2021年1月24日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は237611人になりました。1日の新規感染者数は1752人です。この数がなかなか減りませんね。
死者数は1649人です。
223553人が回復しました。
436万件の検査数となりました。
2021年1月24日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は237611人になりました。1日の新規感染者数は1752人です。この数がなかなか減りませんね。
死者数は1649人です。
223553人が回復しました。
436万件の検査数となりました。
2021年1月23日。気温が上がったのもあるでしょう。また反政府デモ活動が活発化しています。しかし気温だけではなく、ロシア情勢も関係しています。今日はロシアでも大規模デモが呼びかけられました。
ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏は、8月毒殺されそうになり、ドイツで治療を受けていましたが、回復。今月17日にロシアに帰国しましたが、そのまま空港で身柄拘束されました。ロシアの領地内に一歩でも足をつけたらすぐ拘束されることが分かっていたと思います。しかしあえての帰国です。
ベラルーシ野党のチハノフスカヤ氏もベラルーシに帰国したい希望を持っていますが、今ベラルーシに一歩でも入るとすぐさま拘束、逮捕、起訴、有罪判決・・・になるのが分かりきっているので、野党の活動を続けることを最優先にして考えると、帰国できないのです。
以前、日本のメディアがチハノフスカヤ氏について報道したら、そのニュースのコメント欄で、日本人が「母国を離れて、外国にいる人が外部から、意見を言ったり、指示したりするものではない。」つまり政治的指導者として説得力がない、遠いところにいる、つまり安全なところから吠えても無駄・・・といった趣旨のことを書き込んでいるのを読んだことがあります。
チハノフスカヤ氏は子どもの命が危険にさらされたため、国外に出国しましたが、要するに強制退去させられたのですよ。ここで黙ってしまったら、ベラルーシの独裁政権の思う壺です。このあたりの事情を上記の日本人は知らないのでしょう。
また、遠くに住んでいる人の意見は聞かなくていいが、国内に住んでいる人の意見は傾聴に値するというのだったら、意見を言う前に絶対帰国しないといけませんね。しかし、チハノフスカヤ氏が帰国したら、あっという間に刑務所に閉じ込められます。意見そのものが言えなくなるのです。それなのに、ベラルーシ野党は絶対に帰国しろ、それから意見を言って指示を出せと、日本人の中には言っている人もいます。
チハノフスカヤ氏など多くの野党メンバーがベラルーシ国外で懸命に努力しているわけですが、(ベラルーシ国内にいたら、先日の国連会議にも参加できません。)そういう人たちについて、国外にいる人は内政について口出しするな、とコメントする日本人の存在が私には恐ろしいです。この日本人の考え方は、政敵を国外に追放する独裁者の考えに共通するからです。これは国内にいる政敵は刑務所に入れてしまう独裁者の考えにも通じます。
ナワリヌイ氏は勇気がある人だと思います。自分が一歩ロシア(祖国)に入っただけですぐ身柄拘束されることが分かっていたのに帰国しましたから。
しかし、ちゃんとナワリヌイ氏は作戦を考えていました。のこのこ帰国しておとなしく身柄拘束されるわけがありませんよ、あんな頭のいい人が。ナワリヌイ氏は、プーチン大統領を批判する動画を作成しており、その中で17691平方メートルの敷地内に1400億円を投じて建てられたプーチン大統領の邸宅、通称「プーチン宮殿」の存在なその内部の詳細について暴露する新しい動画を今月19日、自分の支援者に頼んでユーチューブに投稿しました。
