S.T.A.L.K.E.R.COPのMOD wind of time 時の風1.2のプレイ日記その14
---------------------------------------------
素talkerさんの動画紹介のお陰で、Varlabから無事進行し、ノビコフと共にVarlabに戻った所からである。
■Varlab
ノビコフと共に深く深く階段を下ると、見覚えのある所に出た。 ここはVarlabではない。
■X-18
である。 Varlabの下にX-18をくっつけてしまったわけである。
そしてノビコフはメイン研究室へと向かった。 タスクは「インストールを開始する」である。
この制御盤を見ると、「インストール開始」のメッセージが出る。
Fキーを押すと、暫く待機となる。 そしてノビコフと話すと、エンディングムービーとなる。
内容は、デミドフらの簡単な後日談である。
これにて時の風終了である。
この「時の風」のストーリー解釈だが、最終盤の語りで一応明らかになる、タイムトラベルは実在のものではない、ということになる。
なにせその語りがやたら長文でしかもわかりにくいので、こちらの理解もかなり曖昧なものになる。
ともあれ、今回の事件は、O-Consciousとその対立者の間の抗争のようなもので、Foresterもその他の人物も全て仮想のもの、全ての事件は主人公の内部にある、という解釈をした。
これは一種の夢落ちのようなもので、本来は禁じ手である筈であるが、そこまでの持って行き方が中々うまく、騙されたという印象はなかった。
しかし、一種落胆という感は、どうしても残る。
内容的には非常に短い。 ここまで20時間程度のプレー時間である。
しかも中盤までは他のMODとあまり変わらない展開であり、はっきり言って退屈だった。
しかし、中盤以降は俄然神秘的な成り行きになり、大いに楽しかった。
難易度は、中盤までは非常に易しく、それ以降も一二のシーンを除いて易しい方だろう。
戦闘も比較的少ない方に入り、敵も多数ではない。
システム的には非常に安定していて、CTDは全くなかった。 但し、スクリプトエラーは23箇所経験した。
このようなマイナーなMODでは、資料がほとんどないのが常である。 やはりS.T.A.L.K.E.R.プレー人口はメジャーなゲームに比べると桁違いに少ないのだ。
以下は、大分前に書いたS.T.A.L.K.E.R.プレーヤー人口の考察である。
日本でゲームをする人はどの位いるだろうか。
ざっと見積もって人口の2.30%位だろうか。 3.4千万人である。 その中でPCでゲームをプレイする人の比率は? 恐らく1/10あるかないかだろう。 日本では圧涛Iにコンソールの勢力が強いからだ。
甘く見つ持って1/10として、3.4百万人となる。 更にその中でFPSをやる人と絞り込むと、日本では人気のないFPS人口は1/10以下だろう。 およそ2.30万人ということになる。
更に絞り込んで、その中でS.T.A.L.K.E.R.をプレイする人は? どんなに甘く見つ持っても1/10以下だろう。 推定というより想像だが、多くて1.2万人(ディスクの売上げから見てもそんなものだろう)と思われる。
日本で「私ストーカーが好きでして。」というと、ぎょっとした顔で後ずさりされる。 「警察呼ぼうかな、それともあぐねすの方がいいかな?」と考えているのだろう。
そんな存在なのだ、S.T.A.L.K.E.R.は・・・
そんな日陰者のS.T.A.L.K.E.R.ファンの中でも、MODが好きな人となるとHeart of Oasysよりレアである。 又々1/10とすると千人か二千人程度となる。
外骨格を着たままでたき火にあたり、ガスマスクを装着したままでウォッカをあおり、ノクトビジョンを着けたままソーセージを囓るという、ゾーン生活に憧れる人は、1億数千万人の日本人の中でも、超超レアな存在(というより、単に変わり者というだけかも)なのだ。
良かったですね、S.T.A.L.K.E.R.MODファンの皆さん。 あなた方は選ばれた方々です。 選良なのです。 エリートなのです。
選ばれたものの誇りを胸と外骨格に持って、毎日ガスマスク姿で出勤しませう。
ak74uを小脇に抱えていれば、尚いいかも知れません。
次回からは、S.T.A.L.K.E.R.COPのMOD AZMプロローグの予定。