そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





まず言わせてもらう。

こんなにひどい映画は久々に観た。

ダメなところを列挙するのは簡単、というか、永遠に出来る。
いいところなんてほぼないのだから。
映画が始まって3分ですでにスベっているのだから。
そのあとずっとスベりっぱなしなのだから。
いいところがほぼ何もない映画が、なんと2時間半もダラダラ続くのだ。
そりゃもう地獄のような映画体験だ。
「フォースの覚醒」も相当ひどかったし、このブログにも散々文句を書かせてもらったが、今回ほどではなかった。
ズバリ断言しよう、「最後のジェダイ」は史上最低のスター・ウォーズであると。
これはゴールデンラズベリー賞受賞まで、あるぞ。
ノミネートは間違いないのではないか?
僕がこれまでの人生で見てきた映画の中でも最低ランキング5本中の1本に入る。

ディズニーに気を使っている映画評論家や記者の評論など信用してはいけない。
米国の評価は日曜日現在、メディアや評論家が平均して10満点中8点を付けているのに対して、一般観客は平均3点だ。
3点だぞ、3点!
酷評を押さえ込み、利益だけはなんとかあげるために、ディズニーによる言論統制が始まっている。
騙されてはいけない。
ネットや雑誌に転がっている「絶賛」記事は全て、ディズニーに気を使って書かれた忖度によるウソ記事だと思ったほうがいい。
あるいはよほどの○○が書いたものか、そのどちらかだ。

もうあまりにも腹が立ったので、細かいことは書かない。
僕が書かなくてもそのうちこの映画のどこがクソかなんてことは周知の事実になるだろう。

星1つ。★
世紀の駄作。
この映画を監督し、脚本も書いたライアン・ジョンソンという男(一応映画監督まだ撮るのは3本目の駆け出しだけど)が完全に戦犯。
そしてこの男の作ったこんな作品で「イケる」と踏んだディズニー幹部の頭の悪さがもはや異常。
なぜかディズニーに気に入られ、ライアン・ジョンソンに託されることが決定したエピソード10以降のスター・ウォーズは、もはや観る価値無しの愚作になることが決定。

こいつの脚本は映画をなめている。
そして観客をなめている。
観客をバカにしている。
ムダな2時間半を返せ。

あんなに「フォースの覚醒」では魅力的だった(唯一の希望でもあった)BB-8とレイが、今回はまったく魅力的に見えないという事実が、この映画の致命的な欠点を言い表している。

あとは僕のTwitterを見てください。
荒ぶってます。
ふざけんなですよ、マジで。

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急に会議と会議の間がぽっかりあいたので、この映画を観てきた。
アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」だ。
古い映画のリバイバル上映じゃない。
今年出来たてホヤホヤの新作だ。
その感想。

オチは変わらないんだよ。
そりゃそうだよなぁ。
あの秀逸なアガサ・クリスティの小説のオチは、そりゃ映画にしても変わらないよね。
つまり、うん。
まさに『オリエント急行殺人事件』の映画だったわけです。
実は僕は、こんなに過去に何度も映画やテレビドラマで作られてきた「オリエント急行殺人事件」を21世紀の今、また映像化するんだから、今回は少しオチとか犯人をひねっててくるんじゃないかなぁ〜、と淡い期待を抱いてたの。
そしたら、犯人はやっぱり『アレ』だったわけですよ!
そりゃそうだ!
オリエント急行殺人事件なんだからっ!笑

というわけで……結果として、映画が始まった瞬間から、ラストのオチも犯人も全部分かった状態で観る2時間ということになり、そりゃ面白くもなんともないわけですよ!笑
本当に全然面白くなかったよっ!笑
犯人が分かって観るミステリーほどつまんないものないよっ!笑
なので、点数はつけません。
つけられません。

出ている俳優が豪華だから、なんとか最後まで観ていられました。
俳優の豪華さだけは、もうすごいです。
ということは、「オリエント急行殺人事件」のオチと犯人を知らない人は、観たらすごく面白いかも知れない。
でも年配の人にそんな人はまずいない。
みんな一度や二度は映画やドラマの「オリエント急行殺人事件」を観ているだろうから。
だからこの映画が楽しめるのは若者だけだと思います。

何も知らずに見たら衝撃なんだろうなぁ。

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仕事が忙しくてなかなか観に行けずにいた「ジャスティス・リーグ」。
ようやく観てきた。
その感想。

うん、予想通りのくだらないアメコミ映画でした。
星2つ。★★
まさに「毒にも薬にもならない」娯楽映画でした。
しょうもないの極致。
しょうもないの最高峰です。

結局、ワンダーウーマンが全てなのだとあらためて痛感。
ガル・ガドット演じるワンダーウーマンがひたすら格好いい。
だからなんとか2時間見ていられるという映画です。
補足するならフラッシュも頑張ってます。
ワンダーウーマンとフラッシュがいなかったら成立してないですな。

問題点は多々ある。
まず敵の設定がなんとも中途半端というかよく分からないというかはっきり言って案外弱いというか。
マーベル陣営のアベンジャーズもそうなんだけど、ヒーローの能力のインフレが起こっているため、それより強い悪役を出そうとするとどうしても意味の分からない設定を持ち出すしかなくなるんでしょう。
この映画の敵役「ステッペンウルフ」が、何者で、なんなのかが、まったく分からない(伝わってこない)。
だから戦っていてもひたすら寒い。
戦い自体がどうでもいい。
そういう勿体ない映画です。

あとチームワーク感がまるでない。
最後なんてスーパーマンがひとりで敵を倒す。
スーパーマンが強すぎて、チームを組んだ意味がないという笑
アベンジャーズとはそこに大きな差がある。

そして音楽がいまいち。
バットマンのテーマ曲も、ワンダーウーマンのテーマ曲も、スーパーマンのテーマ曲も、とてもいいはずなのにそれが映画の中で上手く使えていない。
もっともっとガンガン遠慮せずに奏でちゃえばいいのに!
エンドクレジットなんて、バットマンとスーパーマンとワンダーウーマンのテーマを繋げて演奏すればいいだけなのに、そうしないで地味な今回のテーマ曲に終始しちゃってる。
イヤイヤ違うよ、観客が見たいのは(聞きたいのは)、ジョン・ウイリアムスが作曲したスーパーマンのテーマと、ダニー・エルフマンが作曲したバットマンのテーマと、ワンダーウーマンのテーマなのよ。
そういう「アメコミ好きのツボ」がぜんぜん分かっていない今作。
ダメ、全然、ダメ。

まぁでも、とにかくワンダーウーマンに尽きる。
それだけは確実。
ガル・ガドット。
ガル・ガドットが素晴らしいというだけの話でした。

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