3日間で7000万回近くの再生数です。まだ建設は完了していない(周囲にスポーツ施設を作ろうとしています。)のですが、内部には劇場(2階席あり)、カジノ、バー(椅子の脚は金でできているように見えましたが。)スロットマシーン、ソファ一つの値段がマンション価格並みのぜいたくなもの。プール、サウナ、マッサージ室、ワインセラー、ジム、そして畳の部屋(ここで柔道の練習をするのでしょう。)ピアノ室、読書室、ワイン試飲室。キッチンの中は、肉料理室、野菜料理室、卵料理室などに細かく分かれています。アクアディスコという聞きなれない施設まであります。平民の私には映像を見てもよく分からなかったのですが、部屋の中央に丸い噴水があり、その周りでディスコができ、もちろんバーも併設されているという部屋でした。
このプーチン宮殿は黒海に面したところに建っているのですが、すぐ近くにはプーチン大統領のプライベートビーチもあります。三箇所も。さらに近くの葡萄畑も所有しており、その広さは530ヘクタール。そこで栽培されたぶどうから作られたワインの販売権でも収入を上げています。ちなみにプーチン大統領ブランドとも言えるワインを飲んだことのある有名人(友達)は中国の習近平とベラルーシのルカシェンコ大統領が当然入っています。
さらにこのプーチン宮殿のトイレのトイレブラシの値段が700ユーロすることも判明。備品やインテリアの注文リストが流出しているのです。
トイレブラシが日本円で88000円ですよ。何でできているのか謎です。もしかしたら、この宮殿の中にはトイレがたーくさんあって、各個室に置いてあるトイレブラシの価格の合計が8万8千円なのか? 毎回使い捨てにしてるのか?とも思いましたが、トイレが全部でいくつあるのか・・・。
ともかく1400億円の邸宅建設費用について、ナワリヌイ氏はロシアの側近たちが渡したプーチン大統領への賄賂によるものとし、その証拠(からくり)を動画の中でその中で説明しています。非常に複雑なのですが、簡単に言うと、大統領と側近など賄賂をあげたい人たちは、マンションや葡萄畑のような不動産を購入して、大統領にあげる、それを大統領は他の側近の親戚にあげる・・・といったことをぐるぐる繰り返しているのです。
ナワリヌイ氏によるとプーチン大統領には「妻」が三人いて、その母や祖母などに高級マンションや別荘を頻繁に買ってあげています。もらった側もまた頻繁に売っています。三人のうちの一人、元新体操チャンピオンのアリーナ・カバエワのおばあちゃん名義のマンションがどうしてこんなにたくさんあるのでしょう。
この暴露動画を見たロシア人の多くが憤慨。ナワリヌイ氏はプーチン政権への抗議デモをこの23日に呼びかけました。するとロシア各地でデモが発生。プーチン大統領への抗議のほか、ナワリヌイ氏の身柄の解放を訴えました。
モスクワでは4万人が参加しましたが、約400人が身柄拘束されました。ロシア全土では約1300人が拘束されたそうです。欧米諸国も次々とナワリヌイ氏の解放をロシア政府に求め、非難しています。
(先述の日本人の考え方で言うと、ロシアの政治にロシア人でもない欧米諸国政府が意見を言ったり、指示したりするな、ということになりますね。)
このロシアのデモに呼応(独裁政治反対)・ナワリヌイ氏を支持する形でベラルーシでも各地でデモ、人間の鎖が作られました。そしてミンスクだけで100人が身柄拘束されました。我が家のある町内でも。
ミンスク中心部のミハイロフスキー広場で、ホームレスに人たちに医療支援のボランティアをしていた、ベラルーシ医大の女学生と元救急隊員だった女性看護師が、身柄拘束され、警察に連行されました。取り調べ中です。
ヨーロッパの都市でもナワリヌイ氏の解放とベラルーシに自由を求めるデモ活動が行われています。南アフリカ共和国でも。(こういった各都市の画像を見るとコロナウイルスは大丈夫なのかと心配になります。)
ベラルーシでは子ども用のおもちゃのピストルの販売が禁止されました。
明日は気温がプラス6度まで上がるので、また反政府デモ活動が起こるでしょう。ロシアでも続くと思います。
2021年1月23日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は235859人になりました。1日の新規感染者数は1748人です。1700人台に減りました。
