電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

行きつけの書店で文庫本と文具のお買い物

2023年09月24日 06時00分59秒 | 散歩外出ドライブ
先日、久々に行きつけの書店に行き、文庫本と文具のお買い物をしてきました。文庫本の方は、小学館時代小説文庫というシリーズで、山本一力著『菜種晴れ』。著者の本は、最近は講談社文庫でもなかなか見つけられず、体調を崩したのか、出版社とトラブルにでもなったのかと余計な推測をしてしまいます。『ジョン・マン』の続編がしばらく出ていないだけに、心配です。



文具の方は、パイロットの「ジュースアップ」ボールペン、ブルーブラックの0.4mmを購入したところです。試し書きができなかったので、0.4mmというのがどのくらいの太さ(細さ)なのか見当もつかずに購入したのでしたが、デザインは魅力的なのに細すぎて文字がなんとも読みにくい(^o^;)>poripori
これは、せめて0.5mmのインクリフィルを購入して交換してしまうか、0.4mmは誰かにあげてしまい、0.5mmの軸を探すかしたほうが良さそうです。文具趣味は、100円玉数枚で楽しめるだけに、いろいろなペンがたまってしまいますが、Juice Up というペンは、ダブルリングノートのリング部にクリップを引っ掛けて使うには良さそうな顔料ゲルインクボールペンのようです。

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9月のランチ〜イチジクと生ハムのブルスケッタ

2023年09月23日 06時00分26秒 | 料理・住まい
9月のある日、桃を送った親戚から、イチジクをもらいました。当地ではイチジクは在来種をコンポートにしていただくことがありますが、生で食べられるイチジクは珍しく、さっそく生食したほかに料理に使えないかと調べてみました。その結果、「イチジクと生ハムのブルスケッタ」が簡単そうでしたので、さっそく試してみました。



イチジクは、スライスして使います。他にはフランスパン、レタス、クリームチーズ、アーモンドなどを準備します。




軽く焼いたパンにクリームチーズを塗り、レタスの上にイチジクを載せて生ハムでおおい、塩コショウした後に砕いたアーモンドをパラパラとチラシて出来上がり。いたって簡単です。



イチジクはどちらかというとねっとり系ですので、水分の多い桃を妻と半分こしました。畑仕事は午前中でおしまいとし、昼間っからビールで慰労。午後はお昼寝です(^o^)/



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山響から予約していたシベリウスの交響曲第3番等のCDが届く

2023年09月22日 06時00分45秒 | クラシック音楽
昨日の午前中、少し離れた果樹園の草刈り作業をしていたら、しとしとと雨に降られて撤退しました。雨に濡れて汗をかいたこういう時は意外に風邪を引きやすいので、着替えてドライヤーで頭もよく乾かして、試しに数個だけ収穫してきたリンゴ「紅つがる」を試食。まだ色づきが今一つですが、大きな実はもう充分に食べられます。表面の色づきが不満なだけで、糖度も味も充分です。遅れているサクランボと桃の施肥とリンゴの収穫の算段をしていたら、宅配の車がやってきました。



届いたのは、某密林からではなくて、先の山響の定期演奏会で予約していたシベリウスの「交響曲第3番」他を収録した音楽CDでした。村川千秋指揮、山形交響楽団の演奏、2023年1月、やまぎん県民ホールでの収録です。また、2022年4月、山形テルサホールで収録された同じくシベリウスの「カレリア組曲」と「フィンランディア」も収められています。さっそく Ubuntu Linux に Rhythmbox で取り込み、愛用する簡易 PC-audio で聴いています。特に交響曲第3番の第2楽章に心打たれました。会場予約の300枚のみ、山響創立名誉指揮者・村川千秋さんのメッセージカードが付いていました。



音楽は心のミルク!! これからも山響をよろしく 村川千秋

音楽は心のミルク…ほんとだな。これからの秋の日々、雨の日は音楽CDを楽しむ時間がもう少し取れそうかな。

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9月のランチ〜スパゲッティ・アラビアータ風に米ナスとピーマン味噌

2023年09月21日 06時00分18秒 | 料理・住まい
季節がずれてしまわないうちに掲載しておきたい写真です。9月中旬に入った頃のランチ、いつものパスタですが、トマトソースをしっかり作る時間がなかったので、トマトジュースを煮詰めてミニトマトをふんだんに入れて、ピリ辛のスパゲッティ・アラビアータ風のパスタとしました。ちなみに、桃は少々小ぶりですが晩生種の美晴白桃、よく働いたご褒美に、珍しくビールも付いています。



