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悪魔の囁きに耳を貸した男のおはなし

2007-04-01 16:13:12 | ノンジャンル
私がパソコンを始めたのは、1981年頃と記憶している。 ろくなアプリも存在せず、何かをしたければ自分で作るか、雑誌に載っているコードを打ち込むか、その程度しか方法はなかった時代である。

その頃であったのが「ブラックオニキス」。 世の中にこれほど面白いものがあるのか、こんな面白いものが存在して良いものか、とさえ感じたのだ。 神の計らいかそれとも悪魔の囁きか。 これ以後私の人生は大きく狂った。(笑)

夜な夜な2時3時迄ウツロの街を駆けめぐり、翌日は寝不足で真っ赤な目をして仕事をするという毎日が、足かけ3年続いた。 攻略記事とか攻略HPなんてものは存在しなかった時代だから、その位はかかっても不思議はない。 私の一生の中でもこれほど熱中したものは他には余りないのではないか。

ゲームの面白さに引き込まれた私は、自分でもあのような面白いゲームを作りたいという熱病にとりつかれてしまった。 そしてCやアセンブラを独学で修得し、PDSと当時言われていたフリーゲームを作りに没入するようになった。

そして、それから×十年たったら、いつの間にかゲームメーカーの社長になっていた・・・(;__)  今から思うと、フリーゲームを作っていた頃の方が楽しかったかな、と思わないわけでもない。 しかし、職業としてゲームを作るようになって、幾多の人と巡り会うことができたし、色々な経験を積むことが出来た。 これはやはり大きな資産であり、喜びでもある。 総じて言えば、悔恨と肯定が相半ばという所か。


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