そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



今担当しているレギュラー番組の内、この秋で1つ番組が終了することが正式決定した。

終わるのがどの番組なのかはここには書けない。
まだ公式発表されていない以上いろいろ問題があるのだ。
決して視聴率が悪いとかそういう理由で終わるわけではなく、僕らスタッフにはいかんともしがたい別の理由で終わるので、そこのところはちょっと勿体ないなぁ~と思う。

今日、その番組の(たぶん)最後の会議があった。

最後の収録の中身を決め込み、台本の締め切り日を決め、解散となった。
昔から馴染みのプロデューサーやディレクターとの別れ。
でも「お疲れっした~」みたいな軽いテンションであっさり。
少なくとも3ヶ月ぐらい、下手すりゃ死ぬまで二度と会わないのに。
ま、テレビ業界なんてそんなもんだ。

でも縁があればそのうちまた一緒に仕事出来るだろう。
なかなか優秀なスタッフなので、ぜひまた別の番組を一緒に作りたいものだ。
新番組の企画でもこしらえて持って行くかな。

そして……
終わりあれば、始まりがある。
秋から別の新番組を1本持つことになった。
つまり、担当番組の本数はプラスマイナスゼロ。
僕の仕事量はあまり変わらない。
ありがたいことだ。

華やかに見える放送作家稼業だが、仕事がなくなったらそのまま収入がなくなる綱渡りだ。
全く明日の保証はない。
身体を壊したら、それこそ終わりだったりする。
そういう先輩や後輩作家を何人か知っている。
だからこそ、今の仕事と身体を大切にしよう。

だって、家のローンが山ほど残っているのだから。

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