ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年10月28日。ウクライナ侵攻から248日目

2022-10-28 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年10月28日。

 先月5日にベラルーシ大統領の鶴の一声で始まった値上げ禁止令。
 ブレスト、ピンスク、バラノヴィチなどの地方都市で影響が出てきました。個人で営業している店舗などで商品の価格を引き上げられず、営業が継続できなくなって、テナントから引き上げる業者が出てきています。
 いわゆるテナントビルががらんどうになり、市場で商売する人も激減しています。
 これから他の都市にも飛び火するでしょう。昨日の投稿にも書きましたが、値上げをしていたからとスーパーマーケットの責任者が逮捕されるような事態が起こっています。


 ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使が来月18日、離任することが決まりました。
 後任の大使は未定。今年7月に離任したベラルーシのイエシン前大使の後任は空席のままです。誰もベラルーシから来ない・・・。
 4年ほど前に聞いた話ですが、ベラルーシ政府は日本に大使館を置いているものの、オーストラリアとニュージランドにはなく、今後は両国に大使館を置いて、この3つの国の大使を駐日大使が兼任する予定だと聞きました。だから、今、駐日ベラルーシ大使が不在と聞いても驚きませんし、後任が全く来なくても驚きません。どこかのベラルーシ大使が、日本大使も兼任するだけのことだと思います。
 

 チェチェン共和国首長カディロフ氏は、今週初めにウクライナのヘルソン州で行われたウクライナ軍の攻撃の結果、チェチェン部隊の少なくとも 23 人のロシア軍人が死亡し、58 人が負傷したと発表しました。
 ある意味、正直に公にしているのが、はっきり言わないロシア軍より立派に思えます。が、この数も結局信用できませんね。

 ロシア国防相は今日、予備兵30万人の動員を完了したと大統領に報告しました。
 追加の動員は計画していないそうです。していると言ったら、また国内でパニックが起きます。