僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

おくられびと

2009年02月26日 | 議会&役所

3月の手帳の予定表の空白部分がどんどん詰まってきた。といっても…

仕事の予定よりも、飲み会のほうがはるかに多いのじゃ。わっはは

定年退職が近づいた僕に、勤務先である役所の、いろんな人やグループのメンバーが、僕のために送別会を開いてくれるのだから、ありがたい話である。

もう38年近くも仕事をしてきたんだな~と思うと不思議な感じがする。
なんだかなぁ…あっという間に過ぎたみたいだ。
何事も、過ぎてしまったらそう感じるのだろうなぁ。
人の一生なんて、一瞬、といってもいいくらいである。

数ヶ月前までは、退職後もまた新たに採用される再任用(再雇用)を受けようかと思っていた(期間は最長4年)。今回定年退職する者の半分以上が再任用を受けるというので、僕も去年5月ごろに、そうしようと考えた。しかし、どうも気が進まない。なぜ気が進まないのか…。考えてみれば、僕は基本的には毎日ぶらぶらと、気ままに生きていきたい志向が強い人間なのである。そんな性格なのに、なんで定年を全うしてもまだ仕事をせなあかんねん…などと、自分の選択に疑問を感じた。で、思案の末、再任用はやめることにした。フリーの身になって、やりたいことをやる…という自分自身の気持ちに忠実な道を選んだのだ。

そうなのです。僕はだいたいナマケモノなのです。

♪ 風が吹いたら遅刻して~、雨が降ったらお休みで…

…という、「カメハメハ大王の歌」に、痛く共感する人間なのです。

(ちなみに、長男も幼稚園のお遊戯のときにこの歌を聴いて、
 自分もそんな人生を送りた~い、と思ったそうです。なんちゅう奴
や)

んで…
「退職して、やりたいことって、何やねん…?」と、人からよく聞かれる。
まぁ、そんな絵に描いたような抱負なんてないけれども、強いて言えば…。
ついでだから、ここにちょっと書いてみる。

健康志向を強め、生活習慣を見直し、ジョギングや自転車、ウオーキングで身体を鍛え直したい、というのが一番目。(なにしろ、健康や体力はすべての生活の土台になるものですからね)。

次に、身の回りの整理。かつて古本屋に大量処分したが、まだ部屋のかなりのスペースを占める本だが…捨てる本、ざっと読み直して捨てる本、座右に置く本…などを見直し、また、山積みしている映画やスポーツのビデオもどんどん見て(モノによっては見ずに)捨てていく。そして、古い日記帳や、切抜きや、海外旅行から持ち帰ったガラクタ類から日常の衣類まで。それと、人に見られて困るもの(こんなのを残しておいたら、うかつに死ねない…というもの)、そういう今後使いそうにないものやヤバイものは、思い切って捨てる。…そうして身の回りをすっきりしておくこと。これが二番目だ。

次に、長年の夢だった英語を勉強すること。自由な時間が沢山あるのだから、気の済むまで英語トレーニングに没頭したい。これが三番目である。

退職1年目は、以上のような目標を立てることにした。
(書くだけですからね、なんとでも書けますわ

社会参加とか、ボランティアとかには、全然関心がないし…。
利己主義の自分をさらけ出して、束縛されない人生を送りた~い。

というようなことで、さて、話を送別会のことに戻します。

2月初旬に「ランナーズ」のメンバーに送別会をしてもらった。
「ランナーズ」とは、僕が勤務先の役所の人間の中で初めてフルマラソンを走ったことがきっかけに結成された同好会で、昔は大いに活動していたのであるが、今は消滅した。だが、その一人が、昔の仲間を募って送別会を開いてくれたのだ。その席では、過去の駅伝大会や各種のマラソン大会、サロマ湖100キロマラソンなど、走る話題に花が咲き、最後にはみんなから「退職しても野山を駆け巡ってください」と、リュックとウエストバッグのプレゼントもいただいた。感謝、感謝。必ずこのリュックをかついで、野山を駆け巡ります。

また、2月にはもう一つ、2人の友人に送別会をしてもらった。
先日このブログでも書いたが、韓国料理店で席を設けてくれたのだ。
一人は現在ECCに通っていて、僕にそこを紹介してくれた女性。もう一人は以前いっしょにハングルを習いに行ったことのある男性である。2人とも、かつて同じ職場で働いたことのある、若い友人である。女性のほうは、仕事をしながら、6年間ECCに通っている。単身で何度も海外旅行をし、旅先から英語で絵ハガキをくれたりする。僕が4月から行く予定のECCの話などで、大いに盛り上がった。楽しい送別会を開いていただき、これも感謝、感謝。

3月も、あちらこちらから声をかけていただいている。
3月は議会があって仕事はかなり忙しいのだけれど、夜も頑張ろうと思う。

手帳に書き込んだ3月の送別会のスケジュールを見ると…。

・今の職場の人たちによる送別会。これはかなり形式っぽい会である。

・今の職場の中の、有志の人たち。特に個人的つながりの深い、30歳代~40歳代の職員の人たちによる送別会。

・何年か前にスキーに行ったメンバーの人たち。僕はスキーへは一度行っただけで、他のメンバーはそれ以後毎年行っている。僕は飲み会だけおつき合いしている。そんなメンバーが送別会を開いてくれる。

・歩く会、のメンバーの人たち。京都から大阪まで歩く大会や、100キロウオークなどにいっしょに参加した人たちである。

・市議会議員のFさん(男性)が個人で送別会をしてくれる。いつもお世話になっている議員さんである。

・市議会議員のHさん(女性)も個人で送別会をしてくれる。よく一緒に飲みに行く、おしゃべりの好きな、楽しい議員さんだ。

・周辺都市の同じ仕事に携わる職員たちで作る会のメンバーたち。これは僕ひとりではなく、何人か、合同で送別会をしてくれる。形式っぽい会である。

・市議会全体がホテルで送別会をしてくれる。これも僕だけでなく、他の何人かと合同。これも形式っぽい会。

…こうして手帳を見ていると、長かった仕事生活の中で、多くの人たちとの出会いとおつき合いがあったことを、改めて実感する。送別会ではなるべく飲み過ぎないようにして、いつまでも思い出に残るような楽しい時間を過ごしたいと思う。
酔って財布を落とす…などは、断じてしてはいけないのだ。

これだけ数多くの送別会をしてもらうのも、きっとこれが最初で最後。
次に送ってもらうのは、自分の葬式の時ぐらいでしょうね。

2月も残すところあと3日。

退職まで、残り34日となった。

 

 

 

 

コメント (14)
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