約10㎞のロングレンジを3回走ってみて、分かったことがある。
長距離を走り続けるコツだ。
実は3回の10キロ達成の間に、一度だけ10㎞走ろうと思っていたのに途中3㎞で断念しちゃったことがある(恥ずかしいのでブログにはその事実を書かなかったけど)
そして、10㎞走り通せた時と、断念しちゃった時の違いにこそ、10キロランの秘密があった。
これは間違いない理論だと思う。
10キロ走るコツ。
それは、美味しいおこめの炊き方といっしょなのだ。
「始めチョロチョロ、中パッパ、ジュージューふいたら火をひいて、赤子泣いてもふた取るな」である。
これをランニング風に直すと、
「始めチョロチョロ、中パッパ、ジンジン来たらペース落として、足が泣いても足止めるな」である。
とにかく「始めチョロチョロ」が大事だ。
走り始めは意識的に「異常に遅いペース」で走り始める。
1㎞を7分とか7分30秒とかのペース。
これで、最初の2㎞ぐらいを走るのだ。
そうすると、2㎞過ぎぐらいから身体にエンジンがかかってきて、一気にペースを上げることが出来、ペースの速いまま残り8㎞を走り続けられるのである。
これが逆に、走り始めから飛ばしてしまうと、3㎞ぐらいでダメになる。
「もうダメだ、走れない」となるのである。
人間の身体は間違いなくそういう仕組みに出来ているのだ。
最初はゆっくり。
その方が長続きする。
なるほど。
考えてみれば世の中にはそういう事例の方が多いかも知れない……例えば恋とかね。
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