2022年10月25日。ミンスクは雨でした。
メリトポリ市長によると、ベラルーシの軍がメリトポリ地区にあるマーネ村に3週間以上滞在しているそうです。地元の住民が確認したとも。
兵士と将校を備えた本格的なベラルーシ軍の部隊だと主張していますが、これが真実だとすると、ベラルーシはウクライナと戦いたくない、兵を出していないと発言していたベラルーシ大統領が嘘をついていたことになります。何かの間違いであってほしいのですが。「確認した」とは何をどのようにして確認したのでしょうか。
メリトポリで今日、ZaTV テレビ会社のオフィスの近くでテロが発生ました。
テレビ局の建物の前に止まっていた手作りのTNT爆弾が爆発し、建物の正面と窓が被害を受けました。この事件は、テロとして認定されました。5人の負傷者がいるとの報道もあり、またテレビ放送にも支障が出ている模様です。
ロシアの独立系メディアは昨日、民間軍事会社ワグネルが、トルクメニスタンの刑務所で「志願兵」少なくとも500人を募集し、ウクライナへと派遣したと伝えました。
別の独立系メディアも21日、人権活動家の話として、ロシアなどで集められた受刑者2万人以上がウクライナで戦っていると報道。ベラルーシやタジキスタンなど旧ソ連構成国の刑務所でも受刑者の志願兵が募集されているそうです。
これも本当なのでしょうか。ベラルーシには反体制派の受刑者が2020年以降増えていますが、この人たちがウクライナへ兵士として行こうとするとは思えません。
ポーランドの与党幹部は今日、ロシアの飛び地カリーニングラードからポーランドへアフリカやアジア諸国からの移民が越境させる恐れがあるため、国境沿いに障壁を建設する必要があるとの考えを示しました。
昨年のベラルーシから大量の移民がポーランドへ押し寄せたことを思い出しますね。
最近はとにかく壁を国境沿いに作ることがニュースになっています。
ベラルーシからウクライナへイラン製ドローン10機が飛ばされたとの情報があります。
しかも、ベラルーシ領内のチェルノブイリ汚染地域(ほぼ無人の地域)から飛行してきたとウクライナ側は主張しています。
ロシアで違法にあたる薬物を所持していたとして禁錮9年の判決を受け控訴していたアメリカの女子プロバスケットボール選手、ブリトニー・グライナー氏について、ロシアの裁判所は1審の判決を支持し、控訴を棄却しました。
ウクライナメディアは、ヘルソン州の州都ヘルソンにあった著名な軍人の像が奪われ、台座だけが残されている様子を報じました。ロシア側は「ウクライナ軍による破壊を避けるために〝避難〟させた」と主張。そう言うと思った。
ヘルソン州の高官はオンラインで会見し、
「像だけでなく、博物館の所蔵品なども数多く盗まれた。」
とロシアを批判しています。文化財まで盗むんですね。
ウクライナでは、ロシア語の本が古紙として回収され(捨てられ)ています。換金されて、その収益はウクライナ軍のために使われるとしています。
そういう意味では、ウクライナのロシアに関連する文化財を保護するために、ロシアがへルソン州などから文化財を「避難」させるのはもっともかと。
ウクライナではもうロシア文学もロシアのおとぎ話も読まないとウクライナ人は話しています。
日本も戦時は、英語が禁止されていたし、ウクライナ人の中には家族をロシア人に殺されたから、ロシアと聞くだけでもうメンタルがだめだと感じている人も多いから、ロシア文学の本を全て捨てたくなる気持ちは分からなくもないです。
これからウクライナではロシア語は外国語の一つとなり、ロシア文学も外国語の一つになるのでしょう。
しかし、これを日本に置き換えると、例えば日本が中国に侵攻されて、中国嫌いの日本人が増えたとしても、じゃあ、国語の教科書から漢文は全部抜いてしまおう・・・という流れになるでしょうか? 「国破れて山河あり」などといった漢詩も学校で教えてはいけません、孔子なんて人のことは知らなくてよろしい、ということになるでしょうか?
そもそも中国生まれの漢字そのものを使うのが、けしからんということに繋がりませんか?
