そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





今日、僕の家の郵便受けに突然ブリーフが1枚入っていた。
こんな真っ赤なブリーフだ。

人の家の郵便受けにむきだしで生パンツを入れるヤツは、まずいない。
たまにはそんな変態もいるかも知れないが、まずいない。
もちろん封筒で届いていたのだ。
パンツが、だ。
TOOTという男性用下着ブランドから届いていた。

封筒の中には、
「お誕生日おめでとうございます!
 パンツと共に素敵な1年をお過ごし下さい」
と書いた紙が入っていた。

そう。
以前この店で僕はボクサーブリーフを何枚か購入したのだ。
そのとき誕生日を登録したのだろう。
顧客への誕生日プレゼントを送ってきたというわけだ。

それにしても……

「パンツと共に素敵な1年をお過ごし下さい」

僕はパンツと共に1年過ごすのか?
とくにパンツと共に過ごしたくはないんだが。

それを言うなら可愛い彼女と共に1年過ごしたい。

でも、僕のパートナーはパンツと決めつけられてしまった。
それも真っ赤なボクサーブリーフ。
真っ赤なブリーフ。
真っ赤な。
真っ赤。
レッド。
レッドな。
レッドな下着。
レッドな下着が恋人。
レッドな下着と共に過ごす素敵な1年。
レッドな下着と共に過ごす素敵な39歳の1年。

こう何度も繰り返していると、それも悪くないんじゃないかという気がしてくるから不思議なもんだ。

早速、はいてみた。

……
……
……
……
……
ひんやりして気持ちよかった。

たしかに素敵な1年になりそうだ。

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金曜日の夜中、24時。
本日最後の会議がスタート。
秋のある特番の会議だ。

番組で使用するキャラクター、芥川くんと直木くんのイラスト草稿。
何をテーマにした番組なのかはいわずもがな、かな。

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