死者数は1639人です。1日の新規死者数は11人で、今までの最多記録です・・・。
ただこの死者数については、正しくカウントされているかどうかはっきりしません。
220912人が回復しました。
434万件の検査数となりました。
2021年1月22日。
アイスホッケー世界選手権大会の会場にミンスクが選ばれていましたが、取り消されたことの余波なのか、今年6月にミンスクで予定されていた近代五種のワールドカップも、会場はミンスク以外の場所に変更されることになりました。このW杯は東京五輪出場権をかけたものだったのですが・・・会場はどこに変更されるのか・・・一方で東京五輪自体が今年の開催を危ぶまれていますね。
ちなみに近代五種W杯、ミンスク開催中止はコロナウイルス感染拡大が理由ではなく、「ベラルーシ国内の政情不安のため」とはっきり発表されました。
今日の午前11時過ぎミンスクの中心部、独立広場で35歳の男性が焼身自殺を試みました。全身のうち50%以上の火傷を負って、入院中です。
自分でガソリン(?)をかぶった後火をつけたらしいのですが、ちょうど国会議事堂前という場所だったので、政府に対する抗議の焼身自殺だったのではと憶測が飛んでいますが、遺書は今のところなく、しかも意識不明の重態なので、理由ははっきりしていません。
この男性はドライバーの仕事をしており、二人の子供もいますが、昨年8月に離婚したそうです。離婚後も元妻と冷えた関係ではなかったそうで、子供にも会っていたそうですが・・・
政治的な目的というより、離婚したことで精神的に何か引きずっていたのかもしれません。しかし私生活が原因で自殺したのなら、どうしてわざわざ国会議事堂の前で焼身自殺という目立つ方法を選んだのかよく分かりませんね。
国連会議に野党のチハノフスカヤ氏とラトゥシコ氏が、遠隔でしたが登壇し、ベラルーシの現状を訴え、政治犯の早期解放を求め、またベラルーシへの支援を世界に訴えました。
ちなみにEU諸国はベラルーシ大統領を含む高官に対する制裁は、功を奏しておらず、今後さらに厳しい制裁を課す可能性を示唆しています。
またベラルーシ野党はEUからの支援を受けて、ベラルーシの治安部隊に打撃を与える策を練っていると発表しました。
一方ベラルーシ大統領は「ベラルーシはこれからも決して屈することはない。(負けることはない)」と言及しました。
大統領報道官、ナタリヤ・エイスモントのフェイスブックがハッカー攻撃を受けたらしく、ナタリヤ・エイスモントの死去を悼み、生前の功績を忘れないようにしましょう・・・といった文言が表示されました。
メディアの中には生死確認のためにご本人に電話をしたところもあったようですが、もちろんちゃんと生きていました。
18歳の女性が反政府活動(スプレーで落書き)をしたため逮捕され、2年間更生施設に入れられることになりました。
2021年1月22日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は234111人になりました。1日の新規感染者数は1813人です。1800人台から減りませんね・・・
死者数は1628人です。
218831人が回復しました。
433万件を超える検査数となりました。
2021年1月21日、急に気温が上がって、プラスになりました。
ベラルーシ大統領はこれから脱税に対して厳罰化を最大限にする、と宣言しました。実は国庫の中が危険な状態になっているのではないでしょうか。心配です。
気温も上がってまた団地デモが各地で再開しました。雪はまだたくさん残っているので、雪だるまデモ隊もあちこちにあります。
ベラルーシの有名なキックボクサー、アレクセイ・クジンがモスクワで身柄を拘束されました。去年、モロジェチノ市の反政府デモ活動に参加し、治安部隊を「ノックアウト」した罪により、起訴されるようです。有罪判決が出ると最長5年の禁固刑になるそうです。
まだ決定ではありませんが、今年のユーロヴィジョンにベラルーシは参加しない可能性が出てきました。
