2022年4月6日、夜8時。
また飼い猫が1匹死にました。
ブルース。
アメリカンショートヘアーの男の子。
2008年6月22日生まれ。
享年13歳と10ヶ月。
一時は8キロ近くまで太っていた体重は、最後3キロを切っていました。
歯槽膿漏から食欲がなくなり、右側の歯を抜く手術をしたのが確か去年。
その後、抜いた方の口から血液混じりの赤いヨダレが止まらなくなり、高度医療センターで右側のヨダレ腺を除去する手術を受けたのが昨年末。
その手術の検査の歳に、腎不全と片側の副腎の腫瘍化が見つかり、背骨の大動脈に近い部分なので手術することも出来ないといわれました。
医者には、副腎の機能不全によって次第に下肢に力が入らなくなると言われましたが、その後いったんは比較的元気に。
しかし、2月に同じペットのコジマ中目黒店で購入され、13年間を一緒にこの家で過ごしたロシアンブルーのアンナが死んだ頃からブルースも体調が悪くなり始め、副腎の腫瘍は見る見る巨大に。
週二回の病院で点滴を打ち、痛み止めや吐き気止めを飲ませ、最後は腕に貼り付ける医療用の麻薬物質シートで痛みを緩和しつつ、注射器で1日3回食事を与えていました。
3週間ほど前から後ろ肢に力が入らずフラフラ歩くようになり、一時はかなり悪そうな状態だったものの、その後少し体調を持ち直したように見えていました。
4月6日、2月に死んだアンナの遺骨を墓に埋めに行くため、木更津まで出掛け、帰ってきたらブルースは玄関で倒れていました。
すでに全身に力が入らず、瞳孔も開いたような状態だったので、急遽獣医に連れて行き見てもらったところ、急な肺血栓で呼吸困難になっていたとのこと。
酸素を吸わせ、血圧は少し回復したものの、もう長くはないと言われたので自宅に帰らせて看取ることにしました。
夕方5時ぐらいに獣医から帰ってきて、それから3時間ぐらい。
長年すごしたこの家のリビングで横たわり、僕と妻の2人に見守られる中、夜の8時頃、何度かくしゃみをするようなけいれんを起こし、最後、動かなくなりました。
苦しんだ様子はなかったので、安眠したものと思います。
ブルースは人間に全く物怖じしない猫で、ファンクラブのホームパーティーで我が家に20人以上の人が集まっていても、ずっとみんなのそばをウロウロし、誰にでもさわらせたし、写真を撮らせていた猫でした。
家に出入りする工事関係の人や、家政婦さんなどみんなに懐き、愛された猫でした。
いい猫に巡り会えたものだと思います。
3匹目の猫の死に際し、ようやく納得のいく看取りが出来たと思います。
最後の数週間、きちんと介護してあげれたし、今まで以上に抱いてあげたし、かまいまくってあげたので、他の猫たちが嫉妬するほどでした。
幸せに逝けたことと思います。
ブルースありがとう。
安らかに眠ってください。
本日朝10時に荼毘に付し、お骨をしばらく自宅に置いたのち、ポロとアンナが待っている木更津の墓にまた埋めに行きます。
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