そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



Black&White/ブラック&ホワイト エクステンデッド・エディション [Blu-ray]
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


『スター・トレック』のクリス・パインと『マッドマックス怒りのデス・ロード』のトム・ハーディがダブル主演のコメディ映画。
敏腕CIA捜査官の2人の男が、1人の女を公私混同して激しく奪い合うというストーリー。
何かのサイトでオススメされているのを読んで、購入&鑑賞。
その感想。

これはかなりの佳作。
なんといってもところどころが破壊的に面白い。
もう星4つあげてもいいぐらいの勢いだったが、星は3つ半。★★★1/2
星半分マイナスの理由は、主演女優のリース・ウィザースプーン。
イケメン2人が命がけで奪い合う女として、あまりにも可愛くない(アメリカ人男性にとっては可愛いのかも知れないが)。
そこに(日本人男子として)全然感情移入出来ないので、星半分マイナスさせて頂いた。
このヒロインの配役がもっとピンと来る女優だったら、もっともっと面白かったかな。
惜しいなぁ。
リース・ウィザースプーン、しゃくれてるんだよね。
しかも年齢もキツイ感じ。
調べたら、クリス・パインやトム・ハーディより年上なのね。
なんだよこのミスキャスティング。
残念。

ただ、映画としてとてもよく出来ている(下ネタ満載だが)。
監督はマックG。
しょうもない映画ばかり撮っていたやつだが、これは佳作。
別エンディングが3種類Blu-rayには収録されているんだが、どれもよく考えられている。
ありがちなコメディ設定だけど、良くシナリオが練り込んであるわ。
感心、感心。

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映画館に久々に出掛けた。
日曜日の二子玉は死ぬほど混んでいた。
ほとんどが家族連れかカップルだった。
僕は男1人。
肩身が狭いことこの上ない。
なるべく休日の二子玉には近寄らないようにしよう。

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 」である。
この映画に向けて、ここ数週間いろんな映画を観てきたわけだ。
その感想。

普通。
悪くはない。
ものすごく良くもない。
星3つ。★★★
2時間半近くあるのだが、さほど長くも感じない。
つまり、よく出来ている方なのだろう。

観賞中心配になったのが、ほかの観客たちのことだ。
僕みたいにアベンジャーズシリーズの映画を全て観た上でこの映画に臨んでいるヘビーユーザーはともかく、だ。
そうじゃなくて、他の映画をそんなに観ていない観客……例えば『キャプテン・アメリカ』の1作目とか、『アイアンマン』の1作目とか、『アントマン』とか……そういうのをちゃんと観ていないライト層の観客たちにとって、この映画は意味不明だらけのはず。
シールドとかヒドラとか説明のない単語がたくさん出てきて、それで果たして楽しめたのだろうか?
僕の隣の席に座っていた、どう見てもデート中に軽い感覚でこの映画に入っちゃった2人とか、僕の前に座っていた、どう見てもご老人のご夫婦は、ストーリーの半分ぐらい意味分からないだろうなぁと心配に思って、気が気じゃなかった。
とはいえアクションシーンはとことん派手なので、なんだかよく分からないけどガンガン戦ってるから、意味分からなくても楽しいのかな?
まぁいいか、他人のことは。
でも僕自身がそういうライト層だとしたら、この映画はチンプンカンプンが多すぎて苦痛だったかもなぁ。
こういうところがシリーズものの弱点だね。

まぁでも、『スーパーマンVSバットマン』みたいな、最後いきなり強敵が現れて協力して戦うみたいな安直ストーリーじゃなくて、この映画ではきちんとアベンジャーズが二手に分かれて戦うし、突然の強敵も出ないので、ちゃんとしてます。

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
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このところアベンジャーズがらみの映画を立て続けに観ているわけだが、残りは2本。
そのうちの1本『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を観た。
その感想。

ひとことで言えば、わけが分からない。
ここまでよく分からない敵とよく分からない理屈とよく分からない世界観で話が進む映画もなかなか珍しい。
一応なんとなく(うっすら)分かるといえば分かるのだが、口で説明は一切できない。
よく分からないエネルギーを使ってよく分からない敵が宇宙をよく分からない方法で破滅させようとするのだが、よく分からない惑星直列のタイミングでよく分からない重力の異常とか空間のねじれが起き、それをよく分からない地球の科学者がよく分からない装置でなんだか上手に工夫してよく分からないけどなんとか敵を撃破するというお話なのだ(こんなにふんわりした文章も珍しい)。
ところが、つまんないのかというとそんなにつまらないわけでもなく。
星2つ。★★
わけが分からないんだけど、なんとなく観ていられるという珍しい映画。
たぶんナタリー・ポートマンが綺麗だからだろうな。
それ以外に観るところはない。
スター・ウォーズの新三部作と一緒だ。
ナタリー・ポートマンが綺麗だからなんとなくまだ観ていられる(笑)。



