ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者19225人。死者数112人

2020-05-06 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 5月6日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は19225人になりました。新規感染者数は1日で905人増えました。
 死者数は112人です。
 4388人が回復しました。3771人という報告もありますが、これは入院していたが、退院していた人の数です。陽性の結果だったけれど、無症状なので、自宅療養になり、その後再検査したら、陰性になっていた人も回復者として計算されています。
 22万件を超える検査数となりました。陽性率は8.7パーセントです。

 感染者のピークは5月上旬ということでしたが、5月後半になるという予測も出ています。
 5月9日の戦勝記念パレードですが、観客席に人が少ないと見栄えが悪いので、何とか人を動員しないといけない。それで、とうとう、大学生に対して、5月9日午後9時から12時まで、パレードの観客席に座っているだけというバイトの求人を政府は始めました。
 そのバイト料は3時間で10ベラルーシルーブルです。
 学食で2回昼ごはんを食べたらなくなる金額ですよ、これ。
 自分の健康と2回分の昼ごはん代を天秤ばかりにかけて、バイトを優先する学生がいるでしょうか。
 

アマビエとアマビコ

2020-05-06 | 日本文化情報センター
 今、日本ではアマビエの絵を描くのがはやっていますね。最近は絵だけではとどまりませんね。
 このような現象が起こっているのは、日本だけではないでしょうか。そもそもこのような慣習があることが興味深いですね。
 ベラルーシはキリスト教の国なので、疫病が流行りましたと言っても、十字架を持つとかイコン(聖人画)を掲げるとかはしていたと思いますが、悪病退散のために日本のような特別な神頼みはしていなかったと思います。

 せっかくなのでアマビエとアマビコについて、日本文化の一つとして、日本語教室の生徒のみなさんには紹介しておきました。
 そして私も描きましたよ。日本の妖怪なので、どれぐらい効能があるのか分かりませんが、ベラルーシでもコロナウイルスの感染がひろがってほしくないので、一応ロシア語の説明をつけて、ベラルーシ人に日本文化情報センターサイトロシア語版で紹介しています。
(この紹介文は私が日本語で書いたものを日本語教室の生徒の一人、マリヤさんが勉強のためにロシア語に翻訳してくれたのを校正したものです。)

 ベラルーシの中学生も鉛筆で一生懸命描いてくれました
 他にもベラルーシ人がアマビエを描いて見せてくれたら、ここで紹介します。