付け合せというよりも実は朝のおかずの残りで、米ナスを焼いてピーマン味噌を載せたものです。



ピーマン味噌というのは妻が作ってくれたもので、どんどん取れるピーマンを消費すべく作ったものらしい。これを焼いた米ナスに載せて食べると、実に美味しいです。妻が作ったピーマン味噌を、隣家の同級生に一ビン提供したらしく、レシピがほしいと言われました。なるほど、こんなふうに美味しいものは広がっていくのだな。

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プロバイダからの連絡に便乗したフィッシング・メール

2023年09月20日 06時00分33秒 | コンピュータ
利用しているプロバイダから、メールシステム改修の連絡が入りました。私のメールアカウントは、パソコン通信の時代の平成元年からずっと利用しているものですので、すでに34年、かなり年季が入っています。退職して仕事の上での連絡はまずなくなりましたが、昔の仲間や御縁のあった人たちからの連絡はほとんどここに入ってきます。その意味では、かなり重要なアカウントです。これに関連して、変更があったのは、振り分け条件のリセット、メールボックスの切り替え、でした。これらの連絡は、

【重要】振り分け条件の解除について                (プロバイダ名)
【重要】リニューアルにともなうメールボックスの切り替えについて  (プロバイダ名)
【重要】(プロバイダ名)メール移行完了について          (プロバイダ名)

というようなタイトルと送信者名で届きました。一応、内容を読み、了解しておりました。

ところがある日、同じような表題を持ち、同じプロバイダ名のメールが届きました。こんな具合です。

【重要】(プロバイダ名)ご登録情報更新のお願い          (プロバイダ名)

その内容はというと、登録されているクレジットカードの有効期限が近づいているので、新しいカードが届いたら登録情報を更新せよ、というものでした。ご丁寧にも、登録情報の確認ページ等のURLが掲載されており、いかにも「もっともらしい」体裁です。

思わず引っかかりそうになりましたが、平成元年からこの方、今までこのような連絡・依頼は届いたことがありません。それに、プロバイダ企業にとって登録者情報というのは最も貴重な、重要な情報のはずです。それを、メールシステムのリニューアルで利用者全員に登録し直しさせるというのは大きく不合理です。管理職が担当者を呼びつけて始末書を書かせて済ませられるようなレベルの問題ではありません。

ははあ、これは某プロバイダのメールシステム改修の連絡に便乗したフィッシング・メールだな、と見当を付け、プロバイダ名と「ご登録情報更新のお願い」をキーワードに検索してみたら、案の定でした。さらに全く同じ文章でもう一度同じメールが届きましたが、Ubuntu Linux + Thunderbird のメールボックスに作成している「spam-samples」というフォルダに放り込み、フィッシングメールのサンプルとしました。

やれやれ、すっかり信用してしまうと、クレジットカード情報をそっくり盗まれることになりますので、うっかりできません。念のため登録情報を確認したいという場合には、メールに記載されているリンク先をクリックするのではなく、ちゃんと自分で検索して正規ルートで到達した公式ホームページからログインすることが大事ですね。

どうも、個人情報をネット上に書き込むということに抵抗がある上に、なんでも WEB 化することが良いとは思えません。例えば生命保険の登録情報。被保険者(私)が死んだ時に、ネット上にある情報をもとに保険者(妻)が正しく手続きできるとは思えません。紙情報ならば、「生命保険関係」などという綴を見ればある程度わかりますので、手続きできるでしょうけれど。

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常用製品でないボールペンの使用感

2023年09月19日 06時00分35秒 | 手帳文具書斎
このところ、販促景品にボールペンをもらうことがあり、常用するパワータンクやジェットストリーム等以外の製品を試し書きし、また実際に使ってみて、あるものは感心し、またあるものは私の好みや事情とは反する方向性だと再確認することになりました。

