そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



BEST FICTION(DVD付)

エイベックス・エンタテインメント


ひとこと。
買うべし。
DVDがすごい。

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夏だ。
海だ。
水着ギャルだ。

……ということで、

某番組の定例会議を海でやることになった。

前の会議を都内で終え、急いで江ノ島へ。
到着すると、ビーチを見渡す丘の上でスタッフ30人ぐらいがすでにバーベキュー中。
ADたちがナンパしてきた水着ギャル3人を交え、楽しく肉や野菜を食わせてもらう。
スイカ割りまでしちゃったりして。
ああ、楽しい。

海は平日なのに海水浴客でいっぱい。
なんか、来て良かった。
楽しいな、湘南。





足だけ海に入ってみた。
元来僕は海より山派なので、海に行かない夏もこれまでの人生、たくさんあった。
でも、海はいいね。
楽しいな、海。
これからは毎年海に来ようかな。





海の家を借りて、構成会議するの図。
なんだこりゃ、だ。
でも、一応会議をする。
周りをウロチョロする水着ギャルが気になって、なかなか会議は進まなかったが、仕事は仕事だ。

40歳まであと10日だ。
こんな適当な感じで人は40になっていいのだろうか?

ま、いっか。

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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社


なんとなく読み始めたら、はまった。
村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」
実に久々に読む。
多分10年以上ぶりだ。

前回読んだ時は、ラストの印象があまり良くなかった。
なんだか尻切れトンボ的に終わられた気がしていた。
風呂敷を広げるだけ広げて、回収できずに終わられた感じ。
結局何だったのか、説明なく突き放された感じ。
そんな読後感がイヤだった。
そんなイヤな記憶の残る長編作品だった。

10年以上ぶりに読み始めた。
まだ第1部の途中までしか読んでない。
でも、ずいぶん印象が違うのだ。
主人公は結婚していて30歳なのだが、彼が語る夫婦生活のディティールとか、独白とか、世界の受け止め方とかが、妙な納得感で響いてくる。
なぜだ?
こんな本だったっけ?

そうなのだ。
前回読んだ時、僕は独身だったのだ。
その後結婚生活を実際に経験した。
で、今もう一度読んだ時、同じ本でも感じ方が違うのだ。
読み手の変化が、本の中身に影響を与えているのだ。
面白い。

本は一度読んだからと言って、それで終わりではないのだ。
読み手の変化で、本の中身も変化する。

果たして、今回はラストに納得いくのだろうか?
楽しみに読み進めようと思う。

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ライラの冒険 黄金の羅針盤 コレクターズ・エディション(2枚組)

ギャガ・コミュニケーションズ


本当に観てしまった。
「ライラの冒険」
やはり、しょうもなかった。

ただし動物好きの僕としてはこの物語の設定にはワクワクした。
何と映画の登場人物全員がペットを飼ってるのだ。
いや、正確にはペットではない。
映画で描かれている世界では、人間の「魂」は傍らに付き添っている「動物」なのだ。
そのため、ヒトと動物とは常に対で行動する。
ヒトが死ねば動物も死ぬ。
動物が死ねばヒトも死ぬ。
それは、狼だったり、トラだったり、フクロウだったり、ヘビだったり、カマキリだったり、人によっていろいろな動物が隣にいるのだが、登場人物の数だけ隣に動物のCGがくっついているので、それだけで楽しい。
そこだけ、良かった。

映画の中身は、もうよく分からない。
原作ものの映画化によく見受けられる失敗だ。
原作の要素を短時間に詰め込みすぎて、原作を読んでいない観客にはついていけないのだ。
次から次へと説明なしにいろんなことが起こるので、好きでもない男に拝み倒されてついつい身体を許してしまう女の子のような「もう好きにすればいいじゃん」っていう投げやりな気持ちにだんだん観ているこっちがなってくるのだ。

不毛だ。
不毛の極み。

これ、続きを作るのかな?
一応終わり方はいかにも続きがありますよって感じだったが。
この先どうなろうと、悲しいかな、どうでもいい。

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ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記 2-Disc・コレクターズ・エディション

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


またしょうもない映画を観てしまった。
「ナショナル・トレジャー2」
毒にも薬にもならない2時間。
人生の貴重な2時間を無駄にした。

主演ニコラス・ケイジ。
敵役でエド・ハリス。
製作がジェリー・ブラッカイマー。
この3人と言えば名作「ザ・ロック」の組み合わせじゃないか?
……ということで序盤はワクワクしたのだが、やはり映画の中身はしょうもなかった。

とはいえ「インディ4」よりマシか?
同じぐらいかな?
どっちもどっち。
ダメなもんはダメだ。

この勢いで、同じくしょうもない匂いがプンプン漂う「ライラの冒険」も観てみようかな。

ああ。
不毛だ。

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SPEEDBOY! (講談社BOX)
舞城 王太郎
講談社


