2021年1月21日、急に気温が上がって、プラスになりました。
ベラルーシ大統領はこれから脱税に対して厳罰化を最大限にする、と宣言しました。実は国庫の中が危険な状態になっているのではないでしょうか。心配です。
気温も上がってまた団地デモが各地で再開しました。雪はまだたくさん残っているので、雪だるまデモ隊もあちこちにあります。
ベラルーシの有名なキックボクサー、アレクセイ・クジンがモスクワで身柄を拘束されました。去年、モロジェチノ市の反政府デモ活動に参加し、治安部隊を「ノックアウト」した罪により、起訴されるようです。有罪判決が出ると最長5年の禁固刑になるそうです。
まだ決定ではありませんが、今年のユーロヴィジョンにベラルーシは参加しない可能性が出てきました。
そもそも2020年のユーロヴィジョンはコロナウイルスのせいで中止(それに代わる映像はありました。)一応、各国代表に選ばれたアーティストが2021年のユーロヴィジョンにそのまま出場することになっていました。(各国の判断により、代表アーティストを変更するのは可。また楽曲は別の作品にすることが決まっていました。)
ベラルーシ代表のVALは、去年の8月、反政府デモ活動を支援したため、ユーロヴィジョンのベラルーシ代表から下ろされました。代わりのアーティストは政府お抱え歌手になるのでは?と噂されるなか、お抱え歌手のインスタグラムがハッカー攻撃にあったりしていました。
そして野党は、ホッケーと同じく、ユーロヴィジョンにベラルーシは出場するな、させるなと訴えていました。今日、ベラルーシ国営テレビBTは、今年のユーロヴィジョンはベラルーシでは中継しない、代表アーティストも決めない(ベラルーシから誰も参加しない)可能性を発表しました。
まだ決定されたわけではありませんが、どうなるのでしょう。もし政府お抱え歌手が出場したら、ヨーロッパ中からブーイングが起こるのでしょうね。VALは本当に運が悪かったですね・・・。コロナがなければ去年出場できて、その後、反政府派であることを表明してもある意味問題なかったでしょうし。VALだけではなく、反政府派アーティストはほとんど全てベラルーシ芸能界から干されている状態です。
テレグラムで自らの反政府活動を紹介し続けてきたイーゴリ・ロシクさんは去年7月に未決拘束となりました。そして抗議のハンストを初めて、今日で38日目・・・。
ロシクさんに同調して、ハンストを始める人が出てきました。しかし、38日間もハンスト・・・。