5月19日の書き込みです。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は31508人になりました。1日の新規感染者数は936人です。
死者数は175人になりました。
10620人が回復しました。
すでに37万件の検査数となり、陽性率は8.7パーセントです。
1日の新規感染者数が900人を下回る日が早く来てほしいです。
このブログへベラルーシのデータを見に来てくださっている方々にこんなことを言うのは申し訳ないのですが、死者数に関しては、これは正確な数字ではないように思います。
そもそもベラルーシでは「コロナウイルスが死因」という人は公式には一人もいません。
コロナウイルスに感染したことによって、持病が悪化した、などが直接の死因になっています。
検査数も37万件と言っても、一人に何度も再検査している場合も計算に入れていますから、37万人が検査を受けたということではありません。
回復者数も、入院していて退院した人と自宅療養していて治った人の合計数です。
ここで、私が勤務しているミンスク市立図書館を例に挙げます。
もし職場に病人が出た場合どうなるのか?についてです。
私の同僚(司書)のAさんは熱が37.4度出たので、出勤前に館長に電話。
出勤しないよう指示され、家から近くの診療所へ電話。
医者が自宅まで往診に来ました。熱のほか、喉の痛みもあったので、それを言うと、
「普通のインフルエンザでしょう。とりあえず3日間様子をみてください。熱が下がらなかったら電話してください。」
薬ももらえませんでした。3日後、高熱にならないものの、まだ熱があるので、Aさんは再び診療所に電話。
「では普通のインフルエンザだと思うので、抗生物質を処方します。3日経ったら電話してください。」
それを飲んでいたら、熱は下がってきました。
3日後、往診に来た医者は、
「熱は下がりましたね。」
「喉はまだ痛いんですが。」
「でも熱が下がったから、もう薬は飲まないほうがいいですよ。はい、出勤してください。」
そんなわけで発熱してから1週間後仕事を始めました。
しかし、その1週間後、せきが出てきたので、また医者に往診を頼んだところ、肺のレントゲンを撮るように言われて、診療所へ。
その結果、肺はきれいで、気管支炎と診断され、咳止めの薬を処方されました。出勤はできず、薬を飲み続けています。
このようになかなかコロナウイルスの検査はしてもらえないシステムです。
この同僚は気管支炎で、症状からしてもコロナウイルスではないと思うのですが、似たような症状で自宅療養になっているベラルーシ人が大勢いると思います。
医療崩壊ではないですが、すでに入院がなかなかできないので、このような状態です。自宅療養している人が実は軽症のコロナウイルス感染者だった、そして家族にうつしてしまった、というケースもあると思います。
ベラルーシのコロナウイルス感染者数は31508人になりました。1日の新規感染者数は936人です。
死者数は175人になりました。
10620人が回復しました。
すでに37万件の検査数となり、陽性率は8.7パーセントです。
1日の新規感染者数が900人を下回る日が早く来てほしいです。
このブログへベラルーシのデータを見に来てくださっている方々にこんなことを言うのは申し訳ないのですが、死者数に関しては、これは正確な数字ではないように思います。
そもそもベラルーシでは「コロナウイルスが死因」という人は公式には一人もいません。
コロナウイルスに感染したことによって、持病が悪化した、などが直接の死因になっています。
検査数も37万件と言っても、一人に何度も再検査している場合も計算に入れていますから、37万人が検査を受けたということではありません。
回復者数も、入院していて退院した人と自宅療養していて治った人の合計数です。
ここで、私が勤務しているミンスク市立図書館を例に挙げます。
もし職場に病人が出た場合どうなるのか?についてです。
私の同僚(司書)のAさんは熱が37.4度出たので、出勤前に館長に電話。
出勤しないよう指示され、家から近くの診療所へ電話。
医者が自宅まで往診に来ました。熱のほか、喉の痛みもあったので、それを言うと、
「普通のインフルエンザでしょう。とりあえず3日間様子をみてください。熱が下がらなかったら電話してください。」
薬ももらえませんでした。3日後、高熱にならないものの、まだ熱があるので、Aさんは再び診療所に電話。
「では普通のインフルエンザだと思うので、抗生物質を処方します。3日経ったら電話してください。」
それを飲んでいたら、熱は下がってきました。
3日後、往診に来た医者は、
「熱は下がりましたね。」
「喉はまだ痛いんですが。」
「でも熱が下がったから、もう薬は飲まないほうがいいですよ。はい、出勤してください。」
そんなわけで発熱してから1週間後仕事を始めました。
しかし、その1週間後、せきが出てきたので、また医者に往診を頼んだところ、肺のレントゲンを撮るように言われて、診療所へ。
その結果、肺はきれいで、気管支炎と診断され、咳止めの薬を処方されました。出勤はできず、薬を飲み続けています。
このようになかなかコロナウイルスの検査はしてもらえないシステムです。
この同僚は気管支炎で、症状からしてもコロナウイルスではないと思うのですが、似たような症状で自宅療養になっているベラルーシ人が大勢いると思います。
医療崩壊ではないですが、すでに入院がなかなかできないので、このような状態です。自宅療養している人が実は軽症のコロナウイルス感染者だった、そして家族にうつしてしまった、というケースもあると思います。