以下少しネタばれ。

最後ロキはあれどういう意味なのかね?
アンソニー・ホプキンスはどこに行ったのかね?
よく分からないエンディングに戸惑うよね。
アレフガルドがロキにのっとられちゃったわけ?
つくづくよく分かんない映画だなぁ。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
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マーベル社のアベンジャーズシリーズ、そのひとつ。
宇宙が舞台の荒唐無稽もの。
荒唐無稽ってことでいえば、アイアンマンもキャプテン・アメリカもスパイダーマンも荒唐無稽なのだが、中でもマイティ・ソーと並んで荒唐無稽なのがこの『宇宙の守護者達』だろう。
アライグマと木とかが仲間だからな。
その感想。

やはり、無茶苦茶だった。
知らん星の知らん宇宙人たちが知らん戦いを展開する。
そんなものに2時間も付き合わさせられるのだから、たまったものじゃない。
一応主人公は地球人で、80'sをウォークマンで聴いているという設定なのだが、それも含めてスベっている。
ドンパチは派手で、CGも金かかっているのだが、所詮CGだ。
新しいスター・ウォーズと一緒でそんなものに観客はダマされない。
星は2つ。★★
しょうもない映画です。

こんなヤツラも一緒に戦っていくのかと思うと、アベンジャーズもそろそろキツいな。
広げすぎなんじゃないだろうか?
マイティ・ソーが出てきたあたりから破綻は始まっていたのだが(なにしろ神様だからな・笑)、こいつらの投入でますます無茶苦茶になることだろう。

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アントマン MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
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一連のアベンジャーズシリーズの中の1本「アントマン」。
必要に迫られて観賞。
その感想。

普通。
ひたすら普通。
星2つ半。★★1/2
面白くもつまらなくもない。
もし映画館で観ていたら、『ああ金と時間を無駄にしたなぁ』と少し切なくなるぐらいの感じ。
悪くはないのだが、良くもない。
だから星2つ半。

身体を縮小させ、アリみたいな大きさになって戦うからアントマン。
そう思っていたら、実際にアリがたくさん出てきた。
想像していた以上に“アリ男”なのだ。
そこが少し笑える。

見終わってしばらくして気付いた。
ヒロインがイマイチなんだな。
『ロスト』でケイトを演じたエヴァンジェリン・リリーという女優さんなんだけど、やはりTVドラマクラスの女優さんなので、今ひとつ華がないのだ。
ここにもう少しビシッとハマる女優さんがいたら、もっと面白く感じたのかも知れない。

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
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マーベルコミックスの一連のシリーズ。
まだ見ていないものがたくさんあって、これもそのひとつ。
残りは『インクレディブル・ハルク』と『マイティー・ソー(の2作目)』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と『アントマン』。
これらの作品を観ないと、今映画館でやっている『シビル・ウォー』が観られない(理解できない)。
『シビル・ウォー』を映画館で観る気はさらさらないのだが、Blu-rayでは観ることだろう。
だから、この一連の作品群は少しずつでも消化していきたい。
ということで、今回はこの『キャプテンアメリカ(の2作目)』を観賞した。

これが案外面白かった。
案外面白かったので、星3つ。★★★
アベンジャーズの中では、そもそもキャプテン・アメリカが僕は好きなのだが、今回はとくに格好いい。
あの盾(トニー・スターク(アイアンマン)の父が作った設定)を投げつけて戦うスタイルがとても格好いい。
話自体は滅茶苦茶荒唐無稽だけれど、筋が通っているので、最後まで飽きずに観られた。

こんな馬鹿なヒーローものでもストーリーがきちんとしていれば「もつ」のだ。
『スーパーマンVSバットマン』には、この映画の爪の垢を煎じて飲ませたい。
そうすればあんなことにならなかっただろうに。

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小さいおうち Blu-ray
松たか子
松竹


僕は今、NHK大河ドラマ『真田丸』にハマっている。
毎週の楽しみは、『真田丸』と『ブラタモリ』の2番組を観ることだ。
その『真田丸』の序盤で、不思議な存在感を見発揮していた女優、黒木華。
決して美人とはいえないクラシックな顔立ちで異彩を放っていた彼女に興味を持ち、彼女が第64回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を獲った本作『小さなおうち』を観ることにした。
その感想。