具体的には、次のようなものです。



  • マツダの12ヶ月定期点検?だか車検?時にもらった「Be a driver.」ロゴの入ったマツダカラーの赤いペン。ゼブラの Surari 黒 0.7mm … 金属軸がしっかりしていて適度な重さもあり、インクも書きなれるとスムーズに追従する。今のところ鼻詰まり治療のための服薬や鼻洗浄等の記録ノートにはさんで使っているが、クリップがしっかりしているため、落とす心配がない。
  • 農協からもらった殺菌剤「ベンレート」の販促ペン、ぺんてるのエナージェル、黒の0.5mm … あまり細い線幅のペンは敬遠してきているが、これは線幅が少し太めの 0.5mm で、老眼でも見やすく、また書き味も筆記抵抗が少なめで書きやすい。ただし、軸はいかにも安っぽい。
  • 農協からもらった殺虫剤「ダコニール」の販促ペン、三菱の UniBall One の黒 0.3mm … これは軸やクリップ等のデザインはお洒落ですが、老眼には不向きな細すぎる線幅で、しかもカリカリとした書き味は PowerTank 1.0mm を愛用する自分の好みとはまるで逆。

というものでした。



また、亡母の使っていたペン類を整理したら、何本か使えるものが出てきました。とくに、Pilot の V-BALL は水性インクのはずですが、どうも書き味が水性インクとは違い、ゲルインクのように感じます。0.7mm という線幅のせいかとも思いましたが、念のため芯をルーペでのぞいてみたら、



ZEBRA JF-0.7 JAPAN 1503

と表記されています。私の記憶からは抜け落ちていましたが、どうもインクが切れた時に、ゼブラのSarasa シリーズの替え芯を入れてあげたものらしい。インクが残り少ないのですが、かなり書きやすいです。ゼブラのサラサ・シリーズの軸は、古くなるとかなりみすぼらしくなりますが、V-BALL の外観は、今はすでに廃番となっている製品とは思えないほど真新しくしっかりしています。これは、同じサラサの青の替え芯 0.7mm を入れてやればまだまだ使えそうです。しかもこの青色は、脳天気な明るい青色ではなくて、ブルーブラックとも違う落ち着いた青色です。常用する PowerTank 黒 1.0mm と Jetstream 黒 0.7mm/1.0mm に加え、ZEBRA の Sarasa 青 0.7mm 芯を入れた V-BALL 軸も常用ペンのリストに入りそうです。

また、初代 Juice 0.5mm BB を使い切りましたので、Juice Up! を購入してきたのですが、0.4mm という線幅はやっぱり私には細すぎる。軸のデザインは初代よりずっと良いので、芯を他社の 0.7mm のものと交換して使おうかと画策。残念ながら、替え芯の末尾に回転ノック用の特殊な切れ込みが入っていて、他社リフィルとの交換はできないみたい。



もう一つ、やはりZEBRAのサラサですが、気まぐれで購入した金色1.0mmが、インクの顔料が沈殿したらしく、途中で書けなくなります。せっかく目立つ軸なので、JF-0.5 芯の「セピアブラック」を入れてみました。こういう道楽は、案外楽しいものです。

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桃と生ハムとモッツァレラ・チーズのカプレーゼを作る

2023年09月18日 06時00分57秒 | 料理・住まい
桃の季節もそろそろ終わりなので、穿孔細菌病から収穫後の葉と枝を守る古典的なボルドー液による防除を実施しました。実施前に一通り見て回ったときに、もぎ残しの桃を発見、立派な大きさに赤くなっていましたので、桃と生ハムとモッツァレラ・チーズのカプレーゼを作ろうと思いたちました。以前、柿で作って美味しかった(*1)ので、これを桃で作ってみたら美味しかろうと思っていた(*2)のでしたが、タイミングが合わずに作れなかったものです。スーパーで材料を買ってきて、残っていた川中島白桃と見晴白桃を加え、ちょいちょいと作ったら家族にも好評でした。


桃は二つ割りして種を取り除き、それぞれ等分してさらに三等分し、要するに十二等分。皮をむいて塩水につけて変色を防ぎます。モッツァレラ・チーズをちぎって混ぜ、生ハムを加えて塩コショウし、レモン汁少々とオリーブオイルをかけて混ぜ合わせるだけです。バジルがなかったので、豆苗でごまかして(^o^)/


これが美味しい! ほどよい甘さと酸味、塩分、オリーブオイルの味がこたえられない美味しさです。カプレーゼというのは、「カプリ島の」という意味だそうですが、もともとはトマトとモッツァレラ・チーズとバジルのサラダなのだそうな。由来はともかく、桃生産農家の残り桃を食べて処分するのにはちょうどよいレシピでした。

