ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チロ基金の活動「ビタペクト無料配布151回・ゴメリ在住一家への支援活動・第2回」(1)

2012-09-22 |   ビタペクト配布活動
 2012年6月に極端に体内放射能が多かったゴメリ在住の一家に支援活動を行いました。
 そのときの測定結果についてはこちらをご覧ください。

チロ基金の活動「ビタペクト無料配布146回・ゴメリ在住一家への支援活動」(1)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/1d751f175cb20f180b09671de459c1c4


チロ基金の活動「ゴメリ在住一家への支援活動」(2)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/d21e6a2f4b7324b320d3a79b79e6606b


チロ基金の活動「ゴメリ在住一家への支援活動」(3)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c162749e332a584e230cd8b9b32b1812


チロ基金の活動「ゴメリ在住一家への支援活動」(4)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/f028ad700f332b339402147b1c0dae4d


チロ基金の活動「ゴメリ在住一家への支援活動」(5)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/0a1afd7d22f562be6b2d1a92e2841e6d


 
 2012年4月30日に長男のワジーム君(14歳)がベルラド研究所で測定すると、体重1キロ当たり261.49ベクレル
の結果でした。チロ基金がSOS子ども村で出会った時に、ペクチン配合セルロースを飲み始めました。
 そして2012年5月にお母さん、お姉さん、弟がゴメリ市内の第1診療所でWBCの測定を行いました。
 その結果がお母さん(オリガさん)が179.95ベクレル。
 長女(18歳。名前はエレーナさん)103.83ベクレル。
 次男(7歳。名前はサーシャ君)が32.76ベクレルでした。

 6月にこの3人がビタペクト3を飲み始め、1カ月ほどで飲み終わりました。
 そして9月に再測定のため、ゴメリ市第1診療所に長女のエレーナさんを除く3人が行ってきました。
 その数日後、私はちょうどゴメリ市に行く用事があったので、お母さんとワジーム君に会うことができ、再測定の結果も知ることができました。

 画像はワジーム君の検査結果です。(自宅住所など個人情報に関する部分は画像を加工しています。)
 全身のセシウム137の数値が2213.1ベクレルと左下に出ているのですが、体重1キロ当たりに換算しました。
 その結果、46.10ベクレルにまで減っていました!

 ペクチン配合セルロースでもこんなに大きな結果が出せました!
 本当によかったです。このような具体的な結果が出ると分かり、この一家の協力に感謝しています。

 お母さんからお話をうかがったのですが、ワジーム君は疲れやすく、3年前から両ひざが痛くて痛みが始まると30分は続く、ということを繰り返してきました。医者は成長痛です、という説明でした。しかし最近はひざの痛みは和らいできたそうです。

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