実に素晴らしい映画だった。
これは素晴らしい。
星4つ。★★★★
黒木華はもちろん、主演の松たか子も、倍賞千恵子も、重要な役割をになう吉岡秀隆も素晴らしい。
名優たちの名演技に安心して身を任せられる2時間。
この辺はさすが山田洋次監督といったところだ。

原作は直木賞受賞作の小説。
戦前から戦中、東京にある赤い屋根の小さなおうちを舞台に、この家に奉公に来た黒木華演じる女中の目線でその一家の妻に起きたちょっとした不倫事件を描く。
人の描き方が繊細なのは、おそらく元の原作小説が素晴らしいのだと思う(読んでいないが分かる)。
戦前から戦中の時代の描き方がとても自然で抑圧されていて、そしてもの悲しくて、素晴らしい。
この辺もおそらく原作小説が素晴らしいのだと思う(繰り返すが読んでなくてもなんとなく分かる・笑)
つまり、とても小説的な映画なのだ。
素晴らしい原作小説を上手に映画化したのだろう。
とにかく素晴らしかった。

惜しいのは、若手俳優二人の演技だ。
妻夫木聡と木村文乃。
これだけの名優の中に入ると、この2人の演技がわざとらしくて、観ていられない。
若い俳優に多いのだが、ぜんぜん自然じゃないのだ。
演技が漫画的というか、テレビドラマ的すぎる。
表情を作りすぎている。
これ、日本の俳優のクセらしい。
世界基準でいうと、日本の俳優は演技が過剰で、歌舞伎みたいらしいのだ。
それが、この映画を観ると、妻夫木聡と木村文乃で顕著。
とくに木村文乃の演技がひどい。
彼女は(この映画の時点では)ぜんぜん上手くない。
数年経っているから、今はもう少し上手くなっているかな。
木村文乃のせいで映画の後半、少ししらける。
それがなければ星5つあげたのに。
山田洋次監督も優しいから、彼女にダメ出ししなかったんだろうな。

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GIRLS’GENERATION 4th TOUR -Phantasia-in JAPAN [Blu-ray]
少女時代
ユニバーサル ミュージック


昨年12月24日にさいたまスーパーアリーナで開催された少女時代の4thツアー最終日。
その模様を収めたBlu-rayが発売されたので鑑賞。
もちろんその現場に僕はいたのだが(笑)。
その感想。

ライブの中身に関してはもうなにも言うことはない。

今回の少女時代ライブは、初めて日本人振り付け師・中曽根梨乃さんが総合演出に立っている。
特典映像でその中曽根梨乃さんのダンスが少しだけ観られるのだが、キレが凄すぎて、もう神。
沖縄出身の振り付け師で、少女時代の『GINIE』の振り付けで知られる仲曽根氏だが、ダンスがヤバイ。
この神懸かったダンスの能力を持つ振り付け師の遺伝子を少女時代が受け継ぎ、展開される2時間あまりのライブ。
そりゃあ、凄いのだ。

現在少女時代は、このツアーと同じ内容のライブを東南アジア各地で展開中だ。
数日後には台湾公演がおこなわれる。
最近、日本よりもアジア圏に軸足を移している少女時代。
今年は日本でツアーをやってくれるのだろうか?


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ブリッジ・オブ・スパイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]
トム・ハンクス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演。
昨年度アカデミー作品賞ノミネート作。
米ソ冷戦時代の実話を元にしたストーリー。
その感想。

恐れ入った。
とにかくちゃんとしているのだ。
さすがスピルバーグ。
もうとにかく、ちゃんとしているとしか言いようがない。
スピルバーグの作るものは、傑作だろうが駄作だろうが、どちらにせよちゃんとしている。
そこがスピルバーグという映画監督の才能なんだろうなぁ、と思う。
面白い映画はとことんちゃんとしているし、つまんなくてもちゃんとしているのだ。

この映画に関して言うと、面白くもつまんなくもない。
言うなれば、普通だ。
だが、ちゃんとしている。
実話なので、たいして面白いことは起こらない。
淡々とストーリーは進む。
それでもちゃんとしているから最後まで観ていられるのだ。
星は3つ。★★★
だが、面白くもつまんなくもないのだ。

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この2曲は神。

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