そもそも2020年のユーロヴィジョンはコロナウイルスのせいで中止(それに代わる映像はありました。)一応、各国代表に選ばれたアーティストが2021年のユーロヴィジョンにそのまま出場することになっていました。(各国の判断により、代表アーティストを変更するのは可。また楽曲は別の作品にすることが決まっていました。)
ベラルーシ代表のVALは、去年の8月、反政府デモ活動を支援したため、ユーロヴィジョンのベラルーシ代表から下ろされました。代わりのアーティストは政府お抱え歌手になるのでは?と噂されるなか、お抱え歌手のインスタグラムがハッカー攻撃にあったりしていました。
そして野党は、ホッケーと同じく、ユーロヴィジョンにベラルーシは出場するな、させるなと訴えていました。今日、ベラルーシ国営テレビBTは、今年のユーロヴィジョンはベラルーシでは中継しない、代表アーティストも決めない(ベラルーシから誰も参加しない)可能性を発表しました。
まだ決定されたわけではありませんが、どうなるのでしょう。もし政府お抱え歌手が出場したら、ヨーロッパ中からブーイングが起こるのでしょうね。VALは本当に運が悪かったですね・・・。コロナがなければ去年出場できて、その後、反政府派であることを表明してもある意味問題なかったでしょうし。VALだけではなく、反政府派アーティストはほとんど全てベラルーシ芸能界から干されている状態です。
テレグラムで自らの反政府活動を紹介し続けてきたイーゴリ・ロシクさんは去年7月に未決拘束となりました。そして抗議のハンストを初めて、今日で38日目・・・。
ロシクさんに同調して、ハンストを始める人が出てきました。しかし、38日間もハンスト・・・。
2021年1月21日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は232298人になりました。1日の新規感染者数は1804人です。また1800人台に戻りました。2日前に1300人台に減ったと喜んでいたのは何だったのでしょう・・・。
死者数は1619人です。
216744人が回復しました。
431万件を超える検査数となりました。
2021年1月20日。ジェルジンスク市で自宅のベランダに日の丸を掲げていたベラルーシ人が逮捕されたのを受けて、同じ市に住む住民が、日の丸(と言っても、白い紙に赤い丸を描いただけのもの)を手にして、「有罪判決を出すな!」とシュプレヒコールを上げています。
ベラルーシ人が手に手に日の丸を持って、このような形の反政府派の支持表明運動をしているのが、ここに住む日本人としては変な感じです。
日本国旗を自宅で掲げていただけで、逮捕されるという法律がある国(ベラルーシ政府)に、日本政府は抗議するでしょうか?
グロドノで、白のジャージのズボンで赤のラインが入ったタイプのものを履いていた女性が逮捕され、罰金刑となりました。
こんなことを言っていたら、ベラルーシの民族衣装、ほとんどだめですね。
日の丸ですらだめですからね・・・他にも赤と白の組み合わせの国旗はたくさんありますが、全部だめですね。
紅白歌合戦も紅白饅頭とかも、だめですかね。いちごのショートケーキはいいのかな? カニカマも危ないですね。
明日からベラルーシはガソリン代が値上げされます。
冬休みが終わった中高校では、「ベラルーシ、私の愛」という映画を校内で上映するので見なくてはいけませんが、有料です。映画の内容は私は見ていないので分かりませんが、おそらく、子どもに愛国心を芽生えさせる内容でしょう。
2021年1月20日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は230494人になりました。とうとう23万人台です。1日の新規感染者数は1778人です。昨日1300人台まで急減しましたが、今日1700人台まで戻ってしまいました。
死者数は1610人です。
214366人が回復しました。
429万件の検査数となりました。
Safety Index by Country 2021(世界の安全な国ランキング2021)によると、ベラルーシは1年間でランクを16位から114位に落としました。
135カ国中98の国を抜いての急落です。
