僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

あぁ…のりピー

2009年08月13日 | ニュース・時事

少し体調を崩し、10日間ほど、ブログを休んでしまいました。

ちょうどブログもお盆休みということで、まあええがな…
と自分に言い聞かせ、お盆休みを終えて今日から再開します。

でも「お盆休みを終えて」は、おかしいなぁ。

本格的なお盆休みというのは…今日からである。
「帰省ラッシュも今日がピークです」とテレビのニュースが告げる。

どうも、仕事を辞めるとそういう感覚が鈍くなる。

この4月から毎日が「お休み」の状態なので、テレビで「今日からゴールデンウィークですね~」と言ってるのを聞いてもピンと来ないのと同じで、世間はいつ頃からお盆休みに入っていつ頃仕事に戻るのか、今の僕にはよくわからない。

もっとも現役当時、僕は市役所に勤めていたので、お盆休みというのは経験がない(当然ですが、お役所にお盆休みはありませんのでね~)。朝の通勤の時、なんだ、なんで今日はこんなに人影や車が少ないのだ…と不思議に思って、よ~く考えると、世の中はお盆休みに入っていた、というような調子だ。(われながら気楽な人生である)。


それにしても、ブログを休んでいる間、いろんなニュースがあった。

今頃こんな話を書くのも遅すぎる話だけれど、押尾学の薬物事件が起こったとたんに、酒井法子の夫が覚せい剤容疑で逮捕され、同時に、のりピーが失踪し、やがて本人にも逮捕状が出て出頭するという、日本国中大騒動の合間に、大原麗子が亡くなったり、豪雨で大勢の人々が被害を受けたり、地震が起きて東名高速が通行止めになったりと…衆院総選挙を控えて日本国の行方はどうなるか…なんてことはすっかり忘れてしまうほど、衝撃的なニュースが次々と伝えられた。

そんな中でも、ダントツに報道が集中した事件は、言うまでもない。

連日、朝から晩まで、テレビはどのチャンネルをつけても酒井法子の話である。「また、これか」と思っても、やっぱり見てしまうのは、この事件があまりに多くの「気になる要素」をはらんでいるからであろう。

酒井法子のアイドル時代の映像が、繰り返し放映されるのを見て、過去のことはもういいから、今、どんな進展があるのか…ということを、知らせてくれ~と、思ったりして、この事件のテレビ報道にはかなりイライラさせられた。余計な報道が多すぎるのである。それでも、つい身を乗り出してテレビを見てしまう僕なのであった。

押尾学の事件は、彼といっしょにいた女性が死亡するという、もしかしたら殺人事件に発展するかも知れないほどの重大事件のはずだけど、酒井法子の騒動にまぎれ、かすんでしまった感がある。押尾とその関係者は「ええぞ、ええぞ~。もっと、もっと、のりピーで騒いでくれぇ」と思っていることだろう。(といっても、警察の捜査はむろんそんなことで左右されないよね。しかしこの押尾事件については不思議なことだらけで、警察の発表も、あいまいで煮え切らない。捜査上の理由から、何か重要な部分をマスコミに隠しているのではないか)。

でも、まあ、いろいろな意見はあると思うけれど、こういう事案については厳しく罰せなければならないと思う。

報道を見ていると、押尾が使った錠剤も、酒井法子が夫と使った覚せい剤も、比較的簡単に入手でき、しかも錠剤を服用したりストローで吸引するだけだったりするので、誰にでも出来そうである。それで、ものすごくいい気分になれるのなら、一度経験してみたいものだ…と、思う人も出てきても不思議ではない。

これまでそういう存在に何の関心もなかった若者が、この一連の報道を見て、逆に関心を持ち、「やってみようか…?」と思うかも知れない。

薬物の撲滅どころか、それを宣伝しているみたいな印象を受ける。

そのうえ、酒井法子の場合は、不起訴か、あるいは裁判になっても執行猶予が付く可能性が大きいというのだから、な~んだ、その程度の罰則かということになれば、ますますその傾向が強まっていくのでは…。

その意味でも、厳しく罰せられなければならないと思うのだ。

世の中には、恵まれない人々がゴマンといる。

今回の2人は、そういう人たちとは比較にならないほど富も名声も得ていたはずなのに、それでも、薬物に走ってさらに大きな快楽を求めていく…というのは、人間の欲望には限りがない…ということを、改めて示したものなのであろうか。

でもね~。
こんな偉そうなこと書いてますけど、僕は、のりピーのファンでした。

がっかり。

 

 

 

 

コメント (6)
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