そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





2022年2月24日。
2022年2月22日のスーパー猫の日の2日後。
猫が死んだ。

ロシアンブルーの女の子。
名前はアンナ。
2008年6月15日生まれ。
享年13歳8ヶ月。
しばらく前から腎不全を患っていたのだが、急速に悪化して、今日の夜、我が家のリビングに置いた段ボールの中で眠るように死んだ。

しばらく前から脱水症状が激しく、獣医さんで週に1回とか2回、点滴を打っていた。
食が細くなってきて、体重が減ってきたので、血液検査をしたら腎臓の数値が非常に悪く、毎日点滴をして腎臓機能の回復を図ろうと、5日ほど入院させた。
獣医さんと話し合って、回復の可能性に賭けた処置だったけれど、結果的に彼女の寿命を縮めることになった気がする。
入院して、腕に点滴の針を刺され、鼻からはカテーテルのチューブが入れられ、エリザベスカラーをはめられたアンナは、病院でどんどん弱っていったように見えた。
退院させて最期の3日間は自宅で一緒に過ごすことができたので、3年前に死んだ雑種猫のポロ(7歳で死んだ)よりは、良い終わり方をさせてあげられたと思う。
でも、猫は出来るだけ入院させないようにしようと今回思った。
いや、むしろ、入院させるぐらいなら、自宅に置いておいてあげた方が、良いのかも知れない。
住み慣れた我が家を離れ、病院のケージに入れられるストレスの方が、よほど猫の身体に良くない気がする。

3年前、ポロが死んだときは、病院に入院させたら、そのまま病院で一人ぼっちで死んでしまった。
冷たい身体になって自宅に帰ってきたポロの姿が心底可哀想で、入院させたのを本当に後悔した。
今回は、なんとか自宅で看取ることが出来た。
でもその直前におこなった入院治療が、彼女にストレスを与えたのだとすると、やはり後悔が残る(獣医さんは悪くありません。懸命に治療してくださいました)。

あと4匹猫がいるので、次にまた猫が死ぬときには出来るだけ後悔せぬよう、寿命は寿命と受け止めて、出来るだけ穏やかな最期を迎えさせてあげられるように、いろいろ判断したい。
アンナ、長い間、ありがとう。
お疲れ様でした。

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