2021年1月2日。今年になってまだ2日目ですがすでに新しいことが始まっています。
今までIT企業が受けていた税金の免除がなくなり、昨日の1日付で税金が9%から13%上がっていたことが公表されました。
ベラルーシでは最低賃金を引き上げました。月給400ルーブルだそうです。
今月から貸家、貸しアパートの部屋、ガレージなどの賃料に対する税金が上がることになりました。いわゆる大家さんは多くの税金を払わないといけなくなるので、家賃がその分上がります。今ベラルーシは住宅価格が下がっているのに、アパートの部屋を借りるのは高くなるということです。
最低賃金が引き上げられることによって、収入が増える人もいるでしょうが、持ち家がなく家賃が高くなることを考えると、生活がよくなった、楽になったという実感は得にくいでしょう。
年始の初売りセールを各百貨店が始め、宣伝に余念がありませんが、全て国営の百貨店です。
今年のユーロヴィジョンコンテストの各国代表を決定する作業が始まりましたが、去年代表だったアーティストが再選出されるはずが、ベラルーシでは代表だったグループVALが反政府支持派であることが分かり、政府はVALを今年の代表から外す方針だそうです。
そうすると新たにベラルーシ代表を選出し直さないといけないのですが、どうなるでしょうか。政府お抱え歌手の中から選ばれる可能性が高いですね。
アンケート調査で、「今年中にルカシェンコ大統領は辞任すると思いますか?」という質問に対し、回答者の70%が「はい」と答えました。
そのうち「今月中に辞任すると思いますか?」という質問に「はい」と回答した人は4%で「5年以上ルカシェンコ大統領が大統領のままだと思いますか。」に「はい」と答えた人は3%でした。