ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者22万7360人。死者数1591人

2021-01-18 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月18日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は227360人になりました。1日の新規感染者数は1899人です。1900人台ではなくなりましたがねえ・・・

 死者数は1591人です。

 210773人が回復しました。

 

 私の知人の話です。その人の親戚はフランス人と結婚して、フランスで暮らしています。数年前に病気になりましたが、フランスで手術を受けて回復。そしてコロナウイルス感染拡大が始まりました。ベラルーシよりフランスのほうが明らかに厳しい感染拡大対策をしています。

 病気になったときに、「今度病気になったら、もうベラルーシの親戚に会えないかも。」と思ったのか、今のうちに・・・とフランス人の夫はフランスに置いたまま、自分だけ12月クリスマス前にベラルーシに入国しました。

 10日間の自己隔離が過ぎてちょうどクリスマス。親戚と再会を喜び合いました。

 そして新年を故郷のベラルーシで親戚と迎え、連休も終わった途端、発熱・・・。検査結果はコロナ陽性。

 親戚全員が自宅隔離になり、どこにも外出できなくなってしまいました。私の知人も家に閉じこもっています。検査の義務はないようですが、直接その親戚と合わなかった、知人女性の息子さんは、今日もいつもどおり出勤しています。

 この親戚の人、いつになったらフランスに帰ることができるのでしょうか。当分無理だし、フランスに帰ってからも、またしばらく自己隔離しないといけないと思います。

 私からしたら、そんなにしてまで、ベラルーシの親戚とベラルーシで新年を迎えたかったの?と思います。 

 それから、ベラルーシでは全く報道がありませんが、おそらくコロナウイルスの変異種が、すでにたくさん入っていると思います。


アイスホッケー世界選手権大会、ミンスクは会場から外されることが決定

2021-01-18 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 日本語でも報道されましたので、リンク先を貼っておきます。(東京五輪はどうなるのか心配です。)

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アイスホッケー世界選手権、ベラルーシ共催中止 政情不安とコロナで

 

【AFP=時事】国際アイスホッケー連盟(IIHF)は18日、今年5~6月に開催予定の男子世界選手権について、ベラルーシによる共同開催を取りやめると発表した。「増大する政情不安とCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の両方に関連し高まる保安上の懸念」を理由としている。

 世界選手権はベラルーシの首都ミンスクとラトビアの首都リガで開催される予定だった。IIHFはベラルーシの共催中止の決定について、「IIHFの制御が及ばない保安上の問題のため(中略)不可避」だったと説明した。

 旧ソ連構成国のベラルーシでは昨年8月の大統領選で、アレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領が6選を果たしたと主張。以降、ルカシェンコ氏の26年に及ぶ強権統治に抗議するデモが各地で起き、警察により暴力的に鎮圧される事態となった。

 反体制派は選挙に不正があったとし、正当な勝者は当局に身柄を拘束された夫に代わって出馬したスベトラーナ・チハノフスカヤ(Svetlana Tikhanovskaya)氏だと主張している。チハノフスカヤ氏は選挙直後に隣国リトアニアへと逃れた。  チハノフスカヤ氏はメッセージアプリ「テレグラム(Telegram)」で、IIHFの今回の決定は「勝利」だと歓迎。世界選手権に向けてデモ隊がさらに「弾圧」される恐れがなくなったと述べた。

 ベラルーシの世界選手権共催を厳しく批判してきたチェコのトマーシュ・ペトシーチェク(Tomas Petricek)外相は、IIHFの発表を受けツイッター(Twitter)に「民主主義1、ルカシェンコ0」と投稿した。

 IIHFは今後、ラトビアの共催国としての地位を吟味するとともに、新型ウイルス対策やチームの移動をスムーズにするために会場を1か所に限定する可能性も検討するとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

 


2021年1月18日。気温マイナス29度の中のデモ

2021-01-18 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月18日深夜、気温はマイナス29度を記録しました。そんな中でも反政府デモ活動は続いています。

 今日は平日なので、逮捕された人たちの裁判が始まりました。 

 一軒家の自宅に白赤白の旗を立てていた男性が逮捕。今日の判決では580ベラルーシ・ルーブルの罰金です。

 

  ミンスクが会場になっているアイスホッケー世界選手権大会ですが、スポンサーであるスイスの時計製造企業ティソも、会場が変更にならない場合、スポンサーを下りるようです。