謎の覆面作家、舞城王太郎。

この作品「SPEEDBOY!」は非常に面白かった。
それに、分かりやすかった。

音速以上のスピードで走ることが出来る少年の話。
つまり、SFといえばSFだ。
でも、純文学なんだろうなぁ。
なんだか不思議な読後感。

今まで読んだどの舞城作品よりも、文章が平易で物語が分かりやすくて読みやすい。
全作品このぐらいの感じで書けばいいのに。



ピコーン! (IKKI COMICS)
舞城 王太郎,青山 景
小学館


一方これ「ピコーン!」は舞城王太郎の短篇小説を原作にしたコミック。

ピコーンとは男性器の勃起を意味する。
言うなれば、激エロと純文学とマンガの融合だ。

僕は……好きかなぁ。
だが、女の子にはとても読ませられん。
読んでもいいが。
感想は聞かせてくれなくてもいい。
そういう感じの作品だ。

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浅草の「三定」(さんさだ)で天ぷらを食った。
雷門の真横にある有名な店。
天保八年(1837年)に、三河の国の定吉が江戸へ出て、自宅前で小魚を揚げてから170余年。
伝統の味を今に守りつつ、活気のある雷門前に門をかまえる天ぷら屋、らしい。

キャッチコピーは、「一に浅草、二に観音、三に三定の天ぷら」だ。
素晴らしい。

天ぷらは見かけは黒っぽいが、味は軽め。
全く洗練された感じではないが美味かった。
高級玉締め絞りの白胡麻油を使っているそうだ。
そのためか、値段は正直言って高い。
まぁ、値段も含め、雰囲気もんだ。

浅草グルメ探訪。
今度は「駒形どぜう」にチャレンジかな。

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ふと思い立って、夜中、走った。

家を出て、駒沢公園のジョギングコースを一周し、また家に帰ってくるまでの、3.13㎞。
Nike+iPodを装着して。
マイケル・ジャクソンを聴きながら。
走った、3.13㎞。

死ぬかと思った。

汗だくだくだ。
自分でも信じられないぐらい、だくだく。
何だ、このだくだくは?
ちょっと、ヤバイ感じのだくだくなのだ。
誰かこのだくだくをどうにかしてくれ。

帰宅後、すぐさまシャワーを浴びて、すでに筋肉痛の予感が色濃い太ももを引きずるように2階の台所に上がり、久しぶりにプロテインを飲んだ。
明治製菓の「ザバス ウェイトアップ バナナ味」
これを牛乳300mlに混ぜて飲む。
世界一美味いプロテインの出来上がりだ。
ごくごく飲む。
メチャメチャ美味い。
ごくごく飲んだら、だくだくが引いた。

運動しなきゃ。
今夜、そう強く思った。

そして気付いた。

そうなのだ。
今がチャンスなのだ。
運動を、僕は、40歳になる前に始めないと「いけない」のだ。
そういう時期なんだ、という不思議な予感というか感覚というか、がある。

そして。

他にも40歳になる前に始めなきゃいけないことがあるのでは?
そんな不思議で予感めいた積み残し感がある。
40歳になるまであと20日を切った。
あと僕は何をしなきゃ「いけない」んだろう?
30代のうちに何をしなきゃ「いけない」んだろう?

考えろ。

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こんな映画作ってたんだね。
「レッドクリフ」(映像は韓国版の予告編)

「三國志」が好きな方はすぐピンと来るはずだ。
あの「赤壁の戦い」をジョン・ウーが100億かけて映画化したらしい。
「MI:2」の監督、ジョン・ウー。
やたら二丁拳銃の、ジョン・ウー。
やたら白い鳩が飛ぶ、ジョン・ウー。
やたらスローになる、ジョン・ウー。
だから正直言って映画の出来には期待できないが、なんと言っても赤壁の戦いだ。
それだけで期待してしまう自分がいる。

キャストが良い。
諸葛亮が金城武だ。
なんだかはまり役のようなそうじゃないような。
でも予告編に出てくるカネシロ諸葛亮は格好いい。
なので、許す。
そして、トニー・レオンが主役で周瑜を演じる。
トニー周瑜って、少しイメージが違う。
でも、予告編を見る限り格好いい。
なので、許す。
ついでに言っとくと、中村獅童も出てくる。

11月日本公開予定。
楽しみだ。
だって、赤壁だもん。
とはいえ、わざわざ映画館まで観に行く気はしないが。
DVDは、買おう。

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魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


大人の男が1人で観る映画とは到底思えんのだが。
観てしまった。
「魔法にかけられて」
ディズニーアニメのヒロインが、実写の人間となって現実のニューヨークに迷い込む話だ。

予告編の印象から、もっとドタバタコメディだと思っていた。
しかし意外にディズニーは真面目に作っている。

この脚本、相当優秀だ。
セルフパロディにしつつ自虐まで行かないギリギリの線引き。
自己否定のように見えて実は肯定している絶妙なライン。
もっとムチャクチャにするのは簡単だし、笑いもたくさん取れるのだが、そうしない。
この脚本、やはり相当優秀だ。

