そこそこの放送作家・堀田 延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこの映画のブログ。
人生そこそこでいいじゃない





分かった。
僕が心の底から「フォースの覚醒」が嫌いだし、駄作だと断じる理由。
ハン・ソロの扱い方と、死に方だ。
あんな可哀想な終わり方をさせられたハンの姿を、僕は正直言って、もう二度と観たくない。
そのぐらい傷ついたのだ。
35年来のファンだからこそ、傷ついたのだ。

泣けてきた。
僕がどれだけ「スター・ウォーズ」のハン・ソロが好きだったか。
ハリソン・フォードが東京国際映画祭の「刑事ジョン・ブック」上映に際して初めて来日したとき、高校生だった僕は学校を休んで、徹夜で東急文化会館に並んだのだ。
徹夜で並んで、前から三列目の席に座り、そこから双眼鏡で舞台上のハリソン・フォードを観たのだ。
そのぐらい好きだったのだ。
ハン・ソロは僕にとって、インディアナ・ジョーンズと並ぶヒーローだった。

「ジェダイの帰還」のラストシーン。
皇帝を倒し、帝国軍の第2デス・スターを破壊し、大団円で終わった物語。
あそこでハン・ソロ始め、ルーク・レイアら、反乱軍の盟友たちの物語は最高のハッピーエンドを迎えていた。
それなのに……だ。
今回ハン・ソロはあんな形で死んでしまった。
あの「ジェダイの帰還」の素敵なラストシーンを、これから僕たちは、手放しの笑顔で観ることが出来ない。
なぜなら、そのあとハン・ソロには厳しい人生が待っていることになってしまったからだ。
息子がグレたため夫婦仲が悪くなり、逃げ、ふたたび密輸業者に身をやつし、実の息子にあんな風に殺される……そんな暗い未来が待っているのだから。
だったら、あの「ジェダイの帰還」の戦いはいったいなんだったのか?
「新たなる希望」から「ジェダイの帰還」にかけて、ハン・ソロが歩んだ成長の物語はいったいなんだったのか?
せっかくのハッピーエンドが、無に帰してしまった。

絶対に許さない。
僕たちが35年間以上に渡って愛し続けてきたハン・ソロの成長物語を、こんな形で無に帰したJ.J.エイブラムスを。
そして、スター・ウォーズを金儲けのためにしゃぶりつくそうとしているディズニーを。
絶対に許さない。

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コメント
 
 
 
この映画は「無かった」事にします (加曙良(カーラ))
2016-03-05 13:11:56
初めてコメントさせて頂きます。
私も、自分で勝手にオープニングクロールを考え、映画の感想レビューに載せてしまったくらい、「フォースの覚醒」に対し、強い怒りと悲しみを抱いている一人です。
大団円で綺麗に完結したはずの「ジェダイの帰還」を完全無視した上、ハン・ソロのみならずルーク・スカイウォーカーらオリジナル・キャラクターの「その後」を、あのように酷く描いてしまったエイブラムス監督をはじめ「7」の制作陣とディズニーを、私も一生、許しません。
この作品は「無かった」事にして、私は自分の中で続編を考えようと思っております。
 
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