そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





2015年4月26日日曜日。
少女時代の日本のファンクラブ『SONE JAPAN』初のファンクラブイベントがさいたまスーパーアリーナで開催された。
昼の部と夜の部の2回。
観客20000人ずつの2回。
その両方に僕は今回ついに、知り合いの音楽番組プロデューサーのツテを使い、『関係者席』を手配してもらって観賞した。
これまで頑なに自力でチケットを取ってライブには通い詰めていたのだが、今回ついに業界パワーを使うというダークサイドに堕ちてしまった。
結果としてその判断は間違っていたと言わざるを得ない。



席はこういう位置だった。
要するに3階席だ。
ペンライトを振って騒ぐ感じでもない。
ただし、コーヒーとか置いてあって飲み放題。
ラグジュアリー感は申し分ないのだ。



なにしろ案内された3階スイートルームには、こんな前室まで付いていた。(奥に見えるブラインドカーテンの向こう側が3階客席で上の写真みたいにアリーナが見下ろせる)
ウォシュレットつきの個室トイレも完備だ。
一緒に近くで見ていた関係者は、僕が脚本を書いたあるドラマで主演を張ってもらった女優さんだったし(気付いたのが終わった後だったので挨拶はしそびれたが)、周りにはなんだかいかにもな業界関係っぽい人ばかり座っていて、つまりその結果、カバンの中に忍ばせていたペンライトを振ることも出来ず、冷静に昼の部も夜の部も腕組んで観察するような感じの観賞となってしまった。

ファンミーティングの中身は賛否両論あるだろう。
司会の今田耕司さん、ゲストのDJ KAORIさんは頑張っていたと思う。
ただしこういったものの構成の(一応)プロの目線から言わせると、もう少しなんとかならんかったか、という中身だった。
ユニバーサルミュージックさん、なんなら僕が作家として参加して、もっといい感じの中身考えますけどw
正直いってそんな感じ。
ただで昼夜2回とも関係者席で見せてもらっておいてなんなんだがw、ファン目線でもっと良くするアイディアはたくさんある。
もし次回ファンミーティングで同じようなバラエティ企画をやるのであれば、お声かけ頂きたい。

で、結論。

関係者席は僕には向いていない。
やはり自力でチケットを取り、ファンのみんなと同じスタンスでペンライトを振りながらワーワー叫びたい。
……そう強く思った2015年の4月26日だった。

ありがとう少女時代の8人。
素でしゃべる8人はスーパー格好いい大人の女性だった。

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12月公開の『スター・ウォーズエピソード7/フォースの覚醒』だが、こいつは気に入った!
新しく出てくるドロイドBB-8くんだ。

球状のボディーの上に頭部が乗っかり、そのまま回転して移動するSFチックな構造からCGだと思われていたが、なんと実物が作られていた。
これ、なかなか素晴らしい造形物なのではないだろうか?
最新の科学技術を使えば、このような構造のロボットが実際に作れるのだな。
すごいし、可愛い。
CGに目が肥えてしまった現代の子供たちにも、人気が出そうな気がする。
なにしろ現実にこの世に存在するのだから。

映画のプロモーションの時に、来日希望。
実物を見てみたい。




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アカデミー最優秀作品賞受賞作。
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を観てきた。
その感想。

この映画、全編ワンカット(風)で進行する。
そのカメラワークが気になってしまうと物語に集中出来ないので、まず「どうやって撮っているんだろう」的な邪念を捨てよう。
観賞前からワンカットなんだなと覚悟しておけば、そこが気にならなくなるはずだ。
今から観に行く人は、そこに気をつけると良いと思う。

映画の中身については説明が難しい。
決して難解な内容ではないが(むしろ超笑えるブラックコメディだ)、少しクセがある分、説明が難しい。
シリアスに描こうと思えば描けてしまう重いテーマを、あえてちょいずらした要素を加えることでシリアスになりすぎないよう描きつつ、ところどころに人の心にグサリと突き刺さるような重いセリフとキツイ描写を放り込んでくる、確信犯的映画。
ハリウッドのアカデミー会員たちにウケたのも納得。
ありそうでなかったタイプの映画になっている。

星4つ。★★★★

主演のマイケル・キートンが素晴らしい。
自身のキャリア「バットマン」をこんな形でブラックなパロディにしてしまった。
逆にマイケル・キートンのバットマンをまた観たくなるから不思議だ。

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