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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その14

2009-04-28 09:23:00 | ノンジャンル
更にホラーのお話し。 ゲームとは少し外れる。

先日のインタビューではホラーのお話しも出た。 インタービュアーのかーずさんもホラーは大好きで、特にクーンツが大好きということだった。 我が意を得たり、という所である。

私もクーンツは大好きだ。 キングやクライブ・バーカーに比べて俗っぽいところが又良い。 メジャーになる前には、職人作家として長年bc級SFやホラーなどを量産してきた人だから、サービス精神は非常に旺盛で、そのために俗っぽいと言われるのだろう。

しかしとにかくクーンツはうまい。 それも生半可なうまさではなく、「ちょー」うまいというレベルである。 技術だけでいったら、キングもストラウブもあっちむけだ。 その位のうまさである。

本の題名は失念したが、クーンツのうまさを物語る格好の1冊がある。 主人公がある人物?に襲われるシーンから始まるが、最初の10ページ程を読んだだけで、「ああ、これはアレじゃないか」と終着駅がわかってしまう。 通常なら、その時点でその本はドブにぶん投げられる。

しかし・・・ クーンツは違うのだ。 誰がどうやってというのは、ほぼ確実にわかっていながら、それでも尚かつ読み進まされてしまう。 その位ストーリーテリングはうまく、読者はそれに拘束され背中を蹴飛ばされながら最後まで読んでしまう。 実際エンディングは想像通り「アレ」なのだが。(笑) ページターナーとはクーンツのために生まれた言葉だろう。

そのクーンツが、超常的なホラーはもう書かないと宣言したのはいつ頃だったか。
それを知った時には非常に残念だった。 あるャ泣m作家が娘に恥ずかしいと言われ、その後一般文学に転向したそうだが、そのようなものか・・・

~>゚)~~~の足 私はエロゲー会社社長だがちぃっともはじかくはないぞよ。 特に自慢することもないけど・・・ まあ、単に恥知らずというだけかも知れないね。(´・ω・)⊃

事実その後刊行された本は、サイコホラー的要素はあるものの、クーンツとしては食い足りなかった。 でも「オッド・トーマス」はもろに超常的ホラーじゃないか。 となると超常的ホラー作家クーンツ復活なのか? それならば嬉しいのだが・・・(本国ではオッド・トーマスものはシリーズ化されているらしい。 早く末オてくれーい!)