ロシアの国営メディアRTの司会者で親政権派のアントン・クラソフスキー氏が20日の番組で、子供時代にウクライナで反ロシア的な言葉を受けたという作家に対し、そんなウクライナの子供たちは死なせればよかったと発言し、非難轟々。解任されました。
この人、ロシアでは珍しくLGBTであることを告白しており、また擁護派でもあるのですが、ウクライナの子供に対してこんな発言をするなら、LGBTはみんな死なせればよかったと言われても、文句言えませんね。
チェチェン共和国首長のカディロフ氏は、ロシアが「併合」したウクライナ東・南部4州に戒厳令が布告されているにもかかわらず、ロシア軍の攻撃が「生ぬるい」と不満を表明。占領地を含む「ロシア領」に敵の砲弾が飛んできた場合、「大地から(ウクライナの)都市を一掃し、地平線しか見えないようにすべきだ」と訴えた。
メリトポリ市長によると、ベラルーシの軍がメリトポリ地区にあるマーネ村に3週間以上滞在しているそうです。地元の住民が確認したとも。
兵士と将校を備えた本格的なベラルーシ軍の部隊だと主張していますが、これが真実だとすると、ベラルーシはウクライナと戦いたくない、兵を出していないと発言していたベラルーシ大統領が嘘をついていたことになります。何かの間違いであってほしいのですが。「確認した」とは何をどのようにして確認したのでしょうか。
メリトポリで今日、ZaTV テレビ会社のオフィスの近くでテロが発生ました。
テレビ局の建物の前に止まっていた手作りのTNT爆弾が爆発し、建物の正面と窓が被害を受けました。この事件は、テロとして認定されました。5人の負傷者がいるとの報道もあり、またテレビ放送にも支障が出ている模様です。
ロシアの独立系メディアは昨日、民間軍事会社ワグネルが、トルクメニスタンの刑務所で「志願兵」少なくとも500人を募集し、ウクライナへと派遣したと伝えました。
別の独立系メディアも21日、人権活動家の話として、ロシアなどで集められた受刑者2万人以上がウクライナで戦っていると報道。ベラルーシやタジキスタンなど旧ソ連構成国の刑務所でも受刑者の志願兵が募集されているそうです。
これも本当なのでしょうか。ベラルーシには反体制派の受刑者が2020年以降増えていますが、この人たちがウクライナへ兵士として行こうとするとは思えません。
ポーランドの与党幹部は今日、ロシアの飛び地カリーニングラードからポーランドへアフリカやアジア諸国からの移民が越境させる恐れがあるため、国境沿いに障壁を建設する必要があるとの考えを示しました。
昨年のベラルーシから大量の移民がポーランドへ押し寄せたことを思い出しますね。
最近はとにかく壁を国境沿いに作ることがニュースになっています。
ベラルーシからウクライナへイラン製ドローン10機が飛ばされたとの情報があります。
しかも、ベラルーシ領内のチェルノブイリ汚染地域(ほぼ無人の地域)から飛行してきたとウクライナ側は主張しています。
ロシアで違法にあたる薬物を所持していたとして禁錮9年の判決を受け控訴していたアメリカの女子プロバスケットボール選手、ブリトニー・グライナー氏について、ロシアの裁判所は1審の判決を支持し、控訴を棄却しました。
ウクライナメディアは、ヘルソン州の州都ヘルソンにあった著名な軍人の像が奪われ、台座だけが残されている様子を報じました。ロシア側は「ウクライナ軍による破壊を避けるために〝避難〟させた」と主張。そう言うと思った。
ヘルソン州の高官はオンラインで会見し、
「像だけでなく、博物館の所蔵品なども数多く盗まれた。」
とロシアを批判しています。文化財まで盗むんですね。
ウクライナでは、ロシア語の本が古紙として回収され(捨てられ)ています。換金されて、その収益はウクライナ軍のために使われるとしています。
そういう意味では、ウクライナのロシアに関連する文化財を保護するために、ロシアがへルソン州などから文化財を「避難」させるのはもっともかと。
ウクライナではもうロシア文学もロシアのおとぎ話も読まないとウクライナ人は話しています。
日本も戦時は、英語が禁止されていたし、ウクライナ人の中には家族をロシア人に殺されたから、ロシアと聞くだけでもうメンタルがだめだと感じている人も多いから、ロシア文学の本を全て捨てたくなる気持ちは分からなくもないです。
これからウクライナではロシア語は外国語の一つとなり、ロシア文学も外国語の一つになるのでしょう。
しかし、これを日本に置き換えると、例えば日本が中国に侵攻されて、中国嫌いの日本人が増えたとしても、じゃあ、国語の教科書から漢文は全部抜いてしまおう・・・という流れになるでしょうか? 「国破れて山河あり」などといった漢詩も学校で教えてはいけません、孔子なんて人のことは知らなくてよろしい、ということになるでしょうか?
そもそも中国生まれの漢字そのものを使うのが、けしからんということに繋がりませんか?
ロシアの国営メディアRTの司会者で親政権派のアントン・クラソフスキー氏が20日の番組で、子供時代にウクライナで反ロシア的な言葉を受けたという作家に対し、そんなウクライナの子供たちは死なせればよかったと発言し、非難轟々。解任されました。
この人、ロシアでは珍しくLGBTであることを告白しており、また擁護派でもあるのですが、ウクライナの子供に対してこんな発言をするなら、LGBTはみんな死なせればよかったと言われても、文句言えませんね。
チェチェン共和国首長のカディロフ氏は、ロシアが「併合」したウクライナ東・南部4州に戒厳令が布告されているにもかかわらず、ロシア軍の攻撃が「生ぬるい」と不満を表明。占領地を含む「ロシア領」に敵の砲弾が飛んできた場合、「大地から(ウクライナの)都市を一掃し、地平線しか見えないようにすべきだ」と訴えた。