2021年1月11日。
ベラルーシではこれから菓子類にかけられる税金が10%から20%に引き揚げられることになりました。
クッキーやケーキ、ウエハース、ポテトチップスなど庶民のためのお菓子の値段が上がります。
主に小麦粉を使ったお菓子を中心に値上がりするようです。
ちなみに、日本人は意外に思われるでしょうが、ベラルーシは気候が寒くて小麦がほとんど成長しないので、小麦はほとんど輸入なのです。(製粉はベラルーシ国内でしています。)輸入品なので、それを使ったクッキーやケーキの値段が上がるのは今のベラルーシの経済状況からすると当然なのかなと思ったりします。
ポテトチップスの材料のじゃがいもはベラルーシで大量に栽培されているのに、税金がかけられるのですね・・・。おかずになる食べ物ではない(生活必需的な食品ではない)から、ある意味贅沢品扱いで、それで税金をたくさんかけてもいいだろう・・・という考えなのかもしれません。
日本で例えるなら、白米に20%の税金、お餅に10%の税金、というパターンと、白米に10%の税金、お餅に20%の税金というパターンだったら、絶対前者のほうに大反対の声が上がるでしょう。
今日、国際アイスホッケー連盟代表がミンスクを訪れ、世界選手権大会の会場をミンスクで継続するのかどうか話し合っています。
代表は「2014年とは状況が変わった。」と言及。(2014年、ベラルーシで初めてアイスホッケー世界選手権大会が開催されたことを指します。)
ベラルーシ大統領は「ミンスクでの開催が絶対安心安全だと協会長に説明する。」
と話しています。
安心安全です!とミンスクで開催したところで、ミンスクが会場なら参加しませんと決めている国もあるので、結局ほとんどの参加国がボイコットしたら、スポーツの試合として成立しないのですが・・・。