コロナウイルス感染者が増えているのに、国として大きな対策は打ち出していない、昨年8月の大統領選挙後の政情不安とそれにともなう治安悪化、テロ事件発生の可能性の上昇などが判断基準になっていると思います。
ヨーロッパの国だけに絞り込むと41カ国中ベラルーシが最下位です。
ベラルーシがヨーロッパで最も危険な国になってしまいました・・・。しかもその次に危険な国とされたフランスとの差もけっこうあります。
今までは「ロシアより治安がいい」とよく褒められていたんですけどね・・・。
2021年1月19日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は228716人になりました。1日の新規感染者数は1356人です。1300人台に減りました! このままどんどん減ってほしいです。
死者数は1601人です。
212074人が回復しました。
2021年1月19日。気温はマイナス15度。朝から雪が降っています。
ジェルンジンスク市で自宅のベランダで日本の国旗を掲げていた人が、身柄拘束されました。
日の丸といっしょにリボン(赤と白)と風船(赤と白)をつけておりまた「これは旗ではありません」と書いていたそうですが日の丸は旗ですね。
たぶん「ベラルーシ旧国旗ではないですよ。」と言いたかったのでしょうが、それだと言葉足らずですね。
反政府デモつまり無許可ピケ禁止法により、警察に連行され、二日間取り調べを受けていましたが、一時釈放されました。今日裁判だそうです。おそらく罰金刑になるでしょう。
ちなみに、日本文化情報センターには日の丸は掲揚していません。開所してから一度もしたことがないです。ときどきベラルーシ人から「日本文化情報センターなのに、どうして日の丸を立てたり、掲示もしないの?」と聞かれるのですが、「日本文化情報センターは日本の国立施設ではないからです。」と回答しています。
掲示するならミンスクの市章にしないといけませんね。ミンスク市立児童図書館の一施設ですから。
ベラルーシで日の丸を掲揚しているのは日本大使館だけです。日本大使館が入っている建物の窓から突き出すようにして掲揚していますよ。
そして、今回の件で分かったのは、ベラルーシ国内で日本の国旗を自宅で、しかも人目に付くベランダにぶら下げると、反政府活動をしているということで逮捕され裁判にかけられ、罰金刑になるという事実です。
国際アイスホッケー連盟は、今年のアイスホッケー正解選手権大会の会場をミンスクに決定したのを外しました。そしてベラルーシ政府に対して、今まで会場などの準備をしてきたのが無駄になったので、弁償金を払うことを約束しました。
ミンスクで開催するのは「安全ではない」という判断からだそうです。政治的な意味合いもありますが、コロナウイルス感染拡大がベラルーシで広がっているのに、政府が特に何も対策を取っていないのも、スポンサー企業が下りたり、参加国のボイコットの理由の一つだと思います。
弁償金の額がどれぐらいになるのか分かりませんが、支払われたら、それがまたベラルーシ政府の治安部隊の給料になってしまうかもしれません。
ただ世界選手権大会がミンスクで実施されることによって経済効果があるわけですから、弁償金をもらうほうが多いのか、実施した際の経済効果のほうが多いのか、どうなのだろう?と思います。水面下のやりとりも多いでしょうから、私にはどっちが得なのか計算できません。
お金(経済)のことだけではなく、ベラルーシ政府も面目丸潰れですね。会場はどこに変更になるのか、まだ決定していませんが、いくつか候補が上がっているそうです。
EUの大使がベラルーシ政府に対して、現在留置、拘留されている反政府デモ参加者を早急に解放・釈放するよう求めました。
リトアニア政府は787人のベラルーシ人移民、亡命希望者を受け入れることを決定しました。
2021年1月18日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は227360人になりました。1日の新規感染者数は1899人です。1900人台ではなくなりましたがねえ・・・
死者数は1591人です。
210773人が回復しました。
