そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



かわいい。
ねこ飼いたい。




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デリヘルか!

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ベートーヴェン : 交響曲第5番ハ短調 「運命」
18世紀オーケストラ,ブリュッヘン(フランス)
ユニバーサルクラシック


聴きたくなったのだ。
ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を。
人生にはこの曲を聴きたくなる日がたまにやってくる。

出だしの「♪ジャジャジャジャ~ン」があまりにも有名だ。
そのせいか、この曲を暗い曲だと思い込んでいる人が多い。
しかし、違うのだ。
全曲通して聴けばよく分かる。
明るい未来への希望を謳い上げた曲なのだ。
人の無限の可能性を祝福しているのだ。

第1楽章は確かに暗い。
運命的な悲劇の発生だ。
挫折、苦悩、絶望、いろんな感情が渦巻く。
それを乗り越えた第2楽章、心の平穏がやってくる。
しかし、不安はよぎる。
そして第3楽章、再び落ち込む。
この先いったい何を信じて生きていけばいいのか?
どうすればいいのか分からない、単調な日々の繰り返し。
だが、そのまま直結してなだれ込む第4楽章、ベートーヴェンは高らかに未来への希望を謳い上げる。
この第4楽章の神々しさに、僕は涙が出る。

そう、未来は希望にあふれている。
可能性は無限だ。
今の絶望はその前ぶれに過ぎない。
いかなる運命も、明るい未来の希望と可能性を奪うことは出来ない。
そんな崇高で神々しい曲だ。

これはブリュッヘン指揮の18世紀オーケストラ版。
古楽器を使い、ベートーヴェンの時代の音を忠実に再現しようとした名盤だ。
キレのあるオケと、軽妙な解釈。
多くの指揮者が陥った強引に拡大解釈された「運命」とは違い、このブリュッヘンの「運命」は明瞭だ。

明日は希望に満ちている。
いつ、どんな時も。
何が起ころうと。
だから死ぬまで生きるのだ。

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