(*1): 柿と生ハムとモッツァレラ・チーズの前菜を作る〜「電網郊外散歩道」2023年1月
(*2): 桃と生ハムとモッツァレラチーズの組み合わせを試してみたい〜「電網郊外散歩道」2023年7月

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「はじめてのドローン講座」を受講して

2023年09月17日 06時00分06秒 | Weblog
天童市民プラザが主催する「はじめてのドローン講座」を受講してきました。まずはじめに座学で概論を簡単に習い、その後に操作体験です。生まれて初めての操作体験は楽しく、コントローラのスティックから指を離せばその位置でホバリングするというのは、たいへん便利なものです。屋内運動場で目視で操作できる範囲で、DJI の Mavic を用いて、離陸、上下移動、前進と後退、左右移動、位置回転、着陸と、入門的な基本操作を経験してきました。

ただ、結論からいうと、我が家の位置や果樹園の場所が、飛行禁止区域にすっぽり入っているということが判明。実際に制御を外れて吹っ飛んで行ってしまうことはままあることのようで、高速道路上に落下したり、離着陸態勢に入った航空機にバードストライクのような事故を生じさせたりしたら大変なことになります。ドローンは魅力的ではあるけれど、実際に運用することを考えると、残念ながらちょいと問題が大きすぎるようです。講師の方々には申し訳ないことながら、受講してスッパリ諦めがついたようです。

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山形放送ラジオ木曜「ミュージック・ブランチ」に山響の五十嵐さん(Vn)出演

2023年09月16日 06時00分07秒 | クラシック音楽
完全リタイアしてほぼ専業農家スタイルの生活をはじめて半年。非常勤とは言え勤務日には聞けなかったラジオ番組も、耳にすることができるようになりました。例えばYBC:山形放送の「ミュージックブランチ」、木曜日はなんと!クラシック音楽の話題で、山響の団員さんのインタビューがあったのです。以前、山響のヴァイオリンの中島光之さんが出演記をブログに書いていました(*1)ので、そういう番組があることは承知していましたが、今回はたまたま草刈り作業のため混合油を調製している時に耳にしました。地方の民法ラジオでクラシック音楽を毎週取り上げている番組はあまり多くないのではなかろうか。

今回のゲストは、ヴァイオリンの五十嵐さやか(*2)さん。千葉県船橋市の出身だそうで、山響に入ってからすでに26年になるそうです。山形の最初の印象は「山が近い!」だったとのこと。これはわかるなあ。千葉県には高い山がなく、最高峰は房総半島の愛宕山(405m)ではなかったか。音楽の経歴もさることながら、整理整頓が趣味の「片付け魔」らしい日常生活のお話が笑えます。我が家にも一度助っ人に来てほしいくらいです(^o^)/

こんどはしっかり覚えました。YBC[ラジオ木曜の「ミュージックブランチ(*3)」にはクラシック音楽の話題で、担当はやはり千葉県出身で「藤沢周平の世界」のナビゲーターもつとめる青山友紀(*4)さん。午前10時ころ、山響の団員がゲストで出演することがある。これ、忘れないようにメモしておきましょう。

(*1): ミュージック・ブランチ〜「中爺通信」2023年2月
(*2): 山響団員インタビュー21 第1ヴァイオリン「五十嵐さやか」〜2018年2月、第266回定期演奏会プログラムより
(*3): YBCラジオ「ミュージックブランチ」
(*4): 青山友紀〜YBC山形放送アナウンサー

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しばらくぶりに「鶏もも肉のプルーン煮」を作る

2023年09月15日 06時00分10秒 | 料理・住まい
シンクイムシ対策が功を奏し、せっかくプルーンが収穫できましたので、しばらくぶりに「鶏もも肉のプルーン煮」を作りました。妻のリクエストもありましたので、ちょうどよいタイミングでした。


材料やレシピ等は、過去記事のとおりです。鶏もも肉は一口大に切り、塩コショウをしておきます。


タマネギは薄切り、プルーンは均等に分けられるように縦に六つ割りにしましたが、四つ割り、あるいは2分割でも良いかもしれません。緑がほしいので、妻に何かない?と尋ねてみたら、万願寺とうがらしがあるそうな。


