にざぶんと潜り、そのままの形で水面に上がる。
単純なようだが、ここに水泳に必要ないろいろな要素が含まれているそうである。コスパのプールで、こういうレッスンを受けたのは、初めてだ。

約30分間のレッスンを終え、インストラクターにお礼を言って離れようとすると、突然そのインストラクターが、僕に、
「自転車、してはりましたか…?」と聞いてきた。
「へぇ? 自転車…ですか? なんでですか?」
と、突然の質問に驚いて、僕は聞き返した。
「いや、ふくらはぎの筋肉があまりすごいものですから、自転車の選手か何かをされていたのかなぁ、と思いまして…」
彼はそう言った。

自転車なぁ…。
41年前、20歳の時、自転車で北海道までの旅行はしたことがあるけれど…。
その時からこの筋肉がついたのか…。そんなアホな。

「いや、別に…。ちょっとマラソンをしていたぐらいで…」と僕。
「あ、そうですか。マラソンですか。ふくらはぎの筋肉、すごいですねぇ」

何ごとにも、ほめられると気持ちがいいものである。

来週の夜9時にも、またこのレッスンを受けよう。 うはは  。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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