ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者38956人。死者数214人

2020-05-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 5月27日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は38956人になりました。1日の新規感染者数は897人です。やっとこの数が900人以下になりました。3週間ぶりです! このまま、この数がどんどん減ってほしいです。
 死者数は214人です。
 15923人が回復しました。
 すでに48万件を超える検査数になりました。
 
 ベラルーシでは結局、相変わらずサッカーリーグが行われていますが、一つの試合が延期されることになりました。出場予定のチームのうち、一人の選手がコロナウイルスに感染して入院したからです。
 
 ベラルーシ政府は、食糧不足はベラルーシでは発生していないと発表しました。
 しかし、地域によっては輸入果物の品切れ状態、オートミール以外の穀物の不足などが見られるとの声もネット上にはあります。
 少なくとも首都のミンスクは何の問題もなさそうです。流通の末端にある地方はどうなのでしょう・・・。

 さらにベラルーシ国内の店で、必ずマスクと消毒液を販売しないといけない規則ができました。
 義務化されたということです。薬局だけに消費者が集中するよりずっといいですね。
 しかし、商品の仕入れについては、国が分配してくれるのではなく、店の経営者側に仕事を丸投げ状態なので、とにかく陳列棚に並べられるように経営者側はこれから仕入先の安定確保に奔走しないといけないでしょう。
 マスクも消毒液もそんなに大量にベラルーシ国内で製造しているのでしょか?
 少なくとも私の自宅や勤務先の周辺では、マスクをしているベラルーシ人は4人に1人ぐらいの割合です。

 私のしょくば、市立図書館内では図書館員全員マスク着用義務で、1人4枚ずつマスクが支給されました。(アベノマスクの2倍の数!)
 また貸出コーナーは通常通り受け付けていますが、図書館内に入館する人はマスクをしてください、という張り紙が入り口に掲示されました。
 私が見た限りではほとんどの人がちゃんとマスクをしてくれています。
 たまに「マスク・・・ない。」と入り口で言う人がいるのですが、ゲホゲホせきをしているとか、明らかに病気にかかってなさそうでない場合、入館を許しています。