ニンニクを低温のサラダ油に香りを移し、


鶏もも肉を皮を下にして焼きます。


両面が焼けたらタマネギを散らし、しんなりするまで加熱、混合調味料を加えて煮ます。


5分位で万願寺とうがらしを投入、


さらに5分位煮ます。


出来上がりを皿に盛り付け。


今回は、カボチャの天ぷらの残りとナスの漬物、ゴーヤとコウナゴの佃煮、などで和洋折衷の献立となりました。


マグカップには、珍しく日本酒「六歌仙」をレンジでチンしたものが入っています。


満足感と共に、美味しくいただきました。プルーンは娘のところに送り、お母さんの介護をしているご近所同級生にも届け、喜ばれました。ちょっとしたことですが、誰かが理解してくれていると思うだけで、力づけられるような気がするんですよ。

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収穫の秋、プルーンの出荷も一段落。

2023年09月14日 06時00分21秒 | 週末農業・定年農業
9月も中旬になったのに、日中はまだまだ30度を超える暑さです。残暑というよりも晩夏真っ盛りという感じでしょうか。それでも収穫の秋とはよく言ったもので、桃の出荷が終わりホッとして一休みして、こんどはシュガープルーンの収穫と出荷です。こちらは、長女が生まれるときに20年位前に妻が職場に回ってきた注文書で記念にたまたま購入して植えた苗木(*1)がどんどん大きくなり、剪定も不得要領な年月の間にどんどん大きくなって、いつの間にかサクランボの樹を超える巨木になってしまったという代物です。昨年と一昨年は、非常勤の助っ人業務もあってサクランボと桃の管理で精一杯となり、シンクイムシ被害により収穫ゼロとなりました。完全リタイアの今年は意地でも収穫したいと、年2回ナシヒメコンを設置し、土中から羽化する時期には10日おきに重点的に防除するなどして対策した結果、今年は豊作、摘果の効果もあって例年にないほどかなり大粒の実がなっています。



農協の集荷が休みの日をはさみ、二日間で収穫と出荷にほぼ目処を付けました。あわせて、隣家の同級生とご近所の同級生におすそ分け。公民館にも持っていったら、たいそう喜ばれました。プルーンというのは、要するに西洋スモモです。男性は「ふーん」てなもんですが、なぜか女性に人気があり、生食に、プルーン煮(*2)など料理に、ジャムにするなど、いろいろ活用してくれているようです。当方も「鶏もも肉のプルーン煮」のリクエストがありますので、久々に作ってみようかと思案しております。

(*1): 妻に「曖昧な記憶で書いてんじゃないわよ」と叱られたので、訂正(^o^)/ ちゃんと読んでいることが判明、うかつなことは書けません(^o^)/
(*2): プルーンの季節なので、「鶏もも肉のプルーン煮」を作ってみる〜「電網郊外散歩道」2019年9月

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同型のダイアリーを2年間使ってみて〜高橋書店「フェルテ9」

2023年09月13日 06時00分57秒 | 手帳文具書斎
昨年と今年は、手帳のスケジュール機能とダイアリーの日付順記録を統合し、高橋書店の「フェルテ9」という綴じ手帳1冊で過ごしてきましたが、2年間使ってみての長所と不満点を列挙すると、次のようになります。

    【長所】
  • 月間カレンダー型のスケジュール欄は、B6判の判型もあり、複数の予定も記入できる。欄外のスペースにはチェックリストや予定の細部などを記入でき、リタイア後の生活には充分なスペースがある。

  • ダイアリーのページでは、1日の記録に7行を使うことができる。うち2行を矢印等の記号で行動概要を記し、残りの5行を文章で、およその記録が可能な分量である。

  • しおりが2本あり、1本はスケジュールに、もう1本はダイアリー(行動記録)にと使い分けることができる。
  • プラチナ古典BBインクを使えば万年筆でも裏抜けなく記入可能で、紙面がわりに整って見える。
  • 表紙カバーの裏見返し部にはポケットが2つあり、演奏会チケットやフレネルレンズ等を常備して置けるので、うっかり忘れることがまずない。


一方、不満に感じている点は、

    【不満な点】
  • ダイアリーのページの時刻表示が朝8時〜夜12時までになっており、朝仕事の多い農作業の記録には不向きで、別色のペンで時刻表示をいちいち直さなければいけない。