私の知人の話です。その人の親戚はフランス人と結婚して、フランスで暮らしています。数年前に病気になりましたが、フランスで手術を受けて回復。そしてコロナウイルス感染拡大が始まりました。ベラルーシよりフランスのほうが明らかに厳しい感染拡大対策をしています。
病気になったときに、「今度病気になったら、もうベラルーシの親戚に会えないかも。」と思ったのか、今のうちに・・・とフランス人の夫はフランスに置いたまま、自分だけ12月クリスマス前にベラルーシに入国しました。
10日間の自己隔離が過ぎてちょうどクリスマス。親戚と再会を喜び合いました。
そして新年を故郷のベラルーシで親戚と迎え、連休も終わった途端、発熱・・・。検査結果はコロナ陽性。
親戚全員が自宅隔離になり、どこにも外出できなくなってしまいました。私の知人も家に閉じこもっています。検査の義務はないようですが、直接その親戚と合わなかった、知人女性の息子さんは、今日もいつもどおり出勤しています。
この親戚の人、いつになったらフランスに帰ることができるのでしょうか。当分無理だし、フランスに帰ってからも、またしばらく自己隔離しないといけないと思います。
私からしたら、そんなにしてまで、ベラルーシの親戚とベラルーシで新年を迎えたかったの?と思います。
それから、ベラルーシでは全く報道がありませんが、おそらくコロナウイルスの変異種が、すでにたくさん入っていると思います。
日本語でも報道されましたので、リンク先を貼っておきます。(東京五輪はどうなるのか心配です。)
・・・・・
アイスホッケー世界選手権、ベラルーシ共催中止 政情不安とコロナで
【AFP=時事】国際アイスホッケー連盟(IIHF)は18日、今年5~6月に開催予定の男子世界選手権について、ベラルーシによる共同開催を取りやめると発表した。「増大する政情不安とCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の両方に関連し高まる保安上の懸念」を理由としている。
世界選手権はベラルーシの首都ミンスクとラトビアの首都リガで開催される予定だった。IIHFはベラルーシの共催中止の決定について、「IIHFの制御が及ばない保安上の問題のため(中略)不可避」だったと説明した。
旧ソ連構成国のベラルーシでは昨年8月の大統領選で、アレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領が6選を果たしたと主張。以降、ルカシェンコ氏の26年に及ぶ強権統治に抗議するデモが各地で起き、警察により暴力的に鎮圧される事態となった。
反体制派は選挙に不正があったとし、正当な勝者は当局に身柄を拘束された夫に代わって出馬したスベトラーナ・チハノフスカヤ(Svetlana Tikhanovskaya)氏だと主張している。チハノフスカヤ氏は選挙直後に隣国リトアニアへと逃れた。 チハノフスカヤ氏はメッセージアプリ「テレグラム(Telegram)」で、IIHFの今回の決定は「勝利」だと歓迎。世界選手権に向けてデモ隊がさらに「弾圧」される恐れがなくなったと述べた。
ベラルーシの世界選手権共催を厳しく批判してきたチェコのトマーシュ・ペトシーチェク(Tomas Petricek)外相は、IIHFの発表を受けツイッター(Twitter)に「民主主義1、ルカシェンコ0」と投稿した。
IIHFは今後、ラトビアの共催国としての地位を吟味するとともに、新型ウイルス対策やチームの移動をスムーズにするために会場を1か所に限定する可能性も検討するとしている。【翻訳編集】 AFPBB News
2021年1月18日深夜、気温はマイナス29度を記録しました。そんな中でも反政府デモ活動は続いています。
今日は平日なので、逮捕された人たちの裁判が始まりました。
一軒家の自宅に白赤白の旗を立てていた男性が逮捕。今日の判決では580ベラルーシ・ルーブルの罰金です。
ミンスクが会場になっているアイスホッケー世界選手権大会ですが、スポンサーであるスイスの時計製造企業ティソも、会場が変更にならない場合、スポンサーを下りるようです。