現在、世間では、リフォームで書斎や書斎コーナーをつくることがブームなのだそうです。その原因はいろいろあるのでしょうが、団塊ジュニアが家を離れ、子ども部屋等が空いた家庭が多いことに加え、団塊世代の大量退職で、暇になった時間を、机の前でゆっくりと使いたい、という希望が強くなったためでしょうか。
かつては、書斎というと書棚に万巻の書をイメージしたものですが、今は少し違うようです。その理由は、もちろん、パソコンとインターネットでしょう。この件は、前に記事(*)にしました。
実際にリフォームを請け負う業者も、お客さんがパソコンを使うかどうかで、書斎の考え方を変えるのだそうです。もし、パソコンを使うお客さんの場合は、電話回線と採光や照明とを重視します。逆に、パソコンを使わない場合は、趣味のコレクションを飾る立派な棚や、オーディオヴィジュアル機器用の棚などが主役となるのだそうです。なるほど、という感じです。故・長岡鉄男氏の部屋を思い出せばいいのでしょうか。
では、パソコンとインターネットが中心のもののイメージは?
これは、もっとずっと「普通の」ような気がします。リビングの一部に、ちょっとした小型の書棚とデスクを置き、そこにパソコンとプリンタが置いてある。書棚には読みかけの本の他に、ネット上にはないローカルな、あるいはごくプライベートな資料がある、といったイメージです。デスクは子どもの学習机のお下がりでもかまわないけれど、椅子と照明だけはいいものを新調した方がいいかもしれません。
実際、たいていの調べものはネットで間に合います。ネット情報で間に合わないものは、もうそろそろ自分で調べるしかない領域に入っているのでは。退職後、借りた畑で野菜や草花を育てながら、日常や来し方をブログに綴ったり、ご近所づきあいで頼まれた会報の原稿を書いたりする日常は、きっと楽しいことだろう、などと想像することが、書斎や書斎コーナーのブームの背景にあるのでしょう。
(*):「この20年で、書斎のイメージはどう変わったか」~電網郊外散歩道
かつては、書斎というと書棚に万巻の書をイメージしたものですが、今は少し違うようです。その理由は、もちろん、パソコンとインターネットでしょう。この件は、前に記事(*)にしました。
実際にリフォームを請け負う業者も、お客さんがパソコンを使うかどうかで、書斎の考え方を変えるのだそうです。もし、パソコンを使うお客さんの場合は、電話回線と採光や照明とを重視します。逆に、パソコンを使わない場合は、趣味のコレクションを飾る立派な棚や、オーディオヴィジュアル機器用の棚などが主役となるのだそうです。なるほど、という感じです。故・長岡鉄男氏の部屋を思い出せばいいのでしょうか。
では、パソコンとインターネットが中心のもののイメージは?
これは、もっとずっと「普通の」ような気がします。リビングの一部に、ちょっとした小型の書棚とデスクを置き、そこにパソコンとプリンタが置いてある。書棚には読みかけの本の他に、ネット上にはないローカルな、あるいはごくプライベートな資料がある、といったイメージです。デスクは子どもの学習机のお下がりでもかまわないけれど、椅子と照明だけはいいものを新調した方がいいかもしれません。
実際、たいていの調べものはネットで間に合います。ネット情報で間に合わないものは、もうそろそろ自分で調べるしかない領域に入っているのでは。退職後、借りた畑で野菜や草花を育てながら、日常や来し方をブログに綴ったり、ご近所づきあいで頼まれた会報の原稿を書いたりする日常は、きっと楽しいことだろう、などと想像することが、書斎や書斎コーナーのブームの背景にあるのでしょう。
(*):「この20年で、書斎のイメージはどう変わったか」~電網郊外散歩道