ただ。
ゴキブリは、やり過ぎだと思う。
観れば分かる。
ゴキブリは、やり過ぎだ。

星3つ半。★★★1/2


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野茂英雄。
メジャーリーグで活躍した最初の日本人。
文字通りのパイオニア。
トルネード投法でノーヒットノーラン2回。
その彼が引退した。

野茂は僕と同じ1968年8月生まれ。
今39歳で、あと1ヶ月で40歳。
だから、親近感がある。
なるほど引退か。
体力の限界ね。
そういう時期かも知れない。

だけど。
まだ終わったわけではない。
ここから第二の人生が始まる。
まだなんでも出来るし、望めばなんにでもなれるだろう。
時間はまだある。

お互い頑張ろうぜ。
な、ヒデ坊。
あの頃みたいに、2人で突っ走ろうぜ。

……って、
知り合いでも何でもないのだが。

すみません。

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好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫 ま 49-6)
舞城 王太郎
講談社


この作家。
分かんない。
正直、分かんない。

文壇でも評価が二分しているらしい。

デビュー作「煙か土か食い物」はちゃんと読めた。
文体が非常に斬新で、面白いミステリーだった。
やや暴力描写が激しすぎて僕は嫌いだったけど。
ただ、読みやすかった。
今思えば、まだ。

で、そのあと「世界は密室でできている」にチャレンジして、途中断念。
三島由紀夫賞を獲った「阿修羅ガール」にチャレンジして、途中断念。
どちらの作品も、なんだかついていけないのだ。
何が書いてあるのか、読み進めるとどんどん頭に入ってこなくなる。
単純に僕の頭がバカなのか?
作家の方が斬新すぎるのか?
分かんない。
激しく露骨な性描写。
破壊的な暴力描写。
中学生や女子高生のしゃべり言葉のような文体。
次々に出てくる意味不明な登場人物、事象。
とにかく、分からなかった。

で、この「好き好き大好き超愛してる。」だ。

この作品は2004年上半期の第131回芥川賞候補になった。
批評家の間では「受賞して当然」の作品だったらしい。
だが選考委員の石原慎太郎が「タイトルを見ただけでうんざりした」と批判し、宮本輝も舞城の小説が大嫌いらしく、受賞は逃した。
一方、池澤夏樹や山田詠美などは強く推したそうだ。
批評家からはおおむね評価が高く「舞城に賞を与えない選考委員は小説が読めていない」というような、選考委員批判に利用されることも多いらしい。

当時話題だった超ベストセラー「世界の中心で愛を叫ぶ」に対抗する意図で書かれた小説だという。
つまり。
本当の愛はあんなもんじゃない、と。
好きな人が病気で死ぬのを悲しんで、なにが恋愛小説だ、と。
そりゃそうだ。
僕もあの「世界の中心で……」は最悪だと思う。
で、新進気鋭作家として、本当の愛を描こうとした。
そういう意図があるらしい。

で、読んでみた。

これが、良いのだ。
いやマジで天才かも知れない。
相変わらず何が書いてあるのかははっきり理解できない部分もある。
だが、それでも何かが伝わってくる本だった。
「世界は密室でできている」と「阿修羅ガール」は読めたもんじゃなかったが、「好き好き大好き超愛してる。」は読めた。
わりと平たく書かれた部分が多いというのもある。
だけど、意味不明の部分もちゃんと読めた。
なぜだか分かんないけど。
作家のある意味、進化なのかな?
僕の波長と作品の波長がたまたま合致しただけか?
とにかく。
すごい、と、唸らされた。

誤解を恐れず言えば、エヴァンゲリオン的。
何やってんだか分かんないけど、なんだか深い。
実際エヴァ的なSFも出てくる。
そして、分かりやすい部分はとことん分かりやすい。
全体的に言えば、ストーリーで伝えるのではなく、感覚で伝える小説だ。

最終章は、すごい。
泣く。

興味ある人は、まず本屋で立ち読みして下さい。
少なくとも最初の10ページぐらいは。
で、気に入ったら買うこと。
気に入らない人は、一生気に入らないと思うので。

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先日、知人の映画監督Ben鈴木氏が「ショートショートフィルムフェスティバル2008」で、最優秀グランプリを受賞したという嬉しいニュースをお知らせした。

受賞を伝えるニュース

そのグランプリ作品「胡同の一日」の凱旋上映が、今日から横浜みなとみらいで始まった。

会場サイト
上映スケジュール

しばらくの期間、上映されるそうだ。
ぜひ一度ご覧下さい。
最高に上質な作品です。

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なぜだ?
「祝 創立96周年」って?

100周年なら分かるが。
96周年って?

来年は97周年で、
再来年は98周年で、
その次の年は99周年を祝うのか?

祝いすぎだろ。

100周年まで待てなかったのかな?

焦りすぎだ。
落ち着け。

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最後はここ、筑前たなか油屋だ。
このサイトで売っている「ちくし村ドレッシング(和風)」が美味い。
「純正なたね油を使い、添加物を一切使用せず、くせの無い醤油味は、手作りならではの自信の逸品」だそうだ。
オススメ。

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