そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない






解答編が公開されました。
出題編をご覧になった皆さん、ぜひ映画館に謎の答えを確かめに行って下さい。

今回初めての「ナゾトキネマ」という企画を、実際に作ってみて、実際に映画館で上映してみて、実際にお客さんの反応を見聞きして、やったからこそ分かったことがいろいろあります。
ある意味今回の映画はまだまだ未完成だったし、作り手側としても不完全燃焼な部分もありました。
スタッフ一同その辺は同じ認識でして、もし次回作があれば今回の反省点を生かしてより良い完成度の高いナゾトキネマを(あらゆる意味でねw)もう一度作れればなぁ~と思っております。
まずは『思いついたらやる』ということが大事です。
その一歩がないと何も始まりません。
その点では今回のナゾトキネマは最初の一歩としてはよく出来た作品だと思っています。
この企画を実際に実現させたテレビ東京は凄い会社です。
スタッフ、出演者の皆さんには、大変過酷な撮影スケジュールの中、頑張って頂きました。
とくに主演の川口春奈さん。
ほとんど眠れないような過酷な短時間の撮影の中、膨大な説明ゼリフを覚え、演じ、頑張って頂きました。
彼女の力量によって素晴らしいマダム・マーマレードがスクリーン上に現れました。
まだ18歳で前途有望な女優さんです。
これからも応援していきたいと思います。
いや、マジで。
18歳で、映画主演ですよ。
エライです。
僕は18歳の時なにしてたか考えると、恥ずかしすぎます。

映画、見てくださいね。
ついでに本も買ってくださいね。
あとDVDとかBlu-rayもそのうち出るので買ってね。
宜しくお願いします。



P.S.
猫の件はおいおい明らかになります。
待っていて下さい。

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勢いで映画を観に行った。
完全新作だという「魔法少女まどか★マギカ」劇場版。
その感想。

うーん。
途中まで凄く良かったんだけどなぁ。
次回作へのスケベ心が透けて見えちゃって、萎えた。

この映画、大きく3つのパートからなっているのだが、第2パートまではものすごく良かった。
そのあとの第3パートがなければ気持ちよくハッピーな気持ちで終われたのかもしれない。
第2パートで止めておけば、いい意味で「真・完結編」になったかも。
だが、さらに先に転がしてしまった。
そうしたら、ちょっと見たくないものになってしまった。
まだこねくり回すのか、と冗長に感じたし、少し飽きてしまった。
しかも、ラストは続きますよ感がハンパなかった。
だから萎えた。
うむ。

とはいえ、制作者側の事情も分かる。
このソフトでまだまだビジネスがしたいのだろう。
そりゃそうだ。
ドル箱だ。
でも僕としてはもうおなかいっぱい。
というか、やはり最初のテレビシリーズ全12話がよく出来すぎていて、その続きはもう必要ないのだ。
この映画は正直言って蛇足にしか感じられなかった。
うーむ。
残念。

その点ヱヴァンゲリオンは頭がいい。
最初の映画版エヴァは、テレビシリーズではちゃんと完結できなかったから作った完結編という名目だったし、今やっている新シリーズは、もう一度頭から作り直すという暴挙に出ている。
物語の続きを無理矢理延長するのではなく、もう一度頭からやり直すという無茶苦茶なアイデアをちゃんとビジネスに落とし込んだ庵野秀明監督は、素晴らしい商才の持ち主なのかも知れない。
その点まど★マギはストーリーを延長するという普通の選択をしてしまった。
だがいかんせん、延ばすにしてはテレビの全12話があまりにも見事に完結していたのだ。
延ばさなくてもいいじゃないか、と思ってしまった。
あの全12話で彼女たちの物語はきちんと終わっていたのだ。

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もう、なにを今さらで申し訳ないのだが。
今になって、アニメ「魔法少女まどか★マギカ」を見た。
一昨年の2011年に放送されていた全12話のテレビアニメだ。

もちろん「まどマギ」という名前は聞いたことがあった。
なんか話題になっているアニメなんだなぁ、ぐらいの感じで。
今、劇場版が公開されていて大ヒットしているようだ。
でも、今まで一切触れずに放置していたコンテンツだった。