  • パイロットやパーカーの万年筆インクでは裏抜けする。

などでしょうか。

総じて、細かな不満点はあるものの、大きく見れば現在の状況によく適合していると判断でき、特により良い製品が発表されない限り、同型の継続使用も良いのではないかと考えております。

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秋の声とともに来年の手帳・ダイアリーの話題が出始める

2023年09月12日 06時00分47秒 | 手帳文具書斎
秋の声と共に、書店には2024年の手帳・ダイアリーのコーナーができ、ブログ等でもはやくも新しい手帳の話題が出てくるようになりました。私も、在職当時は新年度の年間計画などを作成するため(*1)に、早目に手帳やダイアリーを入手して大枠を作り始めていたものでしたが、退職した今はそういった仕事も義務もありません。むしろ、ほんとに自分の都合だけで気に入った手帳ダイアリーを選んで使って良いのですから、わざわざ早い時期に入手しておく必要はもうないのです。

そのはずなのですが、やっぱり新鮮さに惹かれるのか、新しい手帳やダイアリーの話題にはつい目がそちらに向きます。そういえば、昨年と今年と、2年間続けて使っている高橋書店の「フェルテ9」のターコイズブルーの表紙のダイアリー(*2)は、本当のところどうなのだろう。長所と欠点を整理してみると、どうなるのだろう?

写真中、右側の黒い袋の中には、先日購入した低倍率のオペラグラスが入っています。

(*1): 秋の時期に手帳やダイアリーが売れる理由〜「電網郊外散歩道」2014年11月
(*2): 来年は手帳とダイアリーを一本化することに〜「電網郊外散歩道」2014年10月

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山形交響楽団第311回定期演奏会で酒井健治、モーツァルトを聴く

2023年09月11日 06時00分18秒 | -オーケストラ
9月10日の土曜日は、早朝から河川清掃ボランティアで草刈り作業に従事。前日はやはり早朝から農事実行組合の農業用水路の草刈りでしたので、2日続けての早朝労働となりました。終了後も思い立って反対側の堤防の管理用道路が蔓性の草がはびこっていましたので、これも刈り払いをして軽トラックが通れるようにしましたので、やや疲労気味。朝食後に昼寝をしようと思っていたら、野暮用が次々に発生して寝そびれてしまい、昼食後に山響定期のマチネに直行です。

駐車場は何かイベントがあったらしく混み合っていましたが、会場の山形テルサになんとか駐車できました。ホールに入ると、ステージ上はなんだか祭りの会場のような楽器の混み具合で、思わずびっくりです。西濱事務局長と指揮の阪哲朗さんに加えて、今回のプログラム最初の曲目「ジュピターの幻影」の作曲者、酒井健治さんも登場し、ヨーロッパ時代の話や曲についての話などを聞きました。滑舌の良い早口で、西濱さんとの掛け合いを聞いていると、どうやら関西のノリみたい(^o^)/

本日のプログラムは、

  1. 酒井健治:ジュピターの幻影
  2. モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467 務川慧悟(Pf)
  3. モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調「ジュピター」K.551
      阪哲朗指揮、山形交響楽団

というものです。

最初の曲目、酒井健治さんの「ジュピターの幻影」の楽器編成と配置がスゴイ。ステージ左から第1ヴァイオリン(8)、チェロ(4)、ヴィオラ(4)、第2ヴァイオリン(7)の対向配置、コントラバス(2)は左後方です。中央奥にフルート(2,うち1はpicc持ち替え)、オーボエ(2,うち1はEngHrn持ち替え)、その奥にクラリネット(2,スライドホイッスル持ち替え)、ファゴット(2,蛇腹ホース持ち替え)、木管楽器の両サイドに左がホルン(2)、右がトランペット(2)とやや小ぶりの編成ですが、その奥に並ぶパーカッション、鳴り物がスゴイ! プログラムノートによれば、アンティーク・シンバル、ヴィヴラフォン、チャイム、スプリングコイル、サスペンド・シンバル、ポリブロック、ウッドブロック、ムチ、タムタム、ラチェット、オクトブロック、ワルトトイフェル、マリンバ、ティンパニ、トムトム、トライアングル、ギロ、バスドラム、スネアドラム、ウォーターホーン、ハーモニックパイプ だそうです。

演奏が始まると、変わった響きの中にもところどころにモーツァルトの「ジュピター」交響曲の旋律が顔を出します。不思議な響きは何の音なのか、おそらく単一の音ではないのかも。ダイナミックに高揚する音楽と言うよりはむしろ、静的な祈りの音楽に近いのかもしれません。

