そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





毎週、メーテレの「ザキロバケイコ」という番組の会議に出席するため名古屋に出張するのだが、先日その機会を利用して伊勢神宮に参拝してきた。

おそらく初めての伊勢神宮なんだと思う(過去に行った記憶がないので)。
宗教にはいっさい興味がなく、決して信心深くない僕だが、日本人なのでやはり神道がしっくりくる。
一度ぐらい「お伊勢様」に行ってみたかったのだが、ようやく念願叶った。

あいにくの雨の中、名古屋を8時10分発の近鉄特急に揺られること1時間半。
伊勢市駅で下車すると、歩いてすぐのところにまず外宮がある。
豊受の神を祀っている外宮を先に参拝するのが習わしなのだ。
平日の朝なので人は少ないが、それでもそこそこの観光客がいる。
外宮を参拝し、いよいよ内宮を目指す。
外宮の前からバスに乗り、15分ぐらいで内宮に到着。
大きな鳥居をくぐり、五十鈴川で身を清め、ついに神道の総本山、天照大神のいらっしゃる内宮を参拝した。

内宮の目の前にあるおはらい町で、昼間っから生ビールを飲みつつ、名物の手ごね寿司を食べる。
手ごね寿司はなんというか、普通のヅケ丼だった。
まぁ、この手の観光地の名物グルメは大抵こんなもんだろう。

再び近鉄特急で名古屋に戻り、新幹線で品川へ。
夕方には都内に着いていた。

伊勢神宮は想像していたような荘厳なパワースポット感は感じなかったけれど、良い場所だった。
年に一度ぐらい通いたいなぁと思う(実現するかは分からないけれど)。

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名匠リドリー・スコットの監督作。
お馴染み「旧約聖書」の「出エジプト記」を映画化したものだが、その感想。

つまんない。
ひとことで言うと圧倒的につまんない。
星1つ半。★1/2

エジプト王子のラムセスと兄弟として育てられたヒブライ人のモーゼが、その出生を知られ、エジプトを追放され、その後帰還してヒブライ人を率いて割れた海を渡り、シナイ山に登って十戒を手に入れ、偶像崇拝で浮かれる民に怒り石版を割り……といった古典が最新のCGで描かれていくのだが、もうなんとかいうかストーリーが圧倒的につまらないので、途中でもうどうでも良くなってしまう。
神の怒りでエジプトを襲う災いの数々(ワニ、魚、カエル、ブヨ、疫病、バッタ、子供の死)がたぶん見せ場なんだろうけど、そこがつまんないので救いようがない。
2時間30分もあるが、見る必要なしだな〜。
リドリー・スコットは当たり外れが昔から本当に激しい監督だ。

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どこかのなにかで『いい映画だよ』と見かけた作品。
だいぶ前にBlu-rayを購入していたのに見ていなかった。
それをプロジェクターを新装した地下シアターで真夜中に鑑賞。
その感想。

いやはや、これは相当な秀作。
星4つ。★★★★
かなりいい映画だと思う。

とはいえ、たいした話ではない。
超一流なのに仕事がうまくいっていない中年シェフが、あることをきっかけに再生し、離婚した妻や離婚した妻との間に出来た10歳の息子との絆を取り戻していくというストーリー。
ただそれだけの話なのに、アメリカの風土や文化的側面をうまく取り込み、小気味よいテンポで描いたことで素晴らしい味わいを勝ち得た作品になっている。
さらに脇を固める俳優たちがやたら豪華。
ダスティン・ホフマン、スカーレット・ヨハンソン、ロバート・ダウニー・Jrなどがちょい役で出てくるのも楽しめる。
まぁでもそんなことより、骨子のストーリーと演出がとにかくしっかりしている。
見て損はない映画。
相当素晴らしい。

ちょっと泣いた。笑

まぁでも『マッドマックス/怒りのデスロード』にはかなわない。
マッドマックスはここ数年で一番すごい映画だと思う。

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こちらも評判が良いので六本木ヒルズのMX4Dで見てきた。
その感想。

感覚的には『キックアス』に近い感じ。
恐ろしく正当派かと思えば突如ハチャメチャになったり、また正当派になってまたハチャメチャと、1本の映画の中での振り幅が広い。
同時期に観た『ジュラシック・ワールド』や『ミッション・インポッシブル』に比べると、映画の途中退屈することはなかったし、最後まで楽しく観られた。
星は3つ。★★★