だってまず「魔法少女まどか★マギカ」というタイトルが、いかにもいかがわしいではないか。
オタク向けの美少女アニメ感バリバリだ。
だから敬遠していたというのは大きい。
それにこの絵のタッチ。
やはりオタク向けの美少女アニメ感がバリバリだ。
これは普通の大人なら敬遠してしまうよ。
まぁ包装紙で中身を判断するなってことなんだけどね。

そんな「魔法少女まどか★マギカ」をふとしたきっかけで見始めた。
そうしたら、そのまま一気に最後まで見てしまった(今はネットで検索すればどんなアニメも無料で見られてしまう)
それこそ朝まで寝ずに一気に見た。

これは、すごいぞ。
いやぁ、恐れ入った。
僕は第8話でガツンとハマッたのだが、そのあとはもうすごすぎて、ラスト5話ぐらい、呆気に取られた。
僕が今さら言うまでもないのだろうが、すごい。
スーパー大傑作だ。
スーパースーパースーパー大傑作。
個人的にはすっきりすみずみまで筋が通っている分、エヴァよりも上。
このアニメ全12話の出来は奇跡に近いと思う。
繰り返す。
僕が今さら言うまでもないが、すごい(笑)
日本アニメ界の金字塔だと思う。

いやぁ、食わず嫌いというのは良くないね。
こんなに凄いアニメを今まで見逃していたとは。
悪かった。
誰に対してだか分からないが、謝りたい。
ごめんなさい。
今まで見ていなかったことを心の底から後悔した。
見ていない人は見たほうがいい。
これが日本人が作り出したすごいファンタジーだ。

世界中で人気なのも頷ける。
アニメってやっぱ凄いわ。
実写でこんなの無理だもの。

日本のアニメは世界最強。
実感した。

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YouTubeのVIDEO OF THE YEAR 2013を少女時代の「I GOT A BOY」が受賞した。

こういうニュースが流れると、ネットでは必ず「嫌韓」の連中がいろいろ揶揄し始める。
国を挙げてのごり押しだから受賞しただけ、とか。
ネット先進国の韓国だから受賞しただけ、とか。
たしかにそういう面もあるだろう。
だが、そんな悪口を言うことに何の意味があるのだろう。
音楽は音楽でしかないし、愛国心は愛国心でどの国の国民にとっても等しく尊いはずだ。
僕たちがダルビッシュやイチローを応援するのと同じように、彼らは少女時代を応援しているのだ。
なにが悪い?

むしろ、国を挙げてそんなにごり押しできるコンテンツがあるのって素敵ではないか、と思う。
韓国はK-POP、映画、ドラマに関しては、本気で自信を持っているのだろう。
かつて日本が車やエレクトロニクスに代表される技術力で、本気で自信を持っていたのと同じように。
それって今まさに成長を遂げている国の強さだし、他国がとやかく言うことではないはずだ。
今日本に、国民を挙げて、それだけ強く世界に打ち出せるコンテンツがないことが悲しい(アニメだけが唯一残っているが)
どんなごり押しだろうが、どんな組織票だろうが、受賞して世界一になったものが勝ちである。

それに、どう控えめに評価しても、この「I GOT A BOY」という楽曲は、これ自体相当魅力的だと思うのだ。

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ハロー!?ゴースト [DVD]
チャ・テヒョン
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


誰かがTwitterで「凄くいい」と呟いていたのを見て、購入。
昨年の韓国映画「ハロー!?ゴースト」
名作「猟奇的な彼女」でお馴染みチャ・テヒョンが主演。
しめしめ、かなり期待出来るぞ……と、鑑賞。

いやぁ、泣いた。
宣伝文句に偽りなし。
ラスト10分のオチが素晴らしい。
なんかどこかで見たようなお話なんだけど、ここまで上手にラストの10分を見させられたら、脱帽するしかない。
韓国映画の底力を思い知らされた。
星3つ半。★★★1/2

前半から中盤にかけて、ところどころ「なんじゃこりゃ」と思う点はあるかも知れないけれど、そこはお国の差。
フランス映画にも中国映画にもインド映画にも、それぞれ固有のくせがあるのと同じ。
細かいところには目をつぶって、ラスト10分まで我慢。
絶対泣く。
これで泣かない奴は鬼。
オススメです。

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