2021年1月27日。雪が降り積もって一面銀世界です。
EUが対ベラルーシ経済に対して行なっている制裁に対して、反対するベラルーシ人の署名運動が始まりました。1日で11万人以上の署名が集まったそうです。ベラルーシ組合が集めていますが、EUに対してどれほど効果があるでしょうか。ちなみにベラルーシの組合は政府側の機関です。またEU加盟国でないヨーロッパの国で、EUの制裁に参加した国もあります。
明日からまたガソリンが値上げになります。一方で年金の額も2月から上がります。
今日も反政府デモ活動が続いています。白赤白の旗が木の上にぶら下げられているのをなぜかお揃いの緑色の服を着た人たちが、外そうと雪の中苦心しています。
ベラルーシ大学とミンスク言語学大学のキャンパスに爆弾がしかけられたという電話がありましたが、爆発物は見つかりませんでした。いたずら電話でしょう。この大学は反政府学生デモが盛んだったのが理由かもしれません。ただ、今は前期試験も終わり、冬休み中なので学生はほとんどいないし、学生デモもありません。冬休みが終わったらどうなるかははっきりしません。コロナウイルス第二波が収束したら、遠隔学習はなくなり、通学するようになるので、そうなるとまた学内で反政府学生デモが始まるでしょう。
ベラルーシ大統領は非常事態相を解任しました。また治安関係の人事異動が行われています。