なかなかよく出来た荒唐無稽なお話。
『ジュラシック・ワールド』や『ミッション・インポッシブル』を観るくらいならコレを観たほうが100倍いい。
しかし『マッドマックス』を観たほうがさらにその100倍はいい。
そういうことだ。

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ようやく観てきたのでその感想。

うーむ。
星3つ。★★★
悪くはない。
よく出来てはいる。
ただ、なにかが物足りない。

トム・クルーズは格好いい。
今回はヒロインも美人で格好いい。
悪役も気味が悪くて過去作に比べても遜色ない。
それでも星3つ程度なのは、結局ストーリーが複雑かつイマイチだからだ。

思えばこのシリーズは1作目からたいした映画ではなかった。
あの『スパイ大作戦』のテーマがやたら格好いいのですごい映画のように思っちゃうが、冷静に観てみると1作目から今回(5作目だっけ?)まで突き詰めれば全て「トム・クルーズひゃっはー!」しか中身のない映画だった。
まぁそういう過去作を踏襲したということだ。

いい評判を聞いていただけに、少し残念。


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かなり前の映画だけど、このたびプロジェクターを新調したホームシアターで鑑賞。
その感想。

ウッディ・アレン監督の映画が僕はそもそも得意じゃない。
むしろかなり苦手だといっていい。
なのでこのウッディ・アレン監督作も、そこまでピンと来なかった。
この映画でアカデミー主演女優賞を獲ったケイト・ブランシェットだが、そんなにすごい演技だとも思えず。
ストーリーもとてもウッディ・アレン的で、派手なことが起こるわけでもなく、みごとな伏線の回収がなされるわけでもなく、ただ淡々とリアルに人間を描く。
こんな悲惨な話、どこに落ち着くのだろうと思って見ていたら、救いなく終わるというまさにウッディ・アレン。
人生って大変だよね、っていう、まさにウッディ・アレン。
ただ、精神破綻してしまう人がどういう過程を経て実際に精神破綻するのかを事細かに見せてもらえるという意味では、よく出来た映画。
星は2つ半。★★1/2

ウッディ・アレンとの確執は、1977年に『スター・ウォーズ』(1作目・エピソード4)がアカデミー作品賞にノミネートされていて当時最有力候補とも噂されていたのに、ウッディ・アレンの『アニー・ホール』(今見てもどこが作品賞にふさわしい映画なのか全然分からない)に最優秀作品賞を奪われたという事件に端を発する。

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わざわざMX4Dで見たのだよ。
シートが揺れたり、水が出たり、匂いがしたり、スクリーン前に煙が立ち込めたりしちゃうやつ。
それなのにこの評価だ。
星2つ。★★
1作目の時点からこのジュラシックパークシリーズはたいした映画ではなかったが、今回もご多分に漏れず中身スカスカのひどい映画だった。

20年前とは違い、CGで描かれた恐竜には当然もはやなんの驚きも新鮮さもない。
逆にCGで描かれた広大(なはずの)ジュラシック・ワールドは、箱庭のように現実味がなくて陳腐だ。
登場人物全員頭がおかしくて最高だったのが『マッドマックス』だが、こちらは登場人物全員がバカで見てられない。
その結果誰1人登場人物に感情移入が出来ない。
むしろ恐竜に感情移入してしまったw
DNA操作で生まれさせられた挙げ句、人間たちに目の敵にされて結果虐殺されるなんとかサウルス、実はあいつが一番可哀想じゃないか。

プロットがいちいち雑で、序盤とにかくモタモタしてるし、もう登場人物たちの気持ちの流れが無茶苦茶すぎて見ていられないし笑っちゃうし、最悪だった。
突然ヒーロー?とヒロイン?がキスをし始めたときには1人吹き出してしまった。
お前らこの文脈で突然キスをするのか、とw
浅はかな映画屋が、なにからなにまで浅はかなご都合主義でひねり出した薄っぺらーいご都合主義でお約束だらけのなにひとつ面白くない物語だった。

ていうか、ラプトルと人に絆が出来ちゃダメじゃん。
そもそもの問題。

というわけで、デートムービーとしては及第点です。
MX4Dとかでカップルでキャーキャー見る分には良いでしょう。
1本の映画として見た場合には、超の付く駄作です。

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