そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





スゲー映画。
とにかくスゲーとしか言いようがない。
世紀の大傑作。
70歳のジョージ・ミラー監督が確変を起こし、とんでもない傑作を作り出した。
星5つの満点。★★★★★
ケチのつけようがない超傑作。
1ミリの隙もない。
77年の「スター・ウォーズ」的な、まさに時代を塗り替える超傑作といっていい。
予言する。
多くの映画が以後、この「マッドマックス/怒りのデス・ロード」に続くだろう。

なんとたった2週間の間に、すでに映画館で3回も見てしまった。
そのぐらいハマった。
登場人物全員頭がオカシイし、ストーリーもとてもシンプルなのだが、ここまでスーパーハイテンションで2時間突っ走る映画はほかにない。
全てのアクションが意味を有し、アクションがストーリーを語るという、徹底的に考えつくされた脚本。
極限までそぎ落とされたセリフと、ストーリーを語る全て意味のあるアクション。
映画の方程式を変えたといっていい作品。
アクションのほぼ全てが実写で撮られているところに、CG全盛の現代映画に対する強烈なアンチテーゼも含んでいる。
すごい、すごすぎる。
ジョージ・ミラーこそ真の天才だ。

なんといっても女大隊長フュリオサを演じるシャーリーズ・セロンがいい。
彼女にはこの映画でアカデミー賞の主演女優賞か助演女優賞を獲って欲しい。
いや、マジで。
ハンパないハマリ役だし、スゲー格好いい。
フュリオサ見たさで映画館に3回通ったといっても過言ではない。
シャーリーズ・セロンなんて見た目が綺麗なだけの女優だと思っていたが、その評価が一変した。
彼女の女優人生はこの役を演じるためにあったのだ。
アカデミー賞、マジであると思う。
作品賞すら獲ってもいい。
それだけ価値がある映画。
この映画を映画館で観られて良かった。

細かな説明や伏線をいちいち張ったりすることなく、最速で面白いところまで到達する最近のハリウッド映画の方程式に日本の映画界も見習ったほうがいい。
台詞や映像で細かに設定を説明しなくても、見ていればなんとなく観客は分かる。
そんな観客たちの『映画鑑賞力』を信じきって作られた映画。
素晴らしい。
もーとにかく素晴らしい。
今年ナンバーワンというか、ここ数年でナンバーワンだな。

あと2回ぐらい見に行くと思うw

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