続いて、ステージ中央にグランドピアノが引き出され、第2曲め、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番です。楽器編成と配置は、パーカッションはバロックティンパニだけになり、1st-Vn(8), Vc(5), Vla(5), 2nd-Vn(7), Cb(3) と通常編成に戻った弦楽5部に、Fl, Ob(2), Fg(2), Hrn(2), Tp(2), Timp というもので、弦楽5部の配置は同じで、Cl の位置に Hrn が座り、Tp の右にバロックTimp. という配置です。もちろん、ホルンとトランペットはモーツァルトが作曲当時の形のナチュラルタイプです。
演奏が始まるとなんとも気持ちが良い。ピアノの音は美しいし、溌溂とした音楽は耳に快いものです。早朝の作業の疲れもあってか、不覚にも第2楽章をうとうとしてしまいました。演奏者の皆さんには申し訳ないことながら、第3楽章の華々しい音楽に気持ちよく目覚めたという、なんとも締まらない状況です。でも、アンコールで演奏してくれたモーツァルトのピアノ・ソナタ イ短調 K.310 の第1楽章は、速いテンポで心に訴える力のある演奏でした。ぐっと来ました。

ここで15分の休憩です。
休憩の間に、山響の新しいCDの予約をしてきました。村川千秋指揮によるシベリウスの交響曲第3番ほか。ちょうど第3番のCDは持っていなかったので、願ったりかなったりです。9月22日頃に届く予定。これは楽しみです。

さて後半は、モーツァルトの交響曲第41番ハ長調「ジュピター」です。楽器編成と配置は、8-7-5-5-3 の弦楽5部は対向配置。これに Fl(1), Ob(2), Hrn(2), Fg(2), Tp(2), Timp. が加わります。ホルン、トランペットはナチュラルタイプ、バロックティンパニは1曲めの楽器配置の関係で右奥のトランペットの並びです。
この曲は手持ちのLPやCD等の録音も何種類かあり、実演でも飯森範親さん、鈴木秀美さんとの演奏等を聞いていますので、いわばふだんよく聴きなれた音楽の部類に入るでしょう。でも、阪哲朗さんとの「ジュピター」も良かった。オーケストラの響きが豪華でティンパニが効果的に作用し、抑制と開放が巧みに組み合わされた、実に聴き応えのある演奏でした。終楽章のフーガのところなど、ずっと聴いていたいと思わせる充実したもので、ほんとに良かった。聴衆の拍手の大きさと熱がよく物語っていたと思います。

終演後、気分良く帰宅しようと思っていたら、落とし穴がありました。駐車場から出ようとしたら、なんと、駐車券が見当たらない! いつものサンバイザーのカード入れにないのです。胸ポケットなどを焦って探しましたがどこに置いたのか記憶にない。後続の車は苛ついているだろうし、老害と言われても仕方がない事態です。スタッフの人に訳を話して誘導してもらい、車を駐車場に戻して隅から隅まで探しました。そうしたら、なんとショルダーバッグの背側ポケットにありました! おそらくは、いつものサンバイザーに入れようと思ったが一瞬やまぎん県民ホールと勘違いし、事前精算機で精算できるように胸ポケットに入れようとして、汗で湿ってしまうのを防ぐためにショルダーバッグの背ポケットに入れた、という流れだったのでしょう。

教訓:できるだけいつもと同じようにする。いつもと違うことをしたときは、意識してそれを覚えておく必要がある。


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「はじめてのドローン」講座を受講することに

2023年09月10日 06時00分56秒 | Weblog
天童市の市民プラザが主催する一日集中講座で「はじめてのドローン」というのを見つけ、申し込みました。果樹園のサクランボや桃を上空から見たらどんなふうに見えるのだろうとか、野鳥の群れに近づいて見たらどんなふうに見えるのだろうとか、あるいは防鳥ネットを張ったところを上空から見たら実際はどんな状況なのだろうとか、様々な点からドローンに興味を持ってはいましたがなかなか体験するには至らず、良い機会と考えた次第。9月16日の土曜日、午前中の90分の予定ですが、若い人が中心? どんな内容なのか興味深いところです。受講料は2,200円、教材費が200円。

(*1): 【一日集中講座】「はじめてのドローン」〜天童市民プラザ

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