めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

想い出の詰まった本棚

2014-01-11 13:13:40 | 日記
昨日夜遅くビデオを見ていて、目が覚めると
辺りはもう朝になっていた。
妻は昨日の片付けでかなり疲れている様で
まだぐっすりと眠っている。

部屋の電気を点けて、新聞を取りに行き、
玄関の金魚に朝の挨拶をしていつもの場所に寛ぐ。
新聞を読み終えるとすでに八時半を回っている。
まだ妻は夢の中。

我が家での仕事がある事は解っているのだが、
時間もある事から、仕方なく息子が入る部屋に行く。
私が長年に渡って集めた書籍や雑誌が並んでいる。
私にとっては宝の山なのだが、妻たちにとっては
単なるゴミの山と変わらないないのが悲しい。
だが、もう時間が無い、
妻が起きて来る前に、小言を言われる前に始めよう。

何十年も開いたことの無い本も多数ある。
中には学生時代の想い出の単項本も並んでいる。
さあ、始めよう!

通販で買った段ボールに写真集から詰めていく。
我が家の写真集の多さに驚きつつも、棚から
次々に埃まみれの本たちを片付ける。
衣類もそうだが、それにしても一度片付けるとなると
その数と量に閉口する。
段ボール箱に詰め込みながら、我が家の歴史と世の中の
移り変わりが思い出と共に蘇ってくる。

2時間ほど頑張ってみたが、一向に片付かない。
ゴミと一緒に処分することになった古本を片付け
残りは帰ってからという事になった。

沢山積まれた本の中から息子が1歳になった頃の
写真が出てきた。笑顔でちょこんと座った姿に
2人であの頃を思い出して、思わず顔を見合わせ微笑んだ。

そんな息子が数日すると帰ってくる。
私よりずっとごっつい身体で、親を説教する位偉く?なって。

我々もかつては奴よりずっと若くて恰好よかったのに、と
言いたくもなるが、老いては子